研究発表 - 松岡　由幸

「2022年度デザイン科学基礎講座 タイムアクシスデザイン（時間軸設計）講習会」，日本設計工学会，日本デザイン学会，日本機械学会・デザイン塾共催，オンライン

2023年09月

「2023年度「デザイン科学」基礎講座 (全３回)　～人はなぜ，創造できるのか？ この新理論が，革新的開発力の”体幹”を創り出す！～」，日本設計工学会・日本機械学会・日本デザイン学会・デザイン塾共催，オンライン

2023年08月

「2023年度 デザイン科学講座　プラスチック製品の企画・デザイン・設計講習会～プラスチック独自の魅力を引き出す，“10”のノウハウ～」，日本設計工学会・日本機械学会・日本デザイン学会・デザイン塾共催，オンライン

2023年07月

「慶應デザイン塾：日本のものづくりに必要な新科学技術と時間軸設計」，デザイン塾主催，日本デザイン学会，日本機械学会，日本設計工学会共催

2023年07月

デザイン塾：現代設計学事典の編纂について, 日本機械学会・日本設計工学会・日本デザイン学会・デザイン塾共催

2023年07月

, 

公開講演，セミナー，チュートリアル，講習，講義等

「形状設計ノウハウ講習会」，日本設計工学会主催，日本機械学会・デザイン塾後援，オンライン

2023年06月

「ポストデザイン思考：新たな価値を生み出すMメソッド」，石川県鉄工機電協会主催デザインセミナー

2023年02月

デザイン関連学会委員会　Design　Square

2022年12月

, 

デザイン関連学会ネットワーク

「日本デザイン学会秋季企画大会デザイン関連学会シンポジウム」，日本デザイン学会＆デザイン関連学会ネットワーク主催

松岡由幸，他

2022年10月

Design Science towardsIntegration of Design (Keynote Speech)

松岡由幸

UMTIK2022, 

2022年09月

デザイン塾：”創発“の本質と日本人～新たな時代を拓くために　デザイン塾，日本デザイン学会，日本機械学会，日本設計工学会共催，

松岡由幸、他

2022年07月

, 

公開講演，セミナー，チュートリアル，講習，講義等

「2022年度デザイン科学基礎講座（特別企画）時を紡ぐタイムアクシスデザイン（時間軸設計）」，日本設計工学会，日本デザイン学会，日本機械学会・デザイン塾共催

松岡由幸

（オンライン） , 

2022年07月

-

2022年08月

, 

公開講演，セミナー，チュートリアル，講習，講義等

「デザイナー，エンジニア，経営者，研究者のための『デザイン科学』基礎講座（全3回）～人はなぜ創造できるのか」，日本設計工学会・日本機械学会・日本デザイン学会・デザイン塾共催

松岡由幸、他

（オンライン） , 

2022年07月

, 

公開講演，セミナー，チュートリアル，講習，講義等

デザイン塾:現代設計学事典の編纂について, 日本機械学会・日本設計工学会・日本デザイン学会・デザイン塾共催

2022年07月

, 

公開講演，セミナー，チュートリアル，講習，講義等

『「デザインする」を科学する』，慶應義塾大学理工学概論特別講義

松岡由幸

2022年06月

, 

公開講演，セミナー，チュートリアル，講習，講義等

「形状設計ノウハウ講習会」，日本設計工学会主催，日本機械学会・デザイン塾後援

松岡由幸

（オンライン） , 

2022年06月

, 

公開講演，セミナー，チュートリアル，講習，講義等

「2021年度デザイン科学基礎講座（特別企画）タイムアクシスデザイン（TaD）の新時代」，日本設計工学会，日本デザイン学会，日本機械学会・デザイン塾共催

松岡由幸

（オンライン） , 

2022年02月

, 

公開講演，セミナー，チュートリアル，講習，講義等

「自我のすゝめ 〜ブルシット・ジョブ化が進むデザイン」，2021年度デザイン関連学会シンポジウム講演

2021年11月

「デザイナー，エンジニア，経営者，研究者のための『デザイン科学』基礎講座（全3回）」，日本設計工学会・日本機械学会・日本デザイン学会・デザイン塾共催

松岡由幸

（オンライン） , 

2021年11月

「経営者，企画・設計者のための新製品開発のヒント」，石川県鉄工機電協会主催デザインセミナー講演(2)

2021年10月

「経営者，企画・設計者のための新製品開発のヒント」，石川県鉄工機電協会主催デザインセミナー講演(1)

2021年09月

2021年度形状設計ノウハウ講習会」，日本設計工学会主催，日本機械学会・日刊工業新聞社後援

松岡由幸

（オンライン） , 

2021年09月

, 

公開講演，セミナー，チュートリアル，講習，講義等

GANによるデザインコンセプトに基づくテクスチャの多様解候補導出システムの開発

下村将基，大場元人，小門直人，加藤健郎，松岡由幸

Designシンポジウム2021, 

2021年07月

杢目調テクスチャにおける動的視覚評価構造

椎谷友貴，木下将太朗，加藤健郎，松岡慧，松岡由幸

Designシンポジウム2021, 

2021年07月

皮革テクスチャにおけるプラスチック感と高級感

木下将太朗，田仲純也，松岡慧，加藤健郎，松岡由幸

Design シンポジウム2021, 

2021年07月

日本デザイン学会，日本機械学会，日本設計工学会，デザイン塾共催，デザイン塾：タイムアクシスデザインを惟（おもん）みる，講演

2021年07月

「デザインの科学」，慶應義塾大学理工学概論特別講義

松岡由幸

2021年06月

皮革テクスチャにおける視覚評価と物理特性の関係分析

木下将太朗，田仲純也，松岡慧，加藤健郎，松岡由幸

日本設計工学会2021年度春季大会研究発表講演会, 

2021年05月

杢目調テクスチャの動的視覚評価と物理特性の関係分析

椎谷友貴，木下将太朗，松岡慧，加藤健郎，松岡由幸

日本設計工学会2021年度春季大会研究発表講演会, 

2021年05月

「形状設計ノウハウ講習会」，日本設計工学会主催，日本設計工学会主催，日本機械学会・日刊工業新聞社・デザイン塾後援

松岡由幸

（オンライン） , 

2021年02月

, 

公開講演，セミナー，チュートリアル，講習，講義等, 日本設計工学会

場と時間を活かしたデザイン設計～タイムアクシスデザイン，時間を活かした新たな設計の潮流」，石川県鉄工機電協会主催デザインセミナー講演(2)

2021年02月

場と時間を活かしたデザイン設計～製品開発の最新動向の紹介と場の活かし方」，石川県鉄工機電協会主催デザインセミナー講演(1)

2020年12月

山形大学グリーンマテリアル成型加工研究センター＆YU-COE(S)ソフトマテリアル創製研究拠点第55回合同セミナー，プラスチックの魅力とデザイン～そしてそのタイムアクシスデザインの可能性，リモート講演

2020年10月

第50回公益社団法人日本口腔インプラント学会記念学術大会特別シンポジウム，AIによるオーダーメイド治療デザイン（設計）の可能性～デザイン科学の視点から一考をそえて，リモート講演

2020年09月

日本システムデザイン学会第1回研究大会，システムデザイン学への期待～デザイン科学その文脈と展望から惟みて，［基調講演］，リモート講演

2020年09月

日本デザイン学会，日本機械学会，日本設計工学会，デザイン塾共催，デザイン塾：タイムアクシスデザインが社会にできること，講演

2020年02月

形状設計ノウハウ＆演習

松岡由幸

石川県鉄工機電協会デザインセミナー2, 

2020年01月

, 

公開講演，セミナー，チュートリアル，講習，講義等, 石川県鉄工機電協会

形状設計ノウハウ&演習，石川県鉄工機電協会主催デザインセミナー講演(2)

2020年01月

プラスチックの活かし方，南条装備工業セミナー，講演

2019年12月

素材を活かしたデザイン設計，石川県鉄工機電協会主催デザインセミナー講演(1)

2019年12月

素材を活かしたデザイン設計

石川県鉄工機電協会デザインセミナー1, 

2019年12月

, 

石川県鉄工機電協会

『デザイン科学事典』出版とデザイン科学の今後

松岡由幸

2019年度日本デザイン学会秋季企画大会, 

2019年11月

, 

日本デザイン学会

　概要を見る

特別講演

タイムアクシスデザインのための数理モデルの体系化

前澤健介，田中慎一，平尾章成，加藤健郎，松岡由幸

2019年度Designシンポジウム, 

2019年11月

多目的最適化によるタイムアクシスデザイン手法のシートデザインへの適用

平尾章成，加藤健郎，松岡由幸，金東鉉，林章弘，佐々木良隆

2019年度Designシンポジウム, 

2019年11月

マルチタイムスケール問題のためのタイムアクシスデザイン手法

平尾章成，加藤健郎，松岡由幸

2019年度Designシンポジウム, 

2019年11月

デザインとデザイン科学，その文脈と展望

松岡由幸

2019年度Designシンポジウム, 

2019年11月

　概要を見る

基調講演

タイムアクシスデザインのたしなみ～日本人の精神的遺産をいかして

松岡由幸

2019年度デザイン関連学会シンポジウム, 

2019年11月

, 

道具学会

デザインがこれからの社会にできること

松岡由幸

2019年11月

, 

デザイン塾×道具学会

デザインとデザイン科学，その文脈と展望，2019年度Designシンポジウム，[基調講演]

2019年11月

デザイン塾×道具学会主催，日本デザイン学会，日本機械学会，日本設計工学会共催，デザイン塾：これからのデザインが社会にできること，講演

2019年11月

タイムアクシスデザインのたしなみ，2019年度デザイン関連学会シンポジウム（道具学会幹事），［招待講演］

2019年11月

『デザイン科学事典』出版とデザイン科学の今後，2019年度日本デザイン学会秋季企画大会，[特別講演]

2019年11月

プラスチック，その魅力とタイムアクシスデザインの可能性～これ以上，プラスチックが悪者扱いされないために

松岡由幸

ORISTシンポジウム, 

2019年10月

, 

大阪産業技術研究所

モノづくり×モノづかいのデザインサイエンス～経営戦略に新価値をもたらす10の知恵

松岡由幸

日本VE協会経営者フォーラム, 

2019年09月

, 

日本VE協会

デザインとモデリング

加藤健郎，松岡由幸

第21回日本感性工学会大会，企画セッション7 モデリング研究会「感性モデリング最前線〜認知・脳・デザイン・システムの観点から」, 

2019年09月

, 

日本感性工学会

多様な走行場と複数ユーザに対応した価値成長モビリティのタイムアクシスデザイン

古郡了，末冨隆雅，加藤健郎，松岡由幸

日本機械学会　第29回設計工学システム部門講演会, 

2019年09月

AGE思考に基づくデザイン方法の選択指針の構築

榮佑馬，加藤健郎，松岡由幸

日本機械学会　第29回設計工学システム部門講演会ワークショップ, 

2019年09月

, 

日本機械学会

Mメソッドのデジタルシステム化

井関大介，田中快汰，加藤健郎，松岡由幸

日本機械学会　第29回設計工学システム部門講演会ワークショップ, 

2019年09月

日本産業とタイムアクシスデザイン

松岡由幸

日本機械学会　第29回設計工学システム部門講演会ワークショップ, 

2019年09月

, 

日本機械学会

日本産業とタイムアクシスデザイン，日本機械学会 第29回設計工学システム部門講演会ワークショップ，東北大学，講演

2019年09月

モノづくり×モノづかいのデザインサイエンス～経営戦略に新価値をもたらす10の知恵，経営者フォーラム，公益社団法人 日本バリュー・エンジニアリング協会，講演

2019年09月

イノベーションへの道しるべ

松岡由幸, 佐藤浩一郎, 加藤健郎

第2回創発・最適設計講習会Ⅰ（創発設計）, 

2019年08月

, 

日本設計工学会

時を紡ぐタイムアクシスデザイン

松岡由幸

全国高校デザイン教育研究会 第57回全国大会, 

2019年08月

, 

全国高校デザイン教育研究会

タイムアクシスデザイン～新たなモノづくり×モノづかいへの誘い

松岡由幸

デザイン塾：タイムアクシスデザイン～新たなモノづくり×モノづかいへの誘い, 

2019年07月

, 

デザイン塾

タイムアクシスデザインによる自動車シート開発

金東鉉，林彰弘，佐々木良隆，平尾章成，加藤健郎，松岡由幸

デザイン塾：タイムアクシスデザイン～新たなモノづくり×モノづかいへの誘い, 

2019年07月

, 

デザイン塾

マルチタイムスケール問題を考慮したタイムアクシスデザインメソッドとその自動車シートデザイン適用

平尾章成，加藤健郎，松岡由幸，金東鉉，林彰弘，佐々木良隆

デザイン塾：タイムアクシスデザイン～新たなモノづくり×モノづかいへの誘い, 

2019年07月

, 

デザイン塾

「視点場」のデザイン(poster)

柯永林，水津功，松岡由幸

日本デザイン学会，第66回春季研究発表大会,, 

2019年06月

, 

日本デザイン学会

デザイン学とデザイン科学，その本質～『デザイン科学事典』編纂が意味するもの（オーガナイズドセッション）

松岡由幸

日本デザイン学会，第66回春季研究発表大会,, 

2019年06月

, 

日本デザイン学会

感動モデルに基づくデザイン手法の提案

柳井悠，松岡由幸，水津功

日本デザイン学会，第66回春季研究発表大会,, 

2019年06月

, 

日本デザイン学会

デザイン思考モデルにおけるAI技術の活用

下村将基，大場元人，須田麻友香，加藤健郎，松岡由幸

日本デザイン学会，第66回春季研究発表大会,, 

2019年06月

, 

日本デザイン学会

マルチタイムスケール問題に多目的最適化を用いたタイムアクシスデザイン

平尾章成，小鯖智之，前澤健介，田中慎一，加藤健郎，松岡由幸，金東鉉，林章弘，佐々木良隆

自動車技術会2019年春季大会, 

2019年05月

, 

自動車技術会

マルチタイムスケール問題に対応するタイムアクシスデザイン

加藤健郎，小鯖智之，前澤健介，田中慎一，平尾章成，松岡由幸

日本設計工学会，春季研究発表講演会, 

2019年05月

, 

日本設計工学会

恒等写像ニューラルネットワークと状態遷移モデルを用いた自動車制御システムのタイムアクシスデザイン

古郡了，末冨隆雅，加藤健郎，松岡由幸

日本設計工学会，春季研究発表講演会, 

2019年05月

, 

日本設計工学会

心理時間を組み込んだタイムアクシスデザインモデルに関する一考察

前田真里奈，佐藤航大，松岡由幸

日本設計工学会，春季研究発表講演会, 

2019年05月

, 

日本設計工学会

ベイジアンネットワークをもちいた価値因果構造モデル構築手法

青木育也，加藤健郎，松岡由幸

日本設計工学会，春季研究発表講演会, 

2019年05月

, 

日本設計工学会

製品開発初期におけるAIを用いた発想支援システムの構築(テキスト情報と画像情報の有効性検証)

