秋山 豊子 (アキヤマ トヨコ)

Akiyama, Toyoko

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所属(所属キャンパス)

法学部 (三田)

職名

名誉教授

HP

外部リンク

総合紹介 【 表示 / 非表示

  • 遺伝形質の発現と分化に関する研究。脊椎動物の体色を決定する色素細胞において、色素(メラニン)産生を一つの指標としてこの分化形質が現れてくる仕組みを、遺伝子導入など分子遺伝学的アプローチを始めとして、細胞生物学・免疫学・生化学的アプローチから検索している。

経歴 【 表示 / 非表示

  • 1977年04月

    嘱託(法学部)

  • 1977年05月
    -
    1988年03月

    大学助手(法学部)(実験担当)

  • 1988年04月
    -
    1991年03月

    大学専任講師(法学部)

  • 1991年04月
    -
    1997年03月

    大学助教授(法学部)

  • 1995年05月
    -
    1995年09月

    大学法学部学習指導副主任

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学歴 【 表示 / 非表示

  • 1974年03月

    埼玉大学, 理工学部, 生化学科

    大学, 卒業

  • 1976年03月

    筑波大学, 理学研究科, 動物学専攻

    大学院, 修了, 修士

  • 1976年04月

    筑波大学, 生物物理化学研究科 博士課程

    大学院, 退学

学位 【 表示 / 非表示

  • 理学博士, 筑波大学, 論文, 1987年03月

 

研究分野 【 表示 / 非表示

  • ナノテク・材料 / 生物分子化学 (生物分子科学)

研究キーワード 【 表示 / 非表示

  • 分子生物学

  • 発生学

  • 遺伝学

研究テーマ 【 表示 / 非表示

  • ウコッケイ(ニワトリ)の過剰な体内色素産生の仕組み, 

    2006年
    -
    2009年

     研究概要を見る

    ウコッケイは体内の臓器のほとんどが黒い色を帯びていることで知られ、その鶏肉も、卵も、薬膳的な効果が期待されて珍重されている。その原因遺伝子や仕組みはまだ不明で、本研究はその原因を探ろうとするものである。

  • エンドセリンB2変異ニワトリにおける色素産生の制御機構の解析, 

    2005年
    -
    2015年

     研究概要を見る

    エンドセリンは脊椎動物の色素産生において、メラノサイトに非常に分裂促進効果があるペプチドである。その受容体の一つB2が欠落しているニワトリ系統が単離され、その系統を用いて、色素産生機構を解析する。

  • 一貫校からみた理科教育ー理科離れ防止とカリキュラム開発ー, 

    2004年
    -
    2006年

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    義塾の一貫校の中で理科教育の連携を強め、文系を目指す生徒や文系学生に理科離れを防止する。そのための意見交換とカリキュラムの開発を行う。

  • 色と紋様の総合科学, 

    2003年
    -
    2004年

     研究概要を見る

    動物の体色と紋様は、熱帯魚やチョウチョの鮮やかな色と模様、シマウマの縞模様やクジャクの羽の目玉模様などなど、その美しさに魅了されるものである。本研究はその体色発現と紋様形成を物理・化学・数学・生物学・心理学など多分野から総合的に研究しようとするものである。

 

著書 【 表示 / 非表示

  • 新編 色彩科学ハンドブック

    秋山 豊子, 東京大学出版会, 2011年03月

    担当範囲: 15

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    脊椎動物、無脊椎動物の体色、目の色、毛、羽毛や鱗の色など、体色を現わす色素とその産生の制御機構を記載した。

  • 単行本

    秋山 豊子, 培風館, 2006年04月

    担当範囲: 213

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    生物学は進歩が早く、専門的過ぎたり、内容が古くなっていたり、なかなか良い教科書にめぐり合わない。ならばということで、生命のしくみの面白さが伝えられるように、現在の生物のフロントも理解されるようにと願って書いた生物学の教科書である。生物学分野の入門者、専門外の大学生、医療関係の専門学校生、関心のある一般人にも読んで貰いたい。

