著書 - 井上　京子

ピダハン!

エヴェレット、ダニエル L. (訳：屋代通子), みすず書房, 2012年03月

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南米のピダハン族の言語について調べた著者エヴェレットが、自身の研究史とピダハンの文化・言語について綴った読み物。一般向けの読み物だが、言語人類学の現状や言語学全体についての、著者の見解・主張もしっかりと織り込まれており、特に、ピンカーの言う「言語本能」がどこまで言語や文化を規定しているかについて、ピンカーやチョムスキー派の主張の一部に疑義を唱える論争的な内容も含まれている。全体部分の校閲を担当。

『ことば・空間・身体』篠原和子・片岡邦好編

井上 京子, ひつじ書房, 2008年03月

担当範囲: 101-128

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2002年に刊行した『認知言語学II』掲載の論文を再録したもの

言語科学の百科事典

井上 京子, 丸善株式会社, 2006年07月

担当範囲: 427-437

新版日本語教育事典

井上 京子, 大修館書店, 2005年12月

担当範囲: 543-545, 558

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1982年初版本を21世紀の日本語教育のあり方を展望した新たな事典として全面改訂。「言語と文化・社会」、「言語の普遍性」、「言語人類学」項目担当。

養老孟司　ガクモンの壁

井上 京子, 日本経済新聞社　日経ビジネス人文庫, 2003年08月

担当範囲: 57-78

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1999年6月に刊行した『養老孟司・学問の格闘』を文庫化したもの

言語学II＜英語学文献解題第2巻＞

井上 京子, 研究社, 2000年10月

担当範囲: 18-9, 57-8

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近年注目を集めている言語相対説再評価を論じた文献を２点紹介。すなわちFoley, W.著 Anthropological Linguistics, およびGumperz, J. et al. eds., Rethinking Linguistic Relativityについて考察した。

養老孟司・学問の格闘

井上 京子, 日本経済新聞社, 1999年06月

担当範囲: 56-76

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言語人類学から見た人間観を対談で論戦

もし「右」や「左」がなかったら:言語人類学への招待

井上 京子, 大修館書店, 1998年05月

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サピア・ウォーフ仮説の検証を空間と言語、身体と言語、そしてモノと言語の３部構成でまとめ、カテゴリー化と文化的制約の実証を試みた。

イリノイ大学人類学部Ph.D.論文

井上　京子, 1993年

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言語カテゴリーが人間の認知手段と密接な関わりがあるという仮説を「助数詞」の語用法に焦点を当て、アメリカと日本で行ったフィールドワークのデータを基に詳細に検証した。