下村将基，大場元人，須田麻友香，加藤健郎，松岡由幸

日本設計工学会，春季研究発表講演会, 

2019年05月

, 

日本設計工学会

Mメソッドシステムの開発

井関大介，余部昇太，田中快汰，加藤健郎，松岡由幸

日本設計工学会，春季研究発表講演会, 

2019年05月

, 

日本設計工学会

デザイン統合に向けた多空間デザインモデルに基づく工学設計と工学デザインの研究の特徴分析

榮佑馬，加藤健郎，松岡由幸

日本設計工学会，春季研究発表講演会, 

2019年05月

, 

日本設計工学会

タイムアクシスデザインの視点を考慮した長時間着座時における疲労低減シートの開発

金東鉉，林章弘，佐々木良隆，松岡由幸

自動車技術会2019年春季大会, 

2019年05月

, 

自動車技術会

デザイン科学は「令和」新時代のエスキースを描くか？

松岡由幸

デザイン塾：デザイン科学は「令和」新時代のエスキースを描くか？ （慶應義塾大学矢上キャンパス） , 

2019年04月

, 

公開講演，セミナー，チュートリアル，講習，講義等, デザイン塾

モノづくり＆経営戦略に新価値をもたらす３つの知恵Ⅱ~AGE思考で思いつく，創発に学ぶ，Mメソッドで開発する

松岡由幸

石川県鉄工機電協会デザインセミナー, 

2019年02月

, 

公開講演，セミナー，チュートリアル，講習，講義等, 石川県鉄工機電協会

モノづくり＆経営戦略に新価値をもたらす３つの知恵Ⅰ~感動を生み出す，価値成長を仕掛ける，タイムアクシスデザインで拓く

松岡由幸

石川県鉄工機電協会デザインセミナー, 

2019年01月

, 

公開講演，セミナー，チュートリアル，講習，講義等, 石川県鉄工機電協会

タイムアクシスデザインが拓く社会

松岡 由幸

日本機械学会 技術と社会部門講演会　技術と社会の関連を巡って：過去から未来を訪ねる （弓削商船高等専門学校） , 

2018年12月

, 

口頭発表（招待・特別）, 日本機械学会

　概要を見る

強靭で持続可能なモノづくりと社会のために、今必要とされているタイムアクシスデザインを紹介した。また、同デザインがもたらすモノづくり産業と未来社会について展望を述べた。

タイムアクシスデザインの数理モデル考

松岡 由幸

日本機械学会 第28回 設計工学・システム部門講演会 （沖縄県読谷村文化センター） , 

2018年11月

, 

シンポジウム・ワークショップ パネル（指名）, 日本機械学会

　概要を見る

タイムアクシスデザインに関するワークショップを行い、TADの数理モデル考について述べた。また、これまでの研究成果、意義、方法論などについても述べた。

製品開発の新価値創造と徹底効率を追求する

松岡 由幸

創発・最適設計講習会Ⅰ（創発設計） （早稲田大学西早稲田キャンパス） , 

2018年08月

, 

公開講演，セミナー，チュートリアル，講習，講義等, 日本設計工学会

　概要を見る

設計科学の概要、多空間デザインモデル、Мメソッドなどについての解説。

デザイン、デザイン科学研究の今

松岡 由幸

デザイン塾：多空間デザインモデルの理論と実践, 

2018年07月

, 

公開講演，セミナー，チュートリアル，講習，講義等

　概要を見る

平成30年、慶應義塾大学日吉キャンパス協生館にて開催されたデザイン塾において、デザイン科学研究の今について、また多空間デザインモデルについて述べた。

タイムアクシスデザイン（TaD)維新は新たな地平を拓くか？

松岡 由幸

日本デザイン学会　第65回春季研究発表会 （大阪） , 

2018年06月

, 

口頭発表（基調）, 日本デザイン学会

多空間デザインモデル

松岡 由幸

日本設計工学会2018年度春季大会研究発表講演会 （東京大学　本郷キャンパス） , 

2018年05月

, 

口頭発表（基調）, 日本設計工学会

　概要を見る

多空間デザインモデルの概要、その設計科学における位置づけ、および同モデルがもたらす効果について述べた。

人間とAIの創造性の「あいだ」

松岡 由幸

デザイン関連学会シンポジウム （九州産業大学） , 

2018年05月

, 

一般社団法人 芸術工学会

　概要を見る

AIが発想力を持つと近い将来モノづくり産業がどう変わるかという展望を述べた。また、デザインにおける「哲学」の重要性について述べた。

モノづくり×モノづかいの時代

松岡 由幸

デザイン塾：モノづくり×モノづかいのデザインサイエンス （慶應義塾大学　矢上キャンパス） , 

2018年04月

, 

公開講演，セミナー，チュートリアル，講習，講義等

　概要を見る

平成30年、慶應義塾大学　矢上キャンパス　創想館にて開催されたデザイン塾において、モノづくり×モノづかいの時代がデザインにもたらす新たな可能性について述べた。

プラスチックの逆襲～プラスチック独自の魅力構築に向けて

松岡 由幸

日本機械学会　設計工学システム部門講演会　ワークショップ, 

2017年09月

, 

シンポジウム・ワークショップ パネル（公募）, 日本機械学会

下関，"日本一夕陽の美しい街"構想

松岡 由幸

日本機械学会 設計工学システム部門 部門講演会2017, 

2017年09月

, 

口頭発表（基調）

　概要を見る

本講演は下関の観光デザインの一つとして「日本一夕陽の美しい街構想」についてそれに用いるタイムアクシスの概念と共に紹介した。なお、本講演は市民公開講座であり、本構想に対する市民の皆さんの賛同を得ることができた

デザイン科学と人工知能、そしてタイムアクシスデザイン～AI時代の口腔インプラント治療に一考を添えて

松岡 由幸

公益社団法人日本口腔インプラント学会関東・甲信越支部第8回学術シンポジウム：Dental Implant -Now＆Future, 

2017年08月

, 

口頭発表（招待・特別）

　概要を見る

本講演では，人間とAIの創造性の比較について，デザイン科学の基礎理論である「AGE思考モデル」に基づき，考察した．次に，未来のAI時代におけるインプラント治療に有用な３つのデザインシステム・手法を紹介した．さらに，デザイン科学における最新のトピックである「タイムアクシスデザイン」を紹介し，そのインフォームドコンセントへの活用の可能性について言及した．

そして、プラスチックの逆襲が始まった

松岡 由幸

デザイン塾：プラスチックの逆襲－プラスチック独自の美とは何か－, 

2017年07月

, 

公開講演，セミナー，チュートリアル，講習，講義等

　概要を見る

平成29年、慶應義塾大学日吉キャンパス来往舎にて開催されたデザイン塾において、プラスチックの意義や可能性について述べた。

多空間デザインモデルに基づくMメソッドシステムの提案

井関大介　　 安本雄貴　　 余部昇太　　 加藤健郎　　 松岡 由幸

日本デザイン学会第64回春季研究発表大会, 

2017年07月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

様々なデザイン行為包括的に扱うことが可能な多空間デザインモデルに基づくデザイン方法の1つであるMメソッドをデジタル化した，Mメソッドシステムを提案した．また，Mメソッドシステムを適用した実験を行い，同システムの課題点を抽出し，改善を行った．さらに改善されたMメソッドシステムを用いた実験を行い，アンケート調査を行った結果，Mメソッドシステムの有効性が検証された．

曲面形状における 「複雑さ」の指標

松本大志 加藤健郎 松岡 由幸

日本デザイン学会第64回春季研究発表大会, 

2017年07月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

3D-CADの普及に伴い，工業製品のスタイリングにおいて多様な曲面形状が用いられている．本研究では曲面形状の特徴量の一つであるガウス曲率積分が，ヒトの認知特性の一つである「複雑さ」の定量化において有効であることを示唆するとともに，「複雑さ」の指標を提案する意義について述べた．

タイムアクシスデザインに向けた価値成長要因とモデルの考察

小鯖智之 畑政貴 松岡 由幸

日本デザイン学会第64回春季研究発表大会, 

2017年07月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

価値成長における心理的要因を抽出し，物理的要因との関係を明らかにした．次に，価値成長事例において物理要素から心理要素が生じる過程を分析し，その特徴と４つの類型を得た．さらに，分析に基づいて価値成長過程をモデリングし，各類型の価値成長に寄与する要素を抽出した．以上により，価値成長の要因とモデルを示すとともに，タイムアクシスデザインに向けた研究課題を導出した．

デザイン領域と工学設計領域における研究対象の比較分析

向井翔太 榮佑馬 佐藤浩一郎 加藤健郎 松岡 由幸

日本デザイン学会第64回春季研究発表大会, 

2017年07月

　概要を見る

本稿では，実務の基礎となる研究分野を分析対象に，デザイン領域と工学設計領域の研究対象の経時的変化に関する特徴を，多空間デザインモデルに基づき抽出した後，両領域の比較分析を行った．その結果より，両領域の研究課題を示し，同課題の解決に向けた方法について考察した．

多空間デザインモデルに基づく座り心地研究の知識体系化

平尾章成 有田実花子 金侖慧 加藤健郎 松岡 由幸

日本デザイン学会第64回春季研究発表大会, 

2017年07月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

本報では、座り心地研究文献を多空間デザインモデルの枠組みで要素間の関係を3段階の知識体系として構築した。さらに、構築した知識体系を用いて助手席シートを題材に適用検証することで、知識体系による椅子・シートの設計支援の可能性を検証した。

タイムアクシスデザイン(TaD)の時代 ～AI・IoT時代のモノづくり×モノづかい産業とVR開発

松岡 由幸

Automotive Seminar(名古屋), 

2017年05月

, 

口頭発表（招待・特別）, OPTIS JAPAN

　概要を見る

AI・IoT時代におけるモノづくり創造の在り方を見据え、創造的思考モデル「AGE(エイジ)モデル」に基づいた人間と機械(AI)の強み・弱みの考察、今後の自動車開発に必要とされる「マルチコンカレント×モノづかい産業化に向けた「タイムアクシスデザイン(TaD)」」について、その方法論と意義について概説した。

タイムアクシスデザイン(TaD)の時代 ～AI・IoT時代のモノづくり×モノづかい産業とVR開発

松岡 由幸

Automotive Seminar(東京), 

2017年05月

, 

口頭発表（招待・特別）, OPTIS JAPAN

　概要を見る

AI・IoT時代におけるモノづくり創造の在り方を見据え、創造的思考モデル「AGE(エイジ)モデル」に基づいた人間と機械(AI)の強み・弱みの考察、今後の自動車開発に必要とされる「マルチコンカレント×モノづかい産業化に向けた「タイムアクシスデザイン(TaD)」」について、その方法論と意義について概説した。

タイムアクシスデザインの概念 -AI・IoT時代のモノづくり×モノづかい産業に向けて-

松岡 由幸

日本設計工学会第24回設計フォーラム, 

2017年05月

, 

口頭発表（招待・特別）

　概要を見る

前半には、AI・IoT時代におけるモノづくりの在り方を見据え、創造的思考モデル「AGE(エイジ)モデル」に基づいた人間と機械(AI)の強み・弱みの考察、それらの時代背景を受け、来るべき新たなモノづくり×モノづかい産業化に向けた「タイムアクシスデザイン(TaD)」について、その方法論を意義について概説した。

多空間デザインモデルへの誘い - デザイン科学の7つの視点

松岡 由幸

JEITAソフトウェアエンジニアリング技術ワークショップ, 

2016年12月

, 

口頭発表（基調）

　概要を見る

JEITAソフトウェアエンジニアリング技術ワークショップで行われた基調講演。デザイン行為における法則性の解明およびデザイン行為に用いられる知識の体系化を目指す学問である「デザイン科学」と、同学問に含まれるさまざまな枠組み（「多空間デザインモデル」や「松岡のデザイン思考モデル」など」）について、「7つの視点」を用いて概説した。

多空間デザインモデルを利用したデザイン・工学設計領域の研究論文の比較分析

榮佑馬、佐藤浩一郎、松岡 由幸

日本機械学会　　　　　　　　　　　 第26回設計工学・システム部門講演会 (USB), 

2016年10月

, 

口頭発表（一般）, 日本機械学会

　概要を見る

本報では両領域を代表する国内学会より発行された研究論文を対象に，両領域間における情報共有，知見の蓄積・継承のための研究課題を導出した．その結果，デザイン領域では意味・属性空間と状態空間の関係性導出，工学設計領域では物理空間と意味空間の関係性導出にそれぞれ焦点を置くべきこと，そして両領域に共通して価値空間の導出，および発想の取り扱いが必要と分かった

デザインの哲学～豊かさを再考するデザインは、『安心』と『欲望』の狭間で何を考えるか？

松岡 由幸

平成28年度日本デザイン学会 秋季企画大会, 

2016年10月

, 

シンポジウム・ワークショップ パネル（指名）

　概要を見る

人工物の大規模化・複雑化の推進によって生じた環境問題や安全問題について述べるとともに、同問題の解決に当たるうえで重要な学問とされるデザイン科学とデザイン哲学の両者について概説した。そのなかで、個人や社会の哲学を共有・議論する「哲学共考」と重要性について述べた。

多空間デザインモデルに基づく座り心地研究の体系的分析

平尾 章成、有田　実花子、金 侖慧、松岡 由幸

日本機械学会　　　　　　　　　　　 第26回設計工学・システム部門講演会 (USB), 

2016年10月

, 

口頭発表（一般）, 日本機械学会

　概要を見る

近年「座り心地」への注目が高まっており，研究が数多く行われている.しかし，研究の多様化により，知識は煩雑化し，椅子の設計・開発を行う際に，設計者が知識を的確に組み込むことが困難である.また，現在なされている研究を共有化できていないことから未研究領域に関する指針を得るのが困難となっている.そこで，本研究では，座り心地研究を体系的に分析し，これらの特徴を明らかにし，未研究領域の抽出を行う.