  • 色素細胞

    秋山豊子, 東京都 慶應義塾大学出版会, 2001年10月

    担当範囲: 193-206

     概要を見る

    色素細胞は動物の皮膚や眼、羽毛などにあってその体色を決定する効果器の細胞であるが、本著はその機能と発生分化の分子機構からメラノ-マなど色素性疾患への対応を探っている。

論文 【 表示 / 非表示

  • Gene duplication of the endothelin 3 is closely correlated with the hyperpigmentation of internal organs (Fibromelanosis) in Silky chickens

    四宮 愛、萱嶋泰成、木下圭司、水谷 誠、並河鷹夫、松田洋一、秋山 豊子

    ジェネティックス (The Genetics Society of America)  190   627-638 2012年02月

    研究論文(学術雑誌), 共著, 査読有り

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    さまざまな珍奇な特徴を持つ鶏の1系統のウコッケイ(烏骨鶏)は色素産生の上から見ても、体内臓器のほとんどが黒色を帯びるというユニークな特徴を持っている。これは多くの色素を産生する細胞(メラノサイト)が体内臓器の間充織に入り込んでいるためである。メラノサイトの分化と増殖について、重要な知見となるため、この原因遺伝子を解析し、染色体20番のある領域に特定した。更に、その部分に130Kbの重複領域があり、この中に色素産生に重要な役割を果たすエンドセリン3が含まれていることを明らかにした。

  • Autosomal albino chicken mutation (ca/ca) deletes hexanucleotide (GACTGC817)

    秋山 豊子

    at a copper binding site of the tyrosinase gene.Poultry Science*Poultry Science Association  ( 79 )  2000年

    研究論文(学術雑誌), 単著

  • Analysis of Endothelin receptor expression in Medaka Fish Pigment Cells using the specific antibodies

    Pigment Cell Research*International Federation of Pigment Cell Society 13 ( 5 )  2000年10月

    共著

  • Endothelin receptor cDNA cloning from melanophores of Medaka fish, Oryzias latipes.

    秋山 豊子

    Pigment Cell Research *International Federation of Pigment Cell Society 13 ( 3 )  2000年06月

    研究論文(学術雑誌), 共著

  • 動物の体色発現と紋様形成の仕組みI 色素細胞の発生における遺伝子制御と数学モデルー「色と紋様の総合科学」共同研究報告ー

    秋山 豊子、佐々木誠、竹中淑子

    慶應義塾大学日吉紀要 自然科学  ( 37 ) 73-94 2005年03月

    研究論文(大学,研究機関等紀要), 共著

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KOARA(リポジトリ)収録論文等 【 表示 / 非表示