プラスチック製品独自の価値分析

亀坂瑠里子、楠雄磨、加藤健郎、松岡 由幸

日本機械学会　　　　　　　　　　　 第26回設計工学・システム部門講演会 (USB), 

2016年10月

, 

口頭発表（一般）, 日本機械学会

　概要を見る

プラスチックは他材料の代替品としての印象が強く,独自の価値の追求がなされていない．本研究では，既存の製品を用いてプラスチック独自の価値について分析し，その要因となる心理的・物理的因子の関係性を示した．

価値の生起・成長モデルと価値成長モビリティシステムのタイムアクシスデザイン

上嶋一徳，戸田敬介，加藤健郎，古郡了，西村秀和，松岡由幸

日本機械学会，第26回設計工学・システム部門講演会, 

2016年10月

, 

日本機械学会

「モノづくり」×「モノづかい」の次世代型自動車ビジネスモデル：タイムアクシスデザイン(時間軸設計)の時代

松岡 由幸

中国上海 Automotive Technology Days China2016, 

2016年08月

, 

口頭発表（招待・特別）

　概要を見る

中国上海で行われた Automotive Technology Days China2016での講演。近年、「モノづくり」と「モノづかい」を組み合わせたビジネスモデルが注目されている。本講演では、同モデルに有効なデザイン理論とされる「タイムアクシスデザイン」と、それを自動車産業に応用し開発された「価値成長モビリティ・システム」について概説した。

タイムアクシスデザインへの誘い

松岡 由幸

デザイン塾：タイムアクシスデザインの枠組み作りに向けて, 

2016年07月

, 

口頭発表（基調）, デザイン塾

　概要を見る

28年度慶應義塾大学矢上キャンパスで行われたデザイン塾において時間軸をデザインするタイムアクシスデザインの概要や今後のものづくりにおいて、その重要性、また可能性について述べた

Mモデルを用いたデザイン・工学 設計領域の研究論文分析

榮佑馬、佐藤浩一郎、松岡 由幸

日本デザイン学会 第63回春季研究発表大会 (USB), 

2016年07月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

本報では，デザイン・工学設計領域間における情 報共有，知見の蓄積・継承を促進するためアプ ローチを具現化することを目的に，両領域を代表 する国内学会より発行された研究論文を対象とし た分析を行った後，その結果を比較することで， それぞれの研究課題を導出した．

タイムアクシスデザインに向けた 価値成長要因の分析

前田真里奈、畑政貴、松岡 由幸

日本デザイン学会 第63回春季研究発表大会 (USB), 

2016年07月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

本報では，タイムアクシスデザインの実現に向け て，人工物とユーザのそれぞれを視点にして導出 された手段的要因と認識的要因の構造を示す因果 モデルを導出した後，二種類の要因を統合して分 析を行うことで，人工物が備える価値成長の手段 的要因ごとに，価値成長の認識過程を示す因果モ デルが異なる構造をとることを示した

プラスチック独自の魅力創出に向けた要因分析

亀坂瑠里子、楠雄馬、松岡 由幸

日本デザイン学会 第63回春季研究発表大会 (USB), 

2016年07月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

本報では，魅力的なプラスチック製品のデザイン 指針の構築に向けた第一歩として，プラスチック 製品独自の魅力を創出するための因子とそれらを 具現化する物理量との関係を示すことを目的とし て要因分析を行った結果，9つの分類の各魅力に 関する因子の抽出と魅力を具現化する物理量との 関係性を示した．

Classification of Design Methods from the Viewpoint of Design Science

松岡 由幸

DESIGN 2016 14th Design Conference, 

2016年05月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

本稿では、協調デザインの促進を目的とし、デザイン科学の枠組みの1つであるデザイン思考を主な視点として既存のデザイン手法を分類した。その結果、174のデザイン手法を13の類型に分類することができた。また、この類型結果を協調デザインの視点より考察することで、基本デザインでの使用が適切と考えられるデザイン手法の拡張と提案の必要性が確認できた。

創造性教育と設計～設計工学×デザイン学の共創～

松岡 由幸

日本設計工学会創立50周年記念（第23回）設計フォーラム （東京工業大学大岡山キャンパス） , 

2016年05月

, 

口頭発表（招待・特別）, 日本設計工学会

　概要を見る

デザイン・設計という人間の創造的行為について，デザイン科学を視点として述べた．本講演では創造的行為のメカニズムを，多空間デザインモデルやデザイン思考モデル，創発デザイン・最適デザインというデザイン科学におけるいくつかの枠組みに基づき説明を行った．その上で，設計・デザインにおける知見の体系的蓄積や，他分野とのコラボレーションの重要性を示した．

A Design Guideline of Value Growing Artifact for Timeaxis Design

松岡 由幸

IASDR interplay2015 The International Association of Societies of Design Research Conference 2015 (USB), 

2015年11月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

本研究では、材料に注目した価値成長デザインの指針の構築にむけて、材料に関する評価実験の実施、その結果の分析による材料の分類、および特徴の分析を行った。次に、多空間デザインモデルを用いて、材料の特徴に注目した価値成長デザインの応用を考察した。その結果、価値の成長の各タイプについて、使用過程において実現すべき要素とそれを実現するサービスなどの手段、およびその際注目すべき弾性率などの材料の特性を示した価値成長デザインの指針を構築した。

時を紡ぐ新たなモノづくり「タイムアクシスデザイン」-色彩・テクスチャ、その移ろいの一考をそえて

松岡 由幸

慶應義塾大学日吉キャンパス公開講座 （慶應義塾大学日吉キャンパス） , 

2015年10月

, 

口頭発表（招待・特別）, 慶應義塾大学

　概要を見る

時間軸をデザインする「タイムアクシスデザイン」のモノづくりへの可能性について述べた。本講演では使えば使うほど価値が高まる工芸品や建築物などの色彩やテクスチャの移ろいを述べた。また、それらの事例紹介を通じて、「タイムアクシスデザイン」という概念の価値や意味についても述べた。

体調モニタシートシステムラインアップのタイムアクシスデザイン

有田 実花子、菊池 真史、加藤 武彦、彭 暉、松本 敦夫、佐藤 浩一郎、松岡 由幸

日本機械学会 第25回設計工学・システム部門講演会 (USB), 

2015年09月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

本研究では、タイムアクシスデザインの視点を用いて、体調モニタシートシステムを実現するための３つの開発段階から構成されるシステムタインアップを提案した。その結果、各開発段階でのシステムの振る舞いや要求といった基本アーキテクチャを導出した。

価値成長の類型別タイムアクシスデザインの視点

畑政貴、浅井翔太郎、佐藤浩一郎、松岡 由幸

日本機械学会 第25回設計工学・システム部門講演会 (USB), 

2015年09月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

本研究では、材料に注目した価値成長デザインの指針の構築を目的とし材料の分類と特徴の分析を行った。次に、多空間デザインモデルを用いて、材料の特徴に注目した価値成長デザインの応用を考察し、使用過程において実現すべき要素とそれを実現するサービスなどの手段、およびその際注目すべき弾性率などの材料の特性を示した価値成長デザインの指針を構築した。

価値成長を実現するモビリティシステムのタイムアクシスデザイン

戸田敬介、神谷慶、佐藤浩一郎、西村秀和、松岡由幸、古郡了

日本機械学会 第25回設計工学・システム部門講演会 (USB), 

2015年09月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

本稿では、使用に伴ってユーザの感じる価値が成長するモビリティシステム(価値成長モビリティシステム)におけるシステムの振る舞いやサブシステムの関係性を記述した、基本アーキテクチャをタイムアクシスデザインによりデザインした。基本アーキテクチャのデザインにおいて価値成長モデルとマルチタイムスケールモデルを導入し、Mメソッドによるデザインを行った。

Mモデルに基づく品質機能展開とその事例適用

加藤健郎、吉永健吾、松岡由幸

日本機械学会 第25回設計工学・システム部門講演会 (USB), 

2015年09月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

本稿では、デザイン理論の1つである多空間デザインモデルを品質機能展開（QFD）に適用するとともに、ISMやDSMを用いた解析方法について概説した。さらに、リソグラフィシステムへの適用による有効性検証を行った。

デザイン科学におけるデザイン思考モデルとその応用

榮佑馬、加藤健郎、佐藤浩一郎、松岡由幸

日本機械学会 第25回設計工学・システム部門講演会 (USB), 

2015年09月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

本稿では、協調デザインの促進を目的とし、デザイン科学の枠組みの1つであるデザイン思考を主な視点として既存のデザイン手法を分類した。その結果、174のデザイン手法を13の類型に分類することができた。また、この類型結果を協調デザインの視点より考察することで、基本デザインでの使用が適切と考えられるデザイン手法の拡張と提案の必要性が確認できた。

多空間デザインモデルに基づく可変制御因子に対応したロバストデザイン

小島量、加藤健郎、佐藤浩一郎、松岡由幸

日本機械学会 第25回設計工学・システム部門講演会 (USB), 

2015年09月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

本稿では、可変機構を有するデザイン問題において、最適可変域を導出するロバストデザインと同手法の適用時に必要となる可変制御因子の選定及び同因子間の従属性の設定方法を提案した。さらに、最適可変域の大きさを評価することにより、特定の因子の可変域を小さくしたうえで従属性の評価を行うことを可能とした。

Mメソッドを用いた体調モニタシートシステムのデザイン

菊池真史、有田実花子、加藤武彦、彭暉、松本敦夫、佐藤浩一郎、松岡由幸

日本機械学会 第25回設計工学・システム部門講演会 (USB), 

2015年09月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

本稿では、多空間デザイン法（Mメソッド）を、健康状態に起因する自動車事故防止を行う体調モニタシートシステムのデザインに適用した。さらに、大規模・複雑なシステムを図的に表現するSysML（システムズモデリング言語）を適用することにより、システムの詳細化を行った。

革新的ものづくり -タイムアクシスデザイン(時間軸設計)とそのモビリティシステムへの応用-

松岡 由幸

中国上海 Automotive Technology Days China 2015, 

2015年08月

, 

口頭発表（招待・特別）

　概要を見る

中国上海で行われたAutomotive Technology Days China 2015での講演。時間軸をデザインする「タイムアクシスデザイン」のモビリティシステムへの応用の可能性を述べた。本講演では、タイムアクシスデザインが生み出す使えば使うほど価値が成長する新しいものづくりの在り方を概説するとともに、それを試行することで、使うにつれ燃費やバッテリー耐久性能が向上したモビリティシステムの事例についても述べた。

タイムアクシスデザインの時代

松岡 由幸

デザイン塾：タイムアクシスデザインの時代, 

2015年07月

, 

口頭発表（招待・特別）, 時間軸の状態変化をデザイン理論・方法論に組み込む「タイムアクシス・デザイン」について述べた。

Quality Function Deployment Using Multispace Design Model and its Application

松岡 由幸

ICED 2015 International Conference on Engineering Design 2015 (USB), 

2015年07月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

本稿では、デザイン理論の1つである多空間デザインモデルを品質機能展開（QFD）に適用するとともに、ISM、DSM、およびコレスポンデンス分析等を用いたデザイン要素の関係性解析方法について概説した。さらに、リソグラフィシステムへの適用による有効性検証を行った。

Timeaxis Design of Health Monitoring Seat System Using M Method and SysML

松岡 由幸

ICDES 2014 The 3rd International Conference on Design Engineering and Science (CD-ROM), 

2015年07月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

本研究では、タイムアクシスデザインの視点に基づいた、段階的な開発を踏む体調モニタシートシステムをMメソッドとSysMLを用いて、システムデザインを行った。その結果、３つの開発段階を踏むシステムにおける、基本アーキテクチャを導出した。

System For Deriving Diverse Solutions Via a Modification Method For Emergent Design

松岡 由幸

ICED 2015 International Conference on Engineering Design 2015 (USB), 

2015年07月

, 

口頭発表（一般）

デザイン科学を視点としたデザインと工学設計の研究分析

佐藤 浩一郎、金澤 修二松岡 由幸

日本デザイン学会　第62回研究発表大会(USB), 

2015年06月

, 

口頭発表（一般）, 日本デザイン学会

デザイン科学に基づくデザイン手法の類型

榮 佑馬、加藤 健郎、佐藤 浩一郎、松岡 由幸

日本デザイン学会　第62回研究発表大会(USB) （千葉大学　西千葉キャンパス） , 

2015年06月

, 

口頭発表（一般）, 日本デザイン学会

　概要を見る

本稿では、協調デザインの促進を目的とし、デザイン科学の枠組みの1つであるデザイン思考を主な視点として既存のデザイン手法を分類した。その結果、174のデザイン手法を13の類型に分類することができた。また、この類型結果を協調デザインの視点より考察することで、基本デザインでの使用が適切と考えられるデザイン手法の拡張と提案の必要性が確認できた。

価値成長モビリティシステムにおける基本アーキテクチャのデザイン

戸田 敬介、神谷 慶、佐藤 浩一郎、西村 秀和、古郡 了松岡 由幸

日本デザイン学会　第62回研究発表大会(USB) （千葉大学　西千葉キャンパス） , 

2015年06月

, 

口頭発表（一般）, 日本デザイン学会

　概要を見る

本稿では、使用に伴ってユーザの感じる価値が成長するモビリティシステム（価値成長モビリティシステム）におけるシステムの振る舞いやサブシステムの関係性を記述した、基本アーキテクチャを導出した。導出にはMモデルとVモデルを統合したMVモデルに基づき、MメソッドとSysMLを用いたデザイン方法を使用した。

材料の特徴に注目した価値成長型人工物のデザイン指針

畑 政貴、浅井 翔太郎、佐藤 浩一郎、松岡 由幸

日本デザイン学会　第62回研究発表大会(USB), 

2015年06月

, 

口頭発表（一般）, 日本デザイン学会

　概要を見る

材料に注目した価値成長デザインの指針の構築を目的とし、評価実験による材料の分類、および特徴の分析を行った。次に、多空間デザインモデルを用いて、材料の特徴に注目した価値成長デザインの応用を考察し、価値の成長の各タイプについて、材料に注目した価値成長デザインの指針を構築した。

タイムアクシスデザイン、その材料への応用の可能性

松岡 由幸

材料バックキャストテクノロジーシンポジウム　－未来のモノづくりと材料に向けた生体システムからのアプローチ （名古屋大学） , 

2015年01月

, 

口頭発表（招待・特別）, 材料バックキャストテクノロジー研究センター

　概要を見る

時間軸をデザインする「タイムアクシスデザイン」の材料への応用の可能性について述べた。使えば使うほど価値が成長する「価値成長デザイン」の概念に基づき、価値が成長する既存の人工物を分析することで得られた4つの成長パターンを材料への応用の視点として示した。また、それらがもたらす産業、社会の可能性についても述べた。

タイムアクシスデザインの時代

松岡 由幸

第21期神奈川ブロック総会・第25回神奈川産学官交流会 「『未来』へのものづくりを，神奈川から」 （スマートコミュニティーセンター） , 

2014年11月

, 

口頭発表（招待・特別）, 日本機械学会 関東支部 神奈川ブロック

　概要を見る

時間軸を組み込んだ新たなデザインのパラダイム「タイムアクシスデザイン」を示した。また、タイムアクシスデザインに用いるモデル（非定常モデル、可塑モデル、マルチタイムスケール・モデルなど）を示し、時間軸の価値変動、多様な場や想定外の場への対応について述べた。

多空間QFD（M-QFD）を用いた大規模システムデザイン

三輪俊晴 堀内茂浩 加藤健郎 松岡由幸

Designシンポジウム2014 (USB), 

2014年11月

, 

口頭発表（一般）, 本報では、大規模化・複雑化が進むシステムの構想設計における手法として多空間QFDに着目し、半導体LSI製造のリソグラフィシステムと対象として検証を実施した。その結果、多空間QFDを用いたことで新たな社会的な価値やシステム要件を抽出できることを確認し、その有効性を示した。

　概要を見る

本報では、大規模化・複雑化が進むシステムの構想設計における手法として多空間QFDに着目し、半導体LSI製造のリソグラフィシステムと対象として検証を実施した。その結果、多空間QFDを用いたことで新たな社会的な価値やシステム要件を抽出できることを確認し、その有効性を示した。

知の統合に向けたデザイン科学の枠組みとその応用

佐藤浩一郎 松岡由幸

Designシンポジウム2014 (USB), 

2014年11月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

本研究では、分業化・専門化した様々なデザインにおいて得られた知を統合するための枠組みについて述べた。その枠組みとして、包括的な観点から各デザインを扱うことのできる新たな学問としてのデザイン科学（design science）について概説し、その応用であるMメソッドと『デザイン科学事典』について述べた。

Optimization of Cushion and Back Angles for Lower Limb Blood Flow

松岡 由幸

ICDES 2014 The 3rd International Conference on Design Engineering and Science (CD-ROM), 

2014年09月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

本稿では、着座時において褥瘡やむくみの原因となる下肢血流量を測定し、臀部に生じる圧縮力およびせん断力の下肢血流量に関する寄与率を導出するとともに、重み係数法を用いて最適なシート座面・背面角度を導出し、その検証実験を行った。

デザイン科学の構築に向けて　 －『デザイン科学事典』編纂について

松岡 由幸

南条装備工業, 

2014年08月

, 

口頭発表（招待・特別）

　概要を見る

人の創造的な行為を理論的に説明するデザイン科学の構築の中核をなす、『デザイン科学事典』編纂について述べた。同事典のコンセプトとして、新たな項目や枠組みの追加が可能である“成長する事典”を示した。また、web上では50項目が閲覧可能であることと、書籍版の編纂についても述べた。

デザイン科学，タイムアクシスデザインの創験と展望

松岡 由幸

デザイン塾：デザイン科学, タイムアクシスデザインの創験 （慶應義塾大学） , 

2014年07月

, 

口頭発表（基調）, デザイン塾

Value Growth Mobility based on Timeaxis Design

松岡 由幸

UMTIK 2014 International Conference on Machine Design and Production (CD-ROM), 

2014年07月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

本研究では、タイムアクシスデザインの一例である価値成長デザインをモビリティに適用した価値成長モビリティを提案し、その構成要素であるコアモジュールシステムとサービスシステムについて概説した。さらに、それらの開発状況について示した。

Application of M method and Consideration of Measures to Adapt for Diverse Users

松岡 由幸

UMTIK 2014 International Conference on Machine Design and Production (CD-ROM), 

2014年07月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

本研究では、多様なユーザに対応可能なデザイン手法の提案を目的とし、過去の研究において提案されているＭメソッドというデザイン手法の事例適用と同手法の課題抽出を行った。また、にそれらの課題を解消するための知見の検討を行った。

ユーザの感じる価値が成長するモビリティシステムのデザイン

神谷慶 木藤亮 楠雄磨 佐藤浩一郎 松岡由幸 古郡了

日本デザイン学会 第61回研究発表大会 (CD-ROM), 

2014年07月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

本研究では、使用に伴ってユーザの感じる価値が成長するモビリティシステム（価値成長モビリティ）の概要を示している。また、この価値成長モビリティを実現する二つの基本システムであるコアモジュールシステムとサービスシステムの基本デザインについて示している。

人工物の価値が成長する主要因の解明に向けた事例分析

浅井翔太郎 平田優 佐藤浩一郎 松岡由幸

日本デザイン学会 第61回研究発表大会 (CD-ROM), 

2014年07月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

本研究では、人工物の価値が成長する主要因の解明に向けて、価値が成長する事例を収集し、クラスター分析を行った。その結果、価値が成長するパターンが得られた。さらに、先行研究より有効であると提案された視点を用いて分析結果を考察することで、価値が成長する主要因を抽出した。

デザイン統合に向けたデザイン科学の基盤構築

佐藤浩一郎 松岡由幸

日本デザイン学会 第61回研究発表大会 (CD-ROM), 

2014年07月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

本研究では、包括的な観点から各デザインを扱うことのできる新たな学問としてのデザイン科学（design science）について概説するとともに、デザイン科学に関する研究の知見を包括的に蓄積していくための“デザイン科学事典”について述べた。

スケッチスキルの構造モデルにおけるラフスケッチとアイディアスケッチ

伊豆裕一 佐藤浩一郎 加藤健郎 氏家良樹 松岡由幸

日本デザイン学会 第61回研究発表大会 (CD-ROM), 

2014年07月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

デザイナーと学生が制作したラフスケッチとアイディアスケッチをスケッチスキルの構造モデルに基づいて評価し、判別分析を用いて両者の制作に大きく影響するスケッチスキルを確認した。ラフスケッチにおいては「イメージ表現スキル」や「詳細要素展開スキル」、アイディアスケッチにおいては「透視図法表現スキル」や「曲面形状表現スキル」が強く影響することが確認できた。

Feature Analysis for the Design of Artifacts with Growing Practical Values and Spiritual Values

松岡 由幸

KEER 2014 International Conference on Kansei Engineering and Emotion Research, 

2014年06月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

本研究では、価値成長デザインの応用に向けて、価値が成長する事例を収集し、クラスター分析を行った。その結果、価値が成長するパターンが得られた。さらに、分析結果を考察することで、価値が成長する主要因を抽出した。

Quality Function Deployment Using Improved Interpretive Structural Modeling

松岡 由幸

HCI International 2014 International Conference on Human-Computer Interaction (CD-ROM), 

2014年06月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

開発メンバーにおいて製品情報を共有化させる効果的な方法の1つである品質機能展開（QFD）に、設計要素間の関係性を階層的に表現する構造グラフを作成するISMを適用するとともに、ディスクブレーキへの適用による有効性検証を行った。

Timeaxis Design of a Service System Growing Values of Mobility Using the M-V Model

松岡 由幸

HCI International 2014 International Conference on Human-Computer Interaction (CD-ROM), 

2014年06月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

本報では、価値成長モビリティを実現する基本システムの一つであるサービスシステムのデザインについて述べた。サービスシステムのデザインには、デザイン行為をモデル化したMモデルと、システム開発プロセスを可視化したVモデルを統合したM-Vモデルを用いた。デザインの結果、感情認識システム，カメラシステム、ソーシャルネットワーキングサービスなどといったサブシステムから構成されるサービスシステムが提案された。

Comparative Analysis of Research on Industrial Design and Engineering Design by Viewpoint of M Model

松岡 由幸

DRS 2014 Design Research Society's 2014 conference (Online), 

2014年06月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

本報では、産業革命後のデザインの分業化と細分化といった文脈を述べた。また、インダストリアルデザイン研究とエンジニアリングデザイン研究の比較を多空間デザインモデルの視点で行い、両者の特徴を比較した。さらに、デザイン理論の枠組みとしての同モデルの有用性についても考察した。

多空間デザインモデルに基づく品質機能展開の提案

吉永健吾 堀内茂浩 加藤健郎 松岡由幸

日本設計工学会 平成26年度春季大会研究発表講演会 pp.3-6, 

2014年05月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

製品に対する顧客要求の多様化とそれに伴う製品の多機能化により、製品開発業務は複雑化している。本研究では、品質機能展開に多空間デザインモデルを導入することで、多様な設計要素の導出を可能とした。

下肢血流の低下を防止する椅子の座面・背面角度の最適化およびその検証実験

曾根沙織 加藤健郎 松岡由幸

日本設計工学会 平成26年度春季大会研究発表講演会 pp.185-188, 

2014年05月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

本研究では、下肢血流量の低下を防止するための椅子の座面角度および背面角度の最適解を導出するために、過去の研究により同syツウされた寄与率を重み係数として、重み係数法を適用することで最適解を導出した。また、導出された最適解の妥当性の検証を行った。

タイムアクシスデザインの時代へ

松岡 由幸

マツダ本社講演 （マツダ本社） , 

2014年03月

, 

口頭発表（招待・特別）

　概要を見る

2007年度に始動した「未来モビリティ創生プロジェクト」でにおける活動内容を総括し、そのなかで生まれた「タイムアクシスデザイン」の概念を説明するとともに今後のデザインにおける展望を示した。

タイムアクシス・デザインの時代　－世界一やさしい国のモノ・コトづくり

松岡 由幸

文明塾, 

2013年12月

, 

口頭発表（招待・特別）

　概要を見る

将来の社会動向に基づき、これからのモノ・コトづくりのために新たな理論・方法論の必要性を述べるとともに、社会の時間軸変化に対応し，新たな価値成長を創りだす「タイムアクシス・デザイン」を概説した。

デザイン科学の胎動，そしてタイムアクシスデザインに時代へ

松岡 由幸

日立返仁会フォーラム, 

2013年12月

, 

口頭発表（招待・特別）, 知の統合としての「デザイン科学」の基盤構築に関する活動の紹介と、これまでのデザイン科学に存在しない、時間軸の状態変化をデザイン理論・方法論に組み込む「タイムアクシス・デザイン」について述べた。

多様解導出システムにおける要素増減法の導入

木藤亮

日本機械学会 第23回設計工学・システム部門講演会 (USB), 

2013年10月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

本研究では、要素増減法を導入した多様解導出システムと、要素増減法を用いない従来の多様解導出システムの両者について、システムパラメータをパラメトリックに変化させながら解の導出効率、多様性、および力学特性の比較解析を行った。また、要素増減法を導入した多様解導出システムにおけるパラメータの設定指針を提案することで、システム構築の一助とする。

Case Application of Multispace Design Method by Amateur Designers and Its Thinking Analysis

Shuji Takano

International Academic Conference 2013 (CD-ROM, 

2013年10月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

本研究では、過去の研究において提案された多空間デザイン法に対する、多様なユーザへの対応に向けた知見を得るために、学生によるベンチのデザインに同手法を適用した。また、その思考の過程の分析を行い、同手法の有用性を示した。

Application of Designers' Sketching Skills in Design Education

Yuichi Izu,

International Academic Conference 2013 (CD-ROM), 

2013年10月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

本研究では、スケッチスキルの教育法の構築を視野に入れ、過去の研究において学生を対象とした実験に基づいて提案されたスケッチスキルを表現するモデルが、デザイナーが描いたスケッチの分析においても有用であることを示した。

価値成長デザインの人工物設計への応用に向けた価値成長要因の分析

平田優

日本機械学会 第23回設計工学・システム部門講演会 (USB), 

2013年10月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

本稿では、人工物の有している実用価値や精神価値が成長する価値成長デザインを実現するため、伝統工芸品やペットロボット、革製品といった人工物を対象に、実用価値や精神価値が成長する要因を統計手法を用いて分析した。その結果、価値成長のパターンおよび価値成長メカニズムを解明することが可能となり、価値成長デザインの人工物デザイン応用に向けた一助となることが示唆された。

M モデルに基づく工学設計と工業デザインに関する論文の比較分析

金澤修二

日本機械学会 第23回設計工学・システム部門講演会 (USB), 

2013年10月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

本報では、多空間デザインモデル（Mモデル）に基づき、工学設計と工業デザインに両研究の特徴を示した。具体的には、工業デザインでは意味・属性の扱いが多い一方で価値・状態の扱いが少ないこと、工学設計では状態・属性の扱いが多い一方で価値・意味の扱いが少ないことを示した。また、研究分析におけるMモデルの有用性も示した。

ISM とDSM を用いたマルチスペース品質機能展開の提案

加藤健郎

日本機械学会 第23回設計工学・システム部門講演会 (USB), 

2013年10月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

本報では、QFDに関するニーズを整理することにより得られた「多様な要素の抽出」と「抽出した要素およびそれらの関係性の理解」に関するニーズのグループに対応したQFDを提案した。また、従来のQFDと提案したQFDを切削加工システムに適用し、提案したQFDの適用可能性を示唆した。

M モデルに基づく因子決定法を包含するロバストデザイン

山南大輔

日本機械学会 第23回設計工学・システム部門講演会 (USB), 

2013年10月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

本報では、M-QFDおよびISMを応用し，多空間デザインモデル（Mモデル）に基づく因子決定法を提案するとともに、事例適用によりその適用可能性を示唆した。また、「Mモデルに基づく因子決定法を包含したロバストデザイン」の有効性が示され、ニーズの多様化やグローバル化に対応したモノづくりの一助となった。

価値成長デザインに基づくモビリティのサービスシステム開発

神谷慶

日本機械学会 第23回設計工学・システム部門講演会 (USB), 

2013年10月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

本報では、価値成長モビリティにおける「コンシェルジュシステム」をはじめとするサブシステムを有するサービスシステムのアーキテクチャを導出した。本研究において提案したサービスシステムにより，ユーザがモビリティシステムに対して感じる愛着や親近感を成長させることが期待できる。

Design of a Service System for Vehicle Users by Applying Multispace Design Method and SysML

Kei Kamiya

International conference of Asia-Pacific Council on Systems Engineering (CD-ROM), 

2013年09月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

本報では、多空間デザイン法を用いて、価値成長モビリティを実現するためのサービスシステムデザインを行った。その結果、ユーザが感じる愛着や親近感などといった心理的な要素を考慮した新奇性のあるサービスシステムを提案し、これを具現化するためのサブシステム設計について検討を試みた。

Characteristic Analysis of Artifacts in Japan for the Application of Value Growth Design

Shotaro Asai

International Association of Societies of Design Research 2013(USB), 

2013年08月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

本報では、既存の価値成長型人工物の事例調査を行い、クラスター分析を行った。その結果、価値成長のパターンが得られた。これらのパターンを詳細に調査することで価値成長のメカニズムを解明することが可能となり、価値成長デザインの人工物デザインへの応用の一助となることが示唆された。

Structural Model of Sketching Skills and Analysis of Designers’ Sketches

Yuichi Izu

International Association of Societies of Design Research 2013(USB), 

2013年08月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

"
スケッチは、デザイン発想に有効であるとされている。しかしながら、透視図法や陰影表現などのスケッチスキルにおけるデザイン発想への効用は明らかにされていない。本稿では、過去の研究において学生を対象とした実験に基づいて提案されたスケッチの構造モデルが、デザイナーのスケッチスキルの分析においても有用であることを示した。"

Research Analysis of Industrial Design and Engineering Design Based on the Multispace Design Model"

Shuji Kanazawa

International Association of Societies of Design Research 2013(USB), 

2013年08月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

本報ではデザイン系学会で扱われている研究対象と工学設計系学会で扱われている研究対象を多空間デザインモデルの視点に基づき、比較分析した。その結果、デザイン系学会では、価値空間および状態空間の取り扱いが少ないといった各領域の特徴を包括的に示した。

Proposal of a Multispace Design Method Corresponding to Diverse Usage

Shuji Takano

International Association of Societies of Design Research 2013(USB), 

2013年08月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

本報では、多様なユーザへの対応を視点とした多空間デザイン法の提案を行った。また、プロのデザイナーとエンジニアによるベンチのデザインを同手法を用いて行い、多様なユーザへの対応に対する提案手法の有用性を示した。

多様なユーザへの対応に向けた多空間デザイン法の事例適用と思考分析

高野修治

日本デザイン学会 第60回研究発表大会 (CD-ROM), 

2013年06月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

本研究では、多様なユーザへの対応に向けた多空間デザイン法の構築に向けて、デザイン経験の異なる他のユーザにビークルをテーマとしたデザインを提案手法を用いて実施し、その思考の過程を分析するとともに、提案手法の有用性を確認した。

デザイナーと学生間におけるスケッチスキルの差異

伊豆裕一

日本デザイン学会 第60回研究発表大会 (CD-ROM), 

2013年06月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

スケッチは、デザイン発想に有効であるとされている。しかしながら、透視図法や陰影表現などのスケッチスキルにおけるデザイン発想への効用は明らかにされていない。本稿では、過去の研究において学生を対象とした実験に基づいて提案されたスケッチの構造モデルが、デザイナーのスケッチスキルの分析においても有用であることを示した。