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研究発表 【 表示 / 非表示

  • 系統の異なるニワトリ間での胚発生におけるエンドセリンとその受容体の発現

    秋山 豊子・萱嶋 泰成

    第12回ヨーロッパ色素細胞学会年次大会 (Paris,France) , 

    2004年09月

    ポスター発表, ヨーロッパ色素細胞学会

     概要を見る

    数種の色素産生変種のニワトリ間でエンドセリンとその受容体の発現量を定量的RT-PCR法で解析した。加えて蛍光抗体法でも確認した。

  • ニワトリの発生に伴う色素細胞の色素産生と移動能の関連について

    萱嶋泰成、橋本光一郎、玉置禎紀、秋山 豊子

    第76回日本動物学会年次大会 (つくば市) , 

    2005年10月

    ポスター発表, 日本動物学会

  • ウコッケイに見られるET3の高発現は体内臓器に見られる顕著な色素産生の第一段階である

    秋山 豊子、萱嶋泰成、玉置禎紀、橋本光一郎

    第19回国際色素細胞学会 (ワシントンDC, アメリカ合衆国) , 

    2005年09月

    ポスター発表, 国際色素細胞学会連合

  • ウコッケイの体内メラニン産生の機構解析-増殖因子と受容体の関係-

    萱嶋泰成・長谷純崇・橋本光一郎・玉置禎紀・秋山豊子

    第75回日本動物学会年次大会 (神戸市(甲南大学)) , 

    2004年09月

    ポスター発表, 日本動物学会

     概要を見る

    色素産生に関する成長因子のひとつと考えられるエンドセリンとその受容体について発現量を定量した。発生時期と胚における部域について名古屋コーチンと比較した。

  • 劣性不完全アルビノ(c/c)ニワトリの分子遺伝学的解析

    倉林 敦、秋山豊子

    日本動物学会 Vol18、supplement (福岡) , 

    2001年10月

    ポスター発表, 日本動物学会

     概要を見る

    ニワトリにはチロシナーゼ(c)遺伝子座が原因とされる3種の劣性白色種が存在するが、白色プリマス種から分離されたc/c系統はチロシナーゼのプロモーター領域の変異によるチロシナーゼ発現量の低下に起因すると考えられる。(全30ページ)

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Works 【 表示 / 非表示

  • 成績評価について語ろう~私の考える成績評価~

    秋山 豊子

    2007年12月
    -
    継続中

    その他, 共同

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    成績評価は教育の質を保証するものとして社会から注目されてきたが、現在、厳格化が求められている。成績評価は個人に任されたものの、教員間ではあまり議論されて来なかった。成績評価の方法とあるべき姿について報告し、話題を提供した。

  • 科学技術の知識を広げるために

    秋山 豊子

    2007年07月
    -
    継続中

    その他, 単独

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    文系学生への自然科学教育として遺伝子の知識を身につけるため、遺伝子鑑定の実験を行っている。

  • 慶應義塾一貫校理科担当教員による公開意見交歓会

    秋山 豊子

    2007年02月
    -
    継続中

    その他, 共同

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    学事振興資金共同研究班『平成18年度一貫校からの理科教育を考えるー理科離れと文系学生のための自然科学教育ー」の活動の一環として意見交換会を開催した。普通部の谷口真也 「慶應義塾普通部の理科教育について」、志木高の井澤智浩 「志木校における理科教育」、大学生物学教室の萱嶋泰成 「一貫校の連続性を活かした生物実習プログラム」と題して話題を提供した。

  • 実験を重視した文系学生への自然科学教育 (公開シンポジウム)1・2年次における自然化学実験の特色ある取り組み 東京大学教養学部付属教養開発機構シンポジウム

    秋山 豊子

    2006年12月
    -
    継続中

    その他, 単独

  • 2006年度 日吉キャンパス公開講座「自然と科学と人間」にて講演 “生物科学から見た「科学」の楽しみと「科学」に必要なこと”

    秋山 豊子

    2006年11月
    -
    継続中

    その他, 単独

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受賞 【 表示 / 非表示

  • Best Poster Award

    秋山豊子 倉林 敦、寺本-飛田孝行, 2000年12月, 第14回日本色素細胞学会, 特異抗体を用いたメダカ色素細胞のエンドセリン受容体発現の解析

    受賞区分: 国内学会・会議・シンポジウム等の賞

  • Travel Award

    秋山豊子, 1999年12月, 国際色素細胞学会, Endothelin receptor cDNA cloning from melanocytes of medaka fish, Oryzias latipes.

    受賞区分: その他

  • Best Poster Award

    秋山豊子 松本二郎, 1983年09月, 第12回国際色素細胞学会, Microinjection studies of the effects of anti-actin antibody, phalloidin and DNase I on pigment migration in swoardtail erythrophores.

    受賞区分: 国内外の国際的学術賞

 

所属学協会 【 表示 / 非表示

  • 国際色素細胞学会連合, 

    2005年12月
    -
    継続中
  • 日本色素細胞学会, 

    2002年12月
    -
    継続中

委員歴 【 表示 / 非表示

  • 2005年12月
    -
    継続中

    国際色素細胞学会連合理事, 国際色素細胞学会連合

  • 2002年12月
    -
    継続中

    日本色素細胞学会理事, 日本色素細胞学会