多空間デザインモデルに基づく工業デザインと工学設計の研究分析

金澤修二

日本デザイン学会 第60回研究発表大会 (CD-ROM), 

2013年06月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

本研究では多空間デザインモデルの視点に基づき、デザイン系学会で扱われている研究対象と工学設計系学会で扱われている研究対象との比較分析を行った。その結果、デザイン系学会では、意味空間と属性空間の取り扱いが多く、価値空間および状態空間の取り扱いが少ないといった両領域の特徴が示された。

価値成長人工物の特徴分析

浅井翔太郎

日本デザイン学会 第60回研究発表大会 (CD-ROM), 

2013年06月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

本研究では、タイムアクシス・デザインを具現化する方法論の一つである価値成長デザインの人工物デザインへの応用を視野にいれ、既存の価値成長型人工物の事例調査を行い、クラスター分析を行うことでそれらの特徴を抽出した

Emergent Design System Using Computer-Human Interactions and Serendipity

Akira Kito, Koichiro Sato, Yoshiyuki Matsuoka

The Sixth International Conference on Advances in Computer-Human Interactions （Nice） , 

2013年02月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

本報では、生命システムにみられる形状生成の特性とクレイモデリングを模した三次元モデリングによりセレンディピティを引き起こす創発デザインシステムを提案した。また、椅子の形状生成に試行した結果、アイディア発想の過程におけるひらめきや予期せぬ発見の機会を促していたことを確認した。

Proposal Of Quality Function Deployment Based On Multispace Design Model And Its Application

Takeo Kato, Yoshiyuki Matsuoka

International Conference on research into Design 2013 （India） , 

2013年01月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

製品開発においては、専門分野の異なる開発メンバー同士の情報の共有化が重要となる。情報の共有化の手段の一つとしてQFDが挙げられる。本研究では多空間デザインモデルとISM法を導入した新たなQFDを提案した。また、提案したQFDを設計事例に適用することにより、その有用性を示した。

Robust Design Method Using Adjustable Control Factors

Suguru Kimura, Takeo Kato, Yoshiyuki Matsuoka

Asian Conference on Design and Digital engineering 2012 （Japan） , 

2012年12月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

過去の研究において、可変制御因子に対応するロバスト設計法が提案された。しかし、同手法は最適可変域の導出に必要な可変制御因子や同因子の関係性が明確でないと適用できないという課題があった。そこで、本研究では、可変制御因子の選定とそれらの設定を包含するロバスト設計法を提案した。

タイムアクシス・デザインの時代　－世界一やさしい国のモノ・コトづくり

松岡由幸

文明塾 （神奈川） , 

2012年12月

, 

口頭発表（招待・特別）

　概要を見る

将来の社会動向に基づき、これからのモノ・コトづくりのために新たな理論・方法論の必要性を述べるとともに、社会の時間軸変化に対応し，新たな価値成長を創りだす「タイムアクシス・デザイン」を概説した。

デザイン科学の胎動，そしてタイムアクシスデザインに時代へ

松岡由幸

日立返仁会フォーラム （東京） , 

2012年12月

, 

口頭発表（招待・特別）

　概要を見る

知の統合としての「デザイン科学」の基盤構築に関する活動の紹介と、これまでのデザイン科学に存在しない、時間軸の状態変化をデザイン理論・方法論に組み込む「タイムアクシス・デザイン」を概説を行った。

デザイン科学の胎動，そしてタイムアクシスデザイン時代へ

松岡 由幸

第22期・第4回　日本学術会議　機械工学委員会　生産科学分科会　ものづくり設計科学小委員会, 

2012年11月

, 

口頭発表（招待・特別）

　概要を見る

デザイン（設計）という人の創造的行為を理論的に説明するこれからの科学である「デザイン科学」と、時間軸をデザインする「タイムアクシス・デザイン」の両者について，最新の動向やさまざまな創験的事例をまじえつつ、概説した。

多空間デザインモデルとISMに基づくQFDの提案

堀内茂浩, 田所亮太, 加藤健郎, 松岡由幸

Designシンポジウム2012 （京都） , 

2012年10月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

本稿では、多様化したQFDを根本から見直したうえで、現代の製品開発の潮流に対応できる新たなQFDを提案した。まず、多様化が進んだ原因であるQFD本来のニーズを網羅的に抽出し、それらを分類することにより、ニーズの特徴を捉えた。次に、ニーズの特徴から充足案を検討し、多空間デザインモデルとISMを用いてQFDのニーズを充足する新たなQFDを提案した。最後に、提案したQFDをディスクブレーキの設計事例に適用することにより、その適用可能性を示した。

Structural Model of Sketching Skills for Design Education

Yuichi Izu, Koichiro Sato, Takeo Kato, Yoshiki Ujiie, Yoshiyuki Matsuoka

The Asian Conference on Education 2012 （Japan） , 

2012年10月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

多くのプロダクトデザイナーはデザイン発想において、スケッチに代表される表示技法を活用している。本研究では、スケッチスキルの教育法の構築を目的として、「スケッチスキル」を構成する要因の関係性を明確化することにより、デザイン発想における「スケッチスキル」の役割や効果を明らかにした。

マン-マシン・インタラクションを導入した多様解導出システム

水町悠貴, 木藤亮, 佐藤浩一郎, 松岡由幸

日本機械学会、第22回設計工学・システム部門講演会 （広島） , 

2012年09月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

本稿では、従来のQFDにおける課題を解決するために、多空間デザインモデルとISM法を導入した新たなQFDを提案した。また、提案したQFDをディスクブレーキの設計事例に適用することにより、その適用可能性を示した。

タイムアクシス・デザインとその具現化に向けたデザイン方法論

佐藤浩一郎, 松岡由幸

日本機械学会、第22回設計工学・システム部門講演会 （広島） , 

2012年09月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

本稿では、デザインの新たなパラダイムであるタイムアクシス・デザインを具現化するデザイン方法論の一例として、価値成長デザイン方法論と非定常・非平衡システムデザイン方法論の概念を示し、その可能性について考察を行った。

多空間デザインモデルに基づく品質機能展開の提案

堀内茂浩, 加藤健郎, 松岡由幸

日本機械学会、第22回設計工学・システム部門講演会 （広島） , 

2012年09月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

本稿では、従来のQFDにおける課題を解決するために、多空間デザインモデルとISM法を導入した新たなQFDを提案した。また、提案したQFDをディスクブレーキの設計事例に適用することにより、その適用可能性を示した。

デザイン科学の構築に向けてー『デザイン科学事典』編纂について

松岡 由幸

南条装備株式会社 （南条装備株式会社） , 

2012年08月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

人の創造的な行為を理論的に説明するデザイン科学の構築の中核をなす、『デザイン科学事典』編纂について述べた。同事典のコンセプトとして、新たな項目や枠組みの追加が可能である“成長する事典”を示した。また、web上では50項目が閲覧可能であることと、書籍版の編纂についても述べた。

Multispace Design Model Towards Integration between Industrial Design and Engineering Design

Yoshiyuki Matsuoka

Design Research Society 2012 （Thailand） , 

2012年07月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

分業化、細分化されてきたインダストリアルデザインとエンジニアリングデザインの統合のための視点を示した。また、その視点としての多空間デザインモデルと、同モデルを用いた両デザインの特徴比較に関する研究を示した。

Self-organizing System for Deriving Diverse Solutions Based on Concept of Emergence

Koichiro Sato, Yoshiyuki Matsuoka

IEEE International Conference on Computational Intelligence and Cybernetics 2012 （Indonesia） , 

2012年07月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

デザインの上流過程において必要とされる多様解の導出を目的として、多様な生物種を創生する創発に着目したシステムを概説した。創発の概念に基づくことにより、力学的な条件を満足しつつ、幾何学的な多様性を有する解が導出されることを示した。

マン‐マシン・セレンディピティを活用した創発デザインシステム

木藤亮, 水町悠貴, 佐藤浩一郎, 松岡由幸

日本デザイン学会 第59回 春季研究発表大会 （北海道） , 

2012年06月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

本研究では、マン‐マシン・セレンディピティの生起を促すデザインシステム構築の基礎研究として、インタラクション性を導入した創発デザインシステムを提案している。インタラクション性を導入したことにより、セレンディピティの活用によるひらめきや偶発的な発見の機会が促され、提案システムの新しいデザイン発想への可能性を示した。

Timeaxis Design of an Email System for Sustaining and Deepening “KIZUNA”

Kei Matsuoka, Shuntaro Matsui, Koichiro Sato, Yoshiyuki Matsuoka, Tetsuro Ogi

International Conference on Advanced Collaborative Networks, Systems and Applications （Italy） , 

2012年06月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

タイムアクシス・デザインのモデルであるマルチ・タイムスケールモデルと価値成長プロセスを用いて、「絆」を継続、深化させるメールシステムを開発した。「絆」の状態の変化を表現する6つの機能を発想し、プロトタイプを製作した。時間経過に伴う「絆」の継続、深化について考察した。

Email System “KIZUNA Visualizer” Designed by Using Multispace Design Method

Kei Matsuoka, Shuntaro Matsui, Koichiro Sato, Yoshiyuki Matsuoka, Tetsuro Ogi

UMTIK 2012 International Conference on Machine Design and Production （Turkey） , 

2012年06月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

本研究では、「絆」という心の豊かさの充足を目的に、「絆」の可視化“KIZUNA Visualizer”というデザインコンセプトのもと、「絆」を継続、深化させるメールシステムを開発した。デザイン展開においては、分析しながら発想する多空間デザイン法を用いて、機能の発想を行い、試用による評価を行った。

Value Growth Design Model Based on Design Science

Shuji Kanazawa, Koichiro Sato, Yoshiyuki Matsuoka

UMTIK 2012 International Conference on Machine Design and Production （Turkey） , 

2012年06月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

本研究では、デザインの理論・方法論に時間軸を取り入れたタイムアクシスデザインを体現する手段の一つとして、価値成長デザインモデルの提案を行った。また、同モデルにおける価値成長メカニズムの特徴を明確化し、本モデルを適用する上で有用な視点を示した。

Analysis of a Socio-cultural Approach to Community-mobility Systems Using Nultispace Design Model

Jaime Alvarez, Koichiro Sato, Hidekazu Nishimura, Yoshiyuki Matsuoka

UMTIK 2012 International Conference on Machine Design and Production （Turkey） , 

2012年06月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

本研究は、社会的、文化的側面を考慮したローカル地域におけるモビリティシステムの創出を目的としている。本報においては、現状のローカル地域におけるモビリティにおける課題を分析するとともに、同モビリティシステムにおける要求事項を多空間デザインモデルを用いて考察した。

Quality Function Deployment Based on Multispace Design Model and Interpretive Structural Modeling

Takeo Kato, Shigehiro Horiuchi, Yoshiyuki Matsuoka

UMTIK 2012 International Conference on Machine Design and Production （Turkey） , 

2012年06月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

本研究では、従来のQFDにおける課題を解決するために、多空間デザインモデルとISM法を導入した新たなQFDを提案した。また、提案したQFDをディスクブレーキの設計事例に適用することにより、その有用性を示した。

Design Science ; Multispace Design Model

Yoshiyuki Matsuoka, Koichiro Sato

UMTIK 2012 International Conference on Machine Design and Production （Turkey） , 

2012年06月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

デザインという人間の創造的な行為を理論的に説明する新しい科学である「デザイン科学」を概説した。また，デザイン科学の枠組みとして、思考空間、知識空間などを含む多空間デザインモデルを説明し、同モデルを用いた応用研究を示した。

夕陽に対する印象の分析

平田優, 田端啓希, 川西翔樹, 松岡由幸, 小林昭世, 小瀬古智之

日本デザイン学会 第59回 春季研究発表大会 （北海道） , 

2012年06月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

夕陽は魅力的な特徴を有し、地域活性化に利用されており、夕陽に映えるデザインには、夕陽下での人工物から受ける印象を調べることが必要である。また、夕陽だけでなく、周辺環境や眺めている人の記憶や経験などでも、印象は影響を受ける可能性があるため、夕陽を取り巻く場や、対象と場の関係で決まる状態特性を考慮する必要がある。本研究では、夕陽に対する様々な見方を整理し、夕陽に映えるデザインの一助となる知見を得た。

プロダクトデザインにおけるスケッチスキルの構造モデル

伊豆裕一, 佐藤浩一郎, 加藤健郎, 氏家良樹, 松岡由幸

日本デザイン学会 第59回 春季研究発表大会 （北海道） , 

2012年06月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

本研究では、スケッチスキルの役割や効果の明確化を目的に、プロダクトデザインにおけるスケッチのスキルとデザイン発想の関係性を明確化し、スケッチスキルの構造モデルを提案した。

価値成長デザインの具現化に向けたデザインモデルの提案

田端啓希, 佐藤浩一郎, 松岡由幸

日本デザイン学会 第59回 春季研究発表大会 （北海道） , 

2012年06月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

人工物デザインにおける諸問題への対応に向けて、デザインに時間軸の概念を導入するタイムアクシス・デザインが提案されている。このタイムアクシス・デザインを利用することで、時間軸で変化する多様な場や価値の変化への対応も可能になると考えられる。本稿では、価値の時間軸変化に着目した価値成長デザインの構築に向け、五つの期からなる価値成長デザインモデルの提案および、同モデルに有用であると考えられる視点を示す。

可変機構設計における可変制御因子と同因子間の従属・独立関係の設定方法

木村優, 加藤健郎, 松岡由幸

日本設計工学会 平成24年度春季研究発表講演会 （京都） , 

2012年05月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

多様な使用者や使用環境を想定した多くの製品は可変機構を搭載するため、銅製品におけるいくつかの制御因子の値は可変である。本研究では、可変制御因子と同因子間の従属・独立関係の適切な設定方法を提案した。

可変機構のロバストデザインにおける因子の設定法

加藤健郎, 木村優, 松岡由幸

日本計算工学会 第17回計算工学講演会 （京都） , 

2012年05月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

本研究では、可変制御因子や同因子間の関係性が予め定められていない設計問題に対応するため、可変制御因子の選定法と同因子間の関係性の設定法を提案した。さらに、提案手法を数値事例および設計事例に適用することにより、同法の適用可能性を示唆した。

生物の形態形成を模倣した多様解導出のためのデザインシステム

佐藤浩一郎, 松岡由幸

日本計算工学会 第17回計算工学講演会 （京都） , 

2012年05月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

本報では、デザイン環境の改善を目指し、多様なデザイン解の導出を目的としている。その手段として、生物の形態形成を模倣したデザインシステムの提案を行った。また、同システムのデザインへの応用の可能性を示した。

Modification Method by Increasing and Decreasing Elements in the Emergent Design System

Akira Kito, Yuki Mizumachi, Koichiro Sato, Yoshiyuki Matsuoka

International Conference on Advances in Materials and Manufacturing Processes 2011 （China） , 

2011年12月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

本報では、多様解導出システムにおけるボトムアップ過程で生成された解候補に対し、要素の増加減少により形状の補強を行うとともに、解の多様性を増加させることを目的として要素増減法を提案した．また、同方法の導入の有無による解の多様性、力学特性に関して比較解析を行い、形状の補強と多様性の増加に対する有効性を示した。

タイムアクシス・デザイン理論を応用したバイオインスパイヤード・ビークル

氏家良樹，高野修治，中澤和夫，松岡由幸

第4回横幹連合コンファレンス （石川県） , 

2011年11月

, 

口頭発表（一般）, 横断型基幹科学技術研究団体連合

　概要を見る

本報においては、タイムアクシス・デザイン理論の１つであるマルチタイムスケールモデルと、同方法論の１つであるバイオインスパイヤード・デザインを応用した「バイオインスパイヤード・ビークル」のコンセプトを紹介した。本ビークルは、これらの理論、方法論を導入した多空間デザイン法を用いてデザイン展開が行われており、生命システムとしての群行動に基づき安全性に関わるさまざまな機能を具現化している点が特徴としている。

Diverse Forms Design based on Concept of Emergent Design and Optimum Design

Yuki Mizumachi, Koichiro Sato, Yoshiyuki Matsuoka

International Association of Societies of Design Research 2011 （Delft） , 

2011年11月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

本報では、デザイン過程における創発デザインと最適デザインの概念について概説した。前者はボトムアップとトップダウンが共存するデザインであり、後者はトップダウンのみのデザインである。さらに、創発が有する双方向性を導入した創発デザインシステムを示した。

新パラダイム；タイムアクシス・デザインの概念

佐藤浩一郎，松岡由幸

第4回横幹連合コンファレンス （石川県） , 

2011年11月

, 

口頭発表（一般）, 横断型基幹科学技術研究団体連合

　概要を見る

本稿では、デザイン理論や方法論に時間軸の概念を導入する新パラダイム：「タイムアクシス・デザイン」を提唱するとともに、その社会的意義、および科学における位置づけについて概説した。さらに、そのデザインを実施するうえで必要となる非定常モデル、可塑モデル、およびマルチタイムスケールモデルを示した。

タイムアクシス・デザインと価値成長デザインモデル

佐藤浩一郎，高野修治，松岡由幸

第4回横幹連合コンファレンス （石川県） , 

2011年11月

, 

口頭発表（一般）, 横断型基幹科学技術研究団体連合

　概要を見る

本稿では、デザインの新たなパラダイムであるタイムアクシス・デザインを具現化する一つとして、価値成長デザインの概念を示した。また、人工物の価値成長における特徴の明確化と事例調査や文献調査に対する解析を行い、これらの結果に基づいた価値成長デザインモデルを提案した。

デザイン科学，その概念と位置づけ

松岡 由幸

デザイン塾：“デザイン科学の新展開”－『デザイン科学辞典』編纂に向けて－, 

2011年10月

, 

口頭発表（招待・特別）

　概要を見る

デザイン科学とデザイン学の定義および位置づけやデザイン理論・方法論・方法の関係性、形式知・暗黙知とデザイン科学の関係性など、デザイン科学について概説した

離散的調整を行う可変機構のロバスト設計法

加藤健郎,松岡由幸

日本設計工学会 平成23年度秋季研究発表講演会 （大阪） , 

2011年10月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

筆者らが提案した可変機構に対応するロバストデザイン法は、連続的な調整のみ想定するとともに、可変制御因子およびそれらの関係性を設定することが困難であった。本稿では、離散的調整を想定した制約条件と、各可変制御因子の標準偏差および固有値の評価測度を追加することにより、離散的な解候補の探索と可変制御因子およびそれらの関係性の設定支援を実現する方法を提案するとともに、数値事例によりその有効性を検証した。

Mathematical Consideration on a Robustness Index for Adjustable Control Factors

Takeo Kato, Suguru Kimura, Yoshiyuki Matsuoka

The 2011 International Conference on aterials and Products Manufacturing Technology （China） , 

2011年10月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

多様な使用者や使用環境を想定する人工物のデザインにおいては、ユーザや製造者によって調整されることで製品機能を満足させることが可能なデザインパラメータが必要である。本研究では、同デザインパラメータに対応するロバスト性の評価指標と、その数学的な考察を行い、モンテカルロ法の優位性を説明した。

多様解導出のための要素増減法の提案

関口光洋，水町悠貴，森川洋，佐藤浩一郎，松岡由幸

日本機械学会、 第21回設計工学・システム部門講演会 （山形） , 

2011年10月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

本研究では、多様解導出システムにおける要素の増加・減少により形状を補強する要素増減法を提案した。過去の研究において多様な形状を導出する多様解導出システムが提案され、片持ち梁設計に適用して解を導出した。導出された解の多くは奇抜な形状特徴を有しているが、これらの多くの解は力学特性が低いため棄却される。そこで、力学特性を満足しない形状に提案した要素増減法を適用し、本方法の多様性増加に対する有効性を示した。

新パラダイム；タイムアクシス・デザインの概念

松岡 由幸

デザイン塾：“日本産業の新生 「タイムアクシス・デザインの時代」－世界一やさしい国のモノ・コトづくりを目指して” （慶應義塾大学矢上キャンパス） , 

2011年09月

, 

口頭発表（基調）, デザイン塾

　概要を見る

慶應義塾大学理工学部矢上キャンパスを会場として、「デザイン塾：“日本産業の新生 「タイムアクシス・デザインの時代」－　世界一やさしい国のモノ・コトづくりを目指して”」が開催された。タイムアクシス・デザインの概念，意義，理論・方法論に関して解説した

A Proposal of Robust Design Method for Deriving Adjustable Range

Suguru Kimura, Takeo Kato, Yoshiyuki Matsuoka

The 2011 International Conference on Advanced Design and Manufacturing Engineering （China） , 

2011年09月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

本研究では、複数の可変制御因子を有する問題に対応するために、遺伝的アルゴリズムおよびロバスト性算出に用いる可変制御因子の値抽出方法を適用し、従来の手法における最適化法を改良した。提案手法は2つの計算事例に適用され、有効性が確認された。

多空間デザインモデルに基づく癒しデザイン

氏家良樹，松岡由幸

日本機械学会、 第24回計算力学講演会 （岡山） , 

2011年09月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

デザインの一般性を記述可能なデザイン理論の一つである多空間デザインモデルに基づき、場と属性の関係から生まれる状態のデザインという観点から、癒しデザインについて論考した。そこでは、人工物を使用するヒトや人工物が使用される環境（場）、人工物そのものの仕様（属性）、およびそれらの関係性の的確な検討が必要であることを示し、そのための癒し工学の役割を述べるとともに、新たな場の創造という状態デザインの可能性についても言及した。

Application to a car body frame Based on parameter guidelines for deriving diverse solutions Using emergent design system

Koichiro Sato, Yoshiyuki Matsuoka

18th International Conference on Engineering Design （Copenhagen） , 

2011年08月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

本研究においては、創発設計システムのパラメータと生成形状の多様性および形状生成効率に対する知見や生成形状の多様性に影響のあるパラメータの設定指針を示した。また、パラメータの設定指針に基づき車体骨格設計に事例適用を行い、パラメータ設定指針の有用性を示した。

Research on the Role of the Sketch in Design Idea Generation

Yuichi Izu, Koichiro Sato, Yoshiyuki Matsuoka

14th International Conference on Human-Computer Interaction （Japan） , 

2011年07月

, 

ポスター発表

　概要を見る

本報においては、表示技術とデザイン発想の関係の考察を目的に一定の表示技術の有無による比較分析を行った。得られた結果を多空間デザインモデルの視点で考察した結果、相対的に表示技術が高い被験者は限られた構造属性から多くの外観属性を展開し、表示する傾向が示された。

状態量を考慮した多様場におけるシートスウィング機構の設計

北村武士,加藤健郎,松岡由幸

日本デザイン学会　第58回研究発表大会 （千葉） , 

2011年06月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

本研究では、力学状態量は、尻滑り力を０Nに抑えること、生理学状態量は、下肢の皮膚血流量の減少を０Nに抑えることを設計目標に、シートスウィング機能の設計解の導出を行った。その結果、尻滑り力の軽減を優先した設計解は、過去の研究で導出された尻滑り力防止曲線に近づき、皮膚血流量の減少の軽減を優先した設計解は、クッションアングルが０Nに近づく設計解となることを示した。

多空間デザインモデルに基づく学問領域間の場の比較-デザイン場の構築に向けて-

川西翔樹,加藤健郎,松岡由幸

日本デザイン学会　第58回研究発表大会 （千葉） , 

2011年06月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

場の概念は、デザインだけではなく様々な学術領域で用いられている。デザイン場構築の際に、これらの場の概念が参考になると考えられる。本研究では、デザイン場の構築を目指し、デザイン行為を包括的に論じることができる多空間デザインモデルを用いて、場の概念の学問領域間の比較を行った。

価値成長デザインに向けたタイムアクシス・デザインモデルの提案

高野修治,佐藤浩一郎,松岡由幸

日本デザイン学会　第58回研究発表大会 （千葉） , 

2011年06月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

本研究は，タイムアクシス・デザインを具現化する価値成長デザイン方法論の構築を目的としており、本報では、包括的な視点からデザインを捉えることができる多空間デザインモデルに基づいた価値成長デザインのためのタイムアクシス・デザインモデルを提案し、価値成長デザイン方法論の構築の一助とする。

デザイン理論の枠組みとそれに基づくタイムアクシス・デザイン

佐藤浩一郎,高野修治,松岡由幸

日本デザイン学会　第58回研究発表大会 （千葉） , 

2011年06月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

本報においては、一般性を有するデザイン理論構築の一助とすべく、デザイン理論の枠組みとしての多空間デザインモデルを示した。また、デザインという人間の創造的行為を理論的に説明する新たな科学である「デザイン科学」における位置づけとデザイン推論の枠組みとの関係を明示した。さらに、現在と将来の問題に対応する新たなデザインの方向性として、タイムアクシス・デザインを示した。

デザインにおけるスケッチと発想の関係

伊豆裕一,佐藤浩一郎,松岡由幸

日本デザイン学会　第58回研究発表大会 （千葉） , 

2011年06月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

本報においては、デザイン過程において発想されるキーワード、スケッチの活用方法、および描かれるスケッチの関係を分析した。さらに、多空間デザインモデルに基づき、デザイン発想におけるスケッチの役割の考察を行い、スケッチの活用による外観展開数やキーワード数に影響を及ぼす可能性を示した。

多空間デザインモデルに基づくデザイン法の提案とその適用

浅沼尚,佐藤浩一郎,松岡由幸

日本デザイン学会　第58回研究発表大会 （千葉） , 

2011年06月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

本研究では、デザインにおける包括的な観点を導入したデザイン展開を発想法と分析法の適切な活用により進めることで、的確なデザイン思考および新規性を有するデザイン解の導出を行う新しいデザイン法を提案した。さらに、２つの事例を選定し適用を行った結果、提案したデザイン法が的確なデザイン思考および新規性を有するデザイン解の導出において活用される可能性を示した。

創発デザインの概念とそれに基づく多様解導出システム

水町悠貴,関口光洋,森川洋,佐藤浩一郎,松岡由幸

日本デザイン学会　第58回研究発表大会 （千葉） , 

2011年06月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

デザイン過程は上流過程と下流過程の２つに大別することができる。上流過程においてはデザイナの経験や直観を用いて試行錯誤的に広い解空間から多様なデザイン解の探索が行われ、下流過程においては狭い解空間から合目的に唯一のデザイン解の探索が行われる。本報ではこのデザイン過程における方法論である「創発デザイン」と「最適デザイン」の概念を示すとともに、「創発デザイン」を応用した多様解導出システムを示した。

多様な動的挙動生成に向けた多様解導出システムの基礎研究

松井俊太郎,佐藤浩一郎,松岡由幸

日本デザイン学会　第58回研究発表大会 （千葉） , 

2011年06月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

デザイン上流過程における大域的なデザイン解探索の支援のため、創発の概念に基づく多様解導出システムが提案されている。同システムは静的な人工物デザインに適用され、多様なデザイン解導出に対する有効性が確認されている。静的な人工物デザインに加えて、多様な動的挙動の生成が可能となれば、動的な人工物デザインへの発展が期待できる。このような背景から、多様解導出システムにおけるボトムアップ過程を用いて、多様な動的挙動を生成可能なアルゴリズムを提案した。さらに、提案したアルゴリズムを用いて多様な挙動が生成可能であることを示した。

創発を利用した電子スケッチブック構想

宮田悟志,松岡由幸

日本デザイン学会　第58回研究発表大会 （千葉） , 

2011年06月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

創発は、自明な局所ルールからボトムアップ的に非自明な大域現象が生成される性質であり、実世界システムの有する特性として注目されている。また、デザイン分野においても、創発はデザイン手法の新たなパラダイムとして期待されている。筆者らは、形状生成へ創発を適用する基礎研究をこれまで行ってきた。本稿ではその応用の一つとして、スケッチを描く事と、その構造力学的な挙動の観察が同時に行える電子スケッチブック構想について述べる。

ロバストデザイン概論 －安全な社会とものづくりのために－

加藤健郎,木村優,松岡由幸

日本デザイン学会　第58回研究発表大会 （千葉） , 

2011年06月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

多様な環境において製品の頑強な機能を確保するための方法論であるロバストデザインの必要性は高まってきている。ロバストデザイン（特にタグチメソッド）は、製品の機能のばらつきを低減する方策として最も有名な手法の１つである。しかし、ロバストデザインに関する研究は計算効率に主眼を置く傾向があるため、ロバスト性評価の正確性の低減が懸念される。本稿では、ロバストデザインの歴史と近年の動向を紹介するとともに、ロバストデザイン研究における課題と、同研究における今後の方針について考察した。

最適可変域を導出するロバストデザイン法の構築とその事例適用

木村優、加藤健郎、松岡由幸

日本機械学会、関東学生会卒業研究発表講演会 （横浜） , 

2011年03月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

従来のロバストデザイン法は、デザイナが設定可能な因子（制御因子）をある値に定めた状態で製品の機能安定性（ロバスト性）評価を行う。このため、製品使用時にユーザが自由に調整できるような制御因子を持つ設計問題には適用できない。本研究では、ユーザが自由に調整できる制御因子を可変制御因子と新たに定義し、最適可変域を導出するロバストデザイン法を構築した。さらに、それを事例適用し有効性を確認した。

場の概念に関する学術領域間の比較とそれに基づくデザイン場の考察

川西翔樹、氏家良樹、松岡由幸

日本機械学会、関東支部講演会 （横浜） , 

2011年03月

, 

口頭発表（一般）

多空間デザインモデルに基づくエルゴデザイン法

北村武士、氏家良樹、松岡由幸

日本機械学会、関東支部講演会 （横浜） , 

2011年03月

, 

口頭発表（一般）

多様解導出システムにおける形状変換法の提案

水町悠貴、佐藤浩一郎、松岡由幸

日本機械学会、関東学生会卒業研究発表講演会 （横浜） , 

2011年03月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

設計上流過程において必要とされる多様解を導出可能な多様解導出システムが提案されている。本研究では、多様解導出システムにより導出される解の多様性保持のために強度を満足化する形状変換法を提案し、その有効性を検証した。

タイムアクシス・デザインモデルの定式化とその応用

高野修治、佐藤浩一郎、松岡由幸

日本機械学会、関東支部講演会 （横浜） , 

2011年03月

, 

口頭発表（一般）

形状情報の表示技法とデザイン発想

伊豆裕一、松岡由幸

日本機械学会、関東支部講演会 （横浜） , 

2011年03月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

本研究では、商品の概念やイメージを現視化するデザイナーの発想方法に注目し、デザイナーが活用するスケッチの役割を分析した。比較分析実験により、スケッチの表示技術と、発想数の関係を分析した。また、デザイン理論のフレームワークである多空間デザインモデルに基づき分析を行った。その結果、表示技法の役割として抽象度の高いキーワードから属性要素への変換機能と、構造属性から外観属性への展開機能が示唆された。

Generation of diverse dynamic behaviors using the emergent design system

Koichiro Sato, Kenjiro Takemura, Yoshiyuki Matsuoka

International Conference on research into Design 2011 （Bengaluru） , 

2011年01月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

本研究では、創発の概念に基づく創発設計システムを、人工物の構造のみならず、動的な挙動を生成可能なシステムにと拡張した。同システムのボトムアップ過程において生成された形状をバネおよびダンパにより接続された2次元質点系へと変換し、これの動的挙動を解析することにより、多様な挙動を生成可能であることを示した。

Multispace Design Model as Framework for Design Science towards Integration of Design

Yoshiyuki Matsuoka

International Conference on Design Engineering and Science 2010 （Tokyo） , 

2010年11月

, 

口頭発表（基調）

　概要を見る

細分化されたデザインの統合に向けたデザイン科学の枠組みとしての多空間デザインモデルを解説した。また、デザインの文脈、今後の展望を述べるとともに、同モデルを用いた研究紹介を行い、デザイン行為を説明するための基盤となる可能性についても概説した。pp48-51

Environmental Adaptability of Emergent Dynamical Behavior Design

Toru Nagata, Kenjiro Takemura, Koichiro Sato, Yoshiyuki Matsuoka

The 14th International Conference on Mechatronics Technology （Osaka） , 

2010年11月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

本研究においては、超多自由度の動的システムの制御に向けて、生物の創生過程に見られる創発の概念を用いた制御方法を示した。242の自由度を持つ動的システムを用いて本方法の有効性を検証した結果、様々な外乱（環境）に対してシステムの動的な挙動を制御可能であることを示した。

多空間デザインモデルに基づくデザイン法の提案とその適用

浅沼尚，氏家良樹，佐藤浩一郎，松岡由幸

Designシンポジウム2010 （東京） , 

2010年11月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

本研究では、デザインにおける包括的な観点を導入したデザイン展開を発想法と分析法の適切な活用により実行可能なデザイン法を提案した。さらに、場の特性が異なる二つの事例（アイウェア、オフィス・ファニチャ）に適用し、その有効性を示した。

可変制御因子に対応するロバスト設計法

加藤健郎，松岡由幸

日本機械学会、 第20回設計工学・システム部門講演会 （東京） , 

2010年10月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

本研究では、複数の可変制御因子に対応するロバスト設計法を提案した。さらに、提案した設計法を数値事例に適用することにより、評価点を徐々に増加させる本設計法の妥当性と、設計問題に応じて可変制御因子の関係性を独立と従属で使い分ける必要性が示唆された。

位相最適化法における設計領域と解の関係解析

森川洋，佐藤浩一郎，松岡由幸

日本機械学会、 第20回設計工学・システム部門講演会 （東京） , 

2010年10月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

本研究では、基本的な2次元片持ち梁に対して、多様解導出システムで得られた部分設計領域からの創発解と、従来の位相最適化法で用いられる全設計領域からの従来解の導出過程を比較した。その結果、部分設計領域では、全設計領域で見られる密度分布の拡散が起こらないため、剛性の高い創発解が導出されることが示された。

デザイン統合に向けたデザイン科学の枠組み：多空間デザインモデル

松岡由幸

日本機械学会、2010年度年次大会 （名古屋） , 

2010年09月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

デザイン統合に向けたデザイン科学の枠組みとしての多空間デザインモデルを解説した。また、同モデルを用いることにより、デザイン行為やデザイン対象を構造的に分類，整理し，情報の共有，知の抽出などの基盤となる可能性についても概説した。

Analysis of the Shape Feature Emerging from the Combination of Geometric Elements

Shoki Kawanishi,Yoshiki Ujiie,Yoshiyuki Matsuoka

The 14th International Conference on Geometry and Graphics （Kyoto） , 

2010年08月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

デザインは学際的な分野であり、特に視覚デザインでは知覚心理学などで得られた知見が多く活用されている。本研究では、場の影響を受ける視覚特性に関する知見を得るため、図の組み合わせから発現する形状特徴についての実験および解析を行った。

Emergent Design of Dynamical Behavior

Toru Nagata, Kenjiro Takemura, Koichiro Sato, Yoshiyuki Matsuoka

2010 IEEE/ASME International Conference on Advanced Intelligent Mechatronics （Canada） , 

2010年07月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

本研究においては、創発の概念を用いた制御方法による超多自由度の動的システムの制御を目的とした。242の自由度を持つ動的システムを用いて、異なる振動数の振動を動的システムに与えた場合でも、ロバストな制御が行えることを示した。

Robust design method for objective characteristics with nonnormal distributions and control factors with adjustable range

Takeo Kato, Atsuki Watai, Yoshiki Ujiie,Yoshiyuki Matsuoka

UMTIK 2010 International Conference on Machine Design and Production （Cyprus） , 

2010年07月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

多様な場で使用される人工物のデザインにおいては、目標特性分布の非正規性や可変機構の設定範囲を適切に考慮するロバスト性の評価指標が必要となる。本研究では、これらを反映したロバスト指標を提案し，それらを公共用シートのデザインに事例適用することで、その有用性を示した。

デザイン発想教育におけるスケッチ活用

伊豆裕一,氏家良樹,松岡由幸

日本デザイン学会　第57回研究発表大会 （長野） , 

2010年07月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

デザイン発想におけるスケッチの役割を明確化するため、デザイン専門教育経験有りの学生と無しの学生を対象に、スケッチのスキルに関する評価とデザイン発想に関する評価との比較分析を行った。その結果、スケッチスキルにおける描写力や展開力と、デザイン発想における構造展開や外観展開との関係性が示された。

多空間デザインモデルとデザイン推論

氏家良樹,松岡由幸

日本デザイン学会　第57回研究発表大会 （長野） , 

2010年07月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

デザイン解の導出過程においては、与えられたデザイン問題に対するデザイン案の発想と評価が繰り返されるとともに、デザイン問題に対する分析が行われる。本報では、デザインにおけるこれら分析、発想、評価を多空間デザインモデルの観点から論考し、分析に基づく発想、評価の重要性について言及した。

デザインにおける多様性の明確化

森川洋,氏家良樹,松岡由幸

日本デザイン学会　第57回研究発表大会 （長野） , 

2010年07月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

デザインにおける多様性を定式化するうえで必要となる指針の構築に向け、関連研究分野の知見を総括し、定式化の視点抽出を行った。その結果、デザイン対象が有する特徴の抽出方法や対象間の距離の定義方法の違いにより算出される多様性が異なる可能性のあることが示された。

力学解析としての創発

宮田悟志,松岡由幸

日本デザイン学会　第57回研究発表大会 （長野） , 

2010年07月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

デザインの方法論の一つとしても注目されている創発の利用は、種々のものが考え得るが、本稿では力学解析への創発性の適用を述べた。本稿で述べた創発の力学解析への適用では、数学的に不完備な条件でも作動する力学解析モデルを、創発により形成できることを示す。

デザインおよび他の学問分野における場の概念

川西翔樹,松岡由幸

日本デザイン学会　第57回研究発表大会 （長野） , 

2010年07月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

人工物が使用される環境が多様化し、人工物自身も複雑・大規模なシステムとなっている現在では、人工物と周辺環境、即ちデザイン対象と場の関係性を適切に考慮することが重要となっている。本発表では，他の学問分野における場の概念を概説し、それらの関係性を総括した。また、デザインにおける場と感性との関係について述べた。

デザイン科学の文脈と胎動

松岡 由幸

デザイン塾："デザイン科学講座", 

2010年04月

, 

口頭発表（基調）

　概要を見る

慶應義塾大学理工学部矢上キャンパスを会場として、日本デザイン学会 デザイン理論・方法論研究部会（DTM）の2009年度活動：「デザイン塾：“デザインサイエンス”，その文脈と胎動」が開催された。様々な領域のデザインに共通の基盤となるデザインサイエンスの構築について説明した

Kansei, Mechanical, and Physiological Analysis of the Public Seat under Diverse Conditions

Takeshi Kitamura, Yoshiki Ujiie, Yoshiyuki Matsuoka

International Workshop on Kansei （Hukuoka） , 

2010年03月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

公共用シートで使用されるシートスウィング機構が、感性（座り心地）とそれを表現する力学の関係から、ユーザの体格や座り方などの多様場を考慮して最適化を行い、生理学（血流）の観点からの有用性の実験的解析を行った。

デザイン科学に基づくデザイン教育の試行

松岡 由幸

横幹連合、 第３回横幹連合コンファレンス （東北大学） , 

2009年12月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

慶應義塾大学理工学部機械工学科および理工学研究科総合デザイン工学専攻においては、領域横断的な視点に基づく新たなデザイン科学の視点から、いくつかの特徴を有したデザイン（設計）教育を進めている。本報告では、その現況を紹介することで、今後のデザイン教育のあり方について考察した。

創発の概念に基づく質点系の挙動生成

竹村研治郎, 佐野乾一, 佐藤浩一郎, 松岡由幸

日本機械学会、 第19回設計工学・システム部門講演会 （沖縄） , 

2009年10月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

本研究では、創発の概念に基づく設計手法の適用範囲を、ダイナミクスを有する人工物の設計問題へと拡張し、多様な動的挙動を生成可能であることを示した。同設計法のボトムアップ過程において生成された形状をバネおよびダンパにより接続された2次元質点系へと変換し、これの動的挙動を解析することにより、挙動にも多様性が生じることを明らかにした。

Physiological Analysis for Universal Design of Public Seats under Diverse Conditions

Takeshi Kitamura, Yoshiki Ujiie, Yoshiyuki Matsuoka

International Association of Societies of Design Research 2009 （Seoul） , 

2009年10月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

過去の研究において，多様場を考慮し力学的観点から最適化されてシートスウィング機構について下肢の皮膚血流量への影響を解明し、生理面を考慮したシートのユニバーサルデザインを行う場合の考慮すべき点を示唆した。小伏在静脈、膝窩静脈への圧迫を軽減するデザインが求められることを示唆した。さらに、身長が低いユーザ、肥満体型のユーザでは圧迫を受けやすいことからこれらのユーザに配慮したデザインが求められことを示唆した。

Robust Design Methods for Universal Design

Takeo Kato, Atsuki Watai, Yoshiyuki Matsuoka

International Association of Societies of Design Research 2009 （Seoul） , 

2009年10月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

本報では、ロバスト設計法がユニバーサルデザインの定量的評価に用いられることを示した。まず、多空間デザインモデルに基づき、ロバスト設計とユニバーサルデザインを比較し、両者の特徴を明らかにした。そして、公共用水飲み場の事例に適用し、ロバスト設計法により定量的に設計解が算出され、ユニバーサルデザインが実現されたことを確認した。

Design system inspired by biological emergence to derive diverse solutions and its application

Hiroshi Morikawa, Koichiro Sato, Yoshiyuki Matsuoka

International Association of Societies of Design Research 2009 （Seoul） , 

2009年10月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

デザイン上流過程においてデザイナの発想を支援するために、多様なデザイン解を導出可能な創発設計システムの概要を説明した。また、本システムの車体骨格への事例適用と、多様な繊維状形状の生成方法を示した。

Analysis of the shape feature in consideration of the influence of cognitive conditions

Shoki Kawanishi, Yoshiki Ujiie, Yoshiyuki Matsuoka

International Association of Societies of Design Research 2009 （Seoul） , 

2009年10月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

感性が場に影響を受ける事例として、美しさの評価に投影の位置が及ぼす影響を検討した。その結果，形状の小さな変化においては美しさ評価が投影の影響を受けることを示した。

Emergent Design and Optimum Design in the Design Process

Koichiro Sato, Yoshiyuki Matsuoka

International Association of Societies of Design Research 2009 （Seoul） , 

2009年10月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

部分から全体を導き出す「創発デザイン」と全体から部分を導き出す「最適デザイン」の概念を示した。また、両デザインにおける適用条件や適用可能なデザイン問題を示し、設計過程における位置づけを示した。

Proposal of robust design method for diverse conditions in consideration of cost

Atsuki Watai, Takeo Kato, Yoshiyuki Matsuoka

International Association of Societies of Design Research 2009 （Seoul） , 

2009年10月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

製品の使用者や使用環境の多様性に対応するための多様場に対応するロバスト設計法において、ロバスト性向上を目的として可変機構を設ける場合は、製造コストを考慮する必要がある。そのため、本報では、ロバスト性と製造コストのトレードオフ関係を適切に評価可能な方法を提案した。また、公共車両用シートの事例に適用し、提案した方法の適用可能性を示した。

Proposal of Multispace Design Method with Idea Sketches

Nannan Kyo, Kiyokazu Saito, Yoshiki Yjiie, Yoshiyuki Matsuoka

International Association of Societies of Design Research 2009 （Seoul） , 

2009年10月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

本研究では、スケッチプロセスの導入による多空間デザイン法の拡張と拡張した手法の事例適用を行った。その結果、状態要素を的確に抽出できること、主観と客観両方の知識が反映されること、および協調デザインを展開できる可能性が示された。

構造設計問題のための多様解導出システムとその事例適用

佐藤浩一郎，松岡由幸

日本機械学会、 第19回設計工学・システム部門講演会 （沖縄） , 

2009年10月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

本研究では、構造設計問題に対応可能な新たな多様解導出システムの構築を行った。また、事例適用において得られた知見に基づき、力学特性の異なる多様解導出のためのメカニズム、ならびにシステムパラメータ設定の指針を示した。

最適可変域および最適多水準の決定問題に対応するロバスト設計法の提案

渡井惇喜, 中塚慧, 加藤健郎, 松岡由幸

日本機械学会、 第19回設計工学・システム部門講演会 （沖縄） , 

2009年10月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

ロバスト性向上には、制御因子に可変域や多水準を設ける必要がある。そのため、本研究では、それらの設計問題に対応するために、ロバストモデリングにおいて2つの指標を、ロバスト最適化において3つの算出法を提案した。また、公共用車両シートおよび公共用水飲み場の事例に適用し、提案した方法により適切にロバスト解が算出されることを確認した。

多空間デザインモデルに基づくデザイン推論の枠組み

氏家良樹，松岡由幸

日本機械学会、 第19回設計工学・システム部門講演会 （沖縄） , 

2009年10月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

デザインの一般性を記述可能な多空間デザインモデルの観点に基づき、デザインにおける分析、発想、評価の行為をそれぞれ帰納推論、仮説推論、演繹推論として記述し、デザイン推論の枠組みを提案するとともに、分析に基づく発想、評価の重要性を指摘した。

多空間デザインモデルを視点としたデザインにおける場と感性

川西翔樹，松岡由幸

日本機械学会、 第19回設計工学・システム部門講演会 （沖縄） , 

2009年10月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

対象の周辺環境である場を考慮してデザイン行為を記述する多空間デザインモデルを視点として、感性に影響を与えると思われる場について概説した。また、その事例として投影が印象評価に与える影響を検討した。

スケッチによる多空間デザイン法とその適用

許楠楠, 斎藤清和, 松岡由幸

日本機械学会、 第19回設計工学・システム部門講演会 （沖縄） , 

2009年10月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

本研究では、スケッチのプロセスを導入することで、多空間デザイン法を拡張した。さらに、拡張した手法を掃除機ロボットの事例適用することにより、拡張の効果を確認した。

繊維状形状の形状特徴の操作に向けた多様解導出システムのパラメータ

森川洋，佐藤浩一郎，松岡由幸

日本機械学会、 第19回設計工学・システム部門講演会 （沖縄） , 

2009年10月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

創発の概念に基づく多様解導出システムにおける繊維状形状の生成について、形状特徴を操作するために3つのパラメータを導入し、パラメータ操作による形状特徴の操作の指針を示した。

Robust Design Method for Diverse Conditions

Atsuki Watai,Satoshi Nakatsuka,Takeo Kato,Yoshiki Ujiie,Yoshiyuki Matsuoka

The 2009 ASME International Design Engineering Technical Conferences and Computers and Information in Engineering Conference （Sandiego） , 

2009年08月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

多様場の特徴である目標特性が非正規分布の場合におけるロバスト性評価測度および算出法を提案した。また、ロバスト性を向上させるために制御因子が可変範囲を有する場合における評価測度および算出法を提案した。そして、提案した方法の有効性を検証するために、公共用車両シートの設計問題に事例適用を行った。

An Extended Algorithm for Generation of Fibrous Form in the Emergent Design System

Koichiro Sato,Yoshiki Ujiie,Yoshiyuki Matsuoka

The 2009 ASME International Design Engineering Technical Conferences and Computers and Information in Engineering Conference （Sandiego） , 

2009年08月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

創発設計システムにおける生成形状を構成する材料の種類を増加させ、従来から存在する形状要素に加えて繊維状形状の2種類の形状を同時に生成可能な形状生成方法の提案を行った。その際、多様な形態や構造を有する生物の形態形成時にみられる分化現象を既存の創発設計システムに導入し、新たに定義する入力パラメータと評価指標との関係解析を行った。

コストを考慮した多様場対応型ロバストデザイン法の提案

渡井惇喜,加藤健郎,松岡由幸

日本デザイン学会　第56回研究発表大会 （名古屋） , 

2009年06月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

可変機構を設ける場合は、製品コストを勘案してデザインを行う必要がある。そのため、本研究では、ロバスト性と製品コストのトレードオフ関係を考慮したロバストデザイン法を提案した。また、公共車両用シートに事例適用を行い、提案方法の適用可能性を示した。

場の影響を考慮した形状特徴と物理特性との関係解析

川西翔樹,松岡由幸

日本デザイン学会　第56回研究発表大会 （名古屋） , 

2009年06月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

本研究では、多空間デザインモデルに基づき、従来の認知研究を概観することで、場の考慮することの重要性を示した。また、場が印象評価に与える影響の事例として、投影の位置が美しさ評価に及ぼす影響の実験および解析を行った結果、場の影響を受ける場合には状態量が有効である可能性を示した。

多空間デザインモデルに基づく分析法と発想法の分類体系

浅沼尚,斉藤清和,松岡由幸

日本デザイン学会　第56回研究発表大会 （名古屋） , 

2009年06月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

本研究では、はじめにデザイン理論のフレームワークである多空間デザインモデルに基づき、分析法と発想法の分類を行い、デザインの各局面における位置づけを明確化し分類体系を示した。つぎに、分類体系を応用することにより、分析法と発想法の選択フローチャートの提案、およびデザインの上流過程から下流過程までを連続的に展開できるデザイン方法の提案を行った。

スケッチによる多空間デザイン法の提案と掃除機ロボットヘの適用

許楠楠,斉藤清和,松岡由幸

日本デザイン学会　第56回研究発表大会 （名古屋） , 

2009年06月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

本研究では、まず、スケッチのプロセスを導入することにより、多空間デザイン法を拡張した。つぎに、拡張した手法を掃除機ロボットのデザインに事例適用することにより、状態要素を的確に抽出できること、主観と客観両方の知識が反映されること、協調デザインを展開できることを確認した。

ペットとペットロボットの分析による価値成長デザインの視点抽出

加藤真弘,松岡由幸

日本デザイン学会　第56回研究発表大会 （名古屋） , 

2009年06月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

人工物の使用時間の経過とともに価値を増加させることを目指した、価値成長デザインの視点を示した。まず既存の価値成長事例であるペットとペットロボットの分析を行った。そして分析より得られた要素を、多空間デザインモデルに適用することによって価値成長デザインの実現に向けた視点を示した。

創発デザインおよび最適デザインにおけるトップダウン

佐藤浩一郎,松岡由幸

日本デザイン学会　第56回研究発表大会 （名古屋） , 

2009年06月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

デザイン上流過程およびデザイン下流過程に適用可能な人工物デザインとしてボトムアップとトップダウンを含む「創発デザイン」とトップダウンのみを含む「最適デザイン」の概念を示し、それぞれのデザインにおけるトップダウンの特徴とその違いを示した。

多様解を導出する創発デザインシステム

森川洋,佐藤浩一郎,松岡由幸

日本デザイン学会　第56回研究発表大会 （名古屋） , 

2009年06月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

多様なデザイン解を導出するデザイン方法として、創発デザインシステムの概要を示した。また、本システムを具体的な人工物デザインに適用し、本システムの人工物デザインへの適用可能性を示した。さらに、本システムの拡張について示し、本システムによりデザイン行為を支援できる可能性を示した。

創発デザイン法試論

宮田悟志,松岡由幸

日本デザイン学会　第56回研究発表大会 （名古屋） , 

2009年06月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

創発の特性を用いたデザイン法を, 構造シミュレーションを例に示し, その作動の様子を紹介した。アナリシスにもとづくシミュレーションと対比させて論じることで、創発手法の能力や可能性を具体的に示すことができた。

Design of the Public Vehicle Seat in Consideration of Kansei, Mechanical, and Physiological Aspects

Takeshi Kitamura,Yoshiki Ujiie,Yoshiyuki Matsuoka

International Conference on Kansei Engineering and Emotion Research 2009 （Yokohama） , 

2009年03月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

過去の研究において、公共用シートで使用されるシートスウィング機構が、感性（座り心地）とそれを表現する力学（代用特性）の関係から、多様場を考慮して最適化された。本研究では、その最適化の結果に関して、生理学（血流）の観点からの有用性の実験的解析を行い、解剖学的見地から考察を行った。

Analysis of the Shape Feature under Diverse Cognitive Conditions Based on A General Model of Kansei

Shouki Kawanishi,Yoshiki Ujiie,Yoshiyuki Matsuoka

International Conference on Kansei Engineering and Emotion Research 2009 （Yokohama） , 

2009年03月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

ヒトの感性は、多様な場の影響を受けやすいといわれているため、そのような場の影響を考慮してデザインを行うことが必要である。本報では、形状特徴「美しさ」に投影の位置が及ぼす影響について実験および定式化を行い、場の影響を考慮した感性研究の方法論における新たな方向性を示した。

デザイン統合に向けたデザイン科学の枠組み

松岡由幸

デザイン シンポジウム 2008 （横浜） , 

2008年11月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

細分化・効率化されたデザインがもたらした多くの課題に対し、個々のデザインは今こそ一丸となって取り組んでいく必要がある。本報では、デザインを統合するうえでの視点としてデザイン科学の枠組みを提示し、それに基づく統合化および21世紀のデザイン展望について述べる。

工学部学生に対するスケッチ教育とデザイン発想

伊豆裕一・松岡由幸

デザイン シンポジウム 2008 （横浜） , 

2008年11月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

本報では、工学部学生とデザイナの発想方法を比較することで、意匠としての外観デザイン発想について考察を行った。さらに、デザイン教育とは異なる工学教育で得た、専門的な知識や経験をデザインに活用することによる、新しいデザイン発想の可能性について考察した。

ユーザの好みに応じたロボットの動作生成システムの構築

奈良原久之・前野隆司・松岡由幸

デザイン シンポジウム 2008 （横浜） , 

2008年11月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

本研究では、まず、森の「不気味の谷」の仮説に基づき、 ロボットの形態と印象の関係について官能評価実験を行った。つぎに、得られた知見を基にロボットの形態を決定するとともに、多空間デザインモデルに基づき、状態空間の物理要素(アイコンタクト)および属性空間の物理要素（Laban System に基づく物理要素）を設計変数として、 IGA を用いてユーザごとに好みの動作を生成するシステムを構築した。

創発設計システムを用いた多様な位相の創出と位相最適化

沼生真一・佐藤浩一郎・松岡由幸

デザイン シンポジウム 2008 （横浜） , 

2008年11月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

本報では、形状生成アルゴリズムにより異なる初期形状を生成し位相最適化を実行し、最適化後の設計解の特性に与える変化を解析した。解析方法として2次元の支持梁問題を想定し、与えられた設計領域全域を初期形状として位相最適化を実行し設計解を導出した場合と、形状生成アルゴリズムを用いて与えられた設計領域内で形状を生成し、その形状を初期形状として位相最適化を実行し設計解を導出した場合との比較を行った。

創発設計システムにおける繊維状形状生成のためのパラメータ導入

森川洋・佐藤浩一郎・松岡由幸

デザイン シンポジウム 2008 （横浜） , 

2008年11月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

本報では、繊維状形状生成アルゴリズムにおいて評価指標である充填率、直鎖率および配向率の制御範囲を拡大させるため、パラメータとして繊維芽要素数限度値、頂芽優勢および極性を導入し、その有効性を検証した。その結果、各パラメータの適切な導入による各評価指標の値の制御の可能性と、生成形状の多様性の増加可能性を確認し、複数の材料特性を有する形状を生成可能な、設計上流過程を支援するシステム構築の一助とした。

創発設計システムを用いた繊維状形状の生成

佐藤浩一郎・松岡由幸

デザイン シンポジウム 2008 （横浜） , 

2008年11月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

本報では、過去の研究で提案したアルゴリズムにおいて新たに定義されたシステムの入力パラメータと生成される形状との関係解析を行った。その際に形状の特徴を評価するための指標を定義し、入力パラメータを解析パラメータとして形状生成実験を行い、それぞれの関係を明確化した。

工業デザインと工学設計の統合に向けたデザイン方法論の枠組み

杉山滝三・松岡由幸

デザイン シンポジウム 2008 （横浜） , 

2008年11月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

近年、工業デザインと工学設計の二つのデザインの統合が求められている。本報では、多空間デザインモデルに基づいて、デザイン過程に伴うデザインの特徴を考察し、それらの結果を統合することで、二つのデザインを包含したデザイン方法論の枠組みの一つを構築した。

分析法および発想法の分類体系とその多空間デザイン法への導入

斎藤清和・氏家良樹・松岡由幸

デザイン シンポジウム 2008 （横浜） , 

2008年11月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

本報では、まず、分析法と発想法をデザインという同一の視点から分類することにより、デザインにおける各手法の役割を明確化し、デザインにおける位置づけ、および選択指針を示した。つぎに、示した選択指針を多空間デザイン法に導入した。

「場」と「境界」の概念を導入した感性科学

松岡 由幸

日本機械学会　第21回計算力学部門講演会 （沖縄） , 

2008年11月

, 

口頭発表（招待・特別）

　概要を見る

本報では、「場」と「境界」の概念を導入することでマクロ情報とミクロ情報の関連性を解明し、マクロ情報の定式化を図る「感性科学」の概念を紹介するとともに、その展望について言及した。

力学的・生理的観点を考慮した多様場におけるシートスウィング機構の最適化

北村武士・松岡由幸

デザイン シンポジウム 2008 （横浜） , 

2008年11月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

本研究では，力学面では尻滑り力に注目し，生理面では皮膚血流量の代用特性としてのシート座面先端圧縮力に注目し，尻滑り力とシート座面先端圧縮力の軽減を目的とした二目的問題として，多様場におけるシートスウィング機構の設計解を導出した．

多様場に対応するロバストデザインのコスト評価

渡井惇喜・中塚慧・加藤健郎・松岡由幸

デザイン シンポジウム 2008 （横浜） , 

2008年11月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

多様場に対応するロバストデザインのコスト評価法を提案した。具体的には、損失関数を応用し、ロバスト性評価測度とコストの関係式を導出し、ロバスト性とコストの二目的最適化を可能とした。また、提案した方法を公共車両用シートの事例に適用し、有効性を検証した。

可変機構に対応するロバストデザイン法の構築と事例適用

中塚慧・渡井惇喜・加藤健郎・松岡由幸

デザイン シンポジウム 2008 （横浜） , 

2008年11月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

本報では、可変機構に対応するロバストデザイン法を構築するために、デザイン問題の特徴に対応した最適可変範囲および複数水準の算出方法を提案するとともに、その選択フローチャートを提案した。また、提案手法を数値事例に適用し、有効性および適用可能性を検証した。

多様場に対応するロバストデザイン

加藤健郎・中塚慧・渡井惇喜・松岡由幸

デザイン シンポジウム 2008 （横浜） , 

2008年11月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

多様場に対応するロバストデザイン実現のために、まず、既存のロバストデザイン法を調査し、非正規分布を有する目標特性を適切に評価できるロバスト性評価測度と、可変機構を適切に評価できるロバスト性評価測度の必要性を示した。そして、上記2つの評価測度と、同評価測度のコスト評価法を提案した。

多空間デザインモデルに基づく形状に関する設計ノウハウ活用マニュアルの構築

石川洋平・松岡由幸

デザイン シンポジウム 2008 （横浜） , 

2008年11月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

本研究においては、熟練設計者へのヒアリングおよびパテントの調査を行い、設計ノウハウの抽出を行った。次に、抽出した設計ノウハウに対して、多空間デザインモデルに基づき分析を行ない、マニュアルを構築する上での視点を示した。さらに、抽出された視点を基に、多空間デザイン法を用いて、マニュアルのデザイン展開を行った。最後に、マニュアルの構築を行った。

創発設計システムを用いた多様な多質点系モデルとその動的な挙動の生成

佐野乾一・佐藤浩一郎・竹村研冶郎・松岡由幸

デザイン シンポジウム 2008 （横浜） , 

2008年11月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

創発設計システムのボトムアップ過程を用いて形状を生成し、その形状を質点、バネ、ダンパ、アクチュエータで構成される多質点系と見なして挙動解析することで、多様な形状とその形状から発生する新規性のある多様な挙動の生成を行った。

場と境界を考慮した感性モデルの提案

川西翔樹・加藤桂太・氏家良樹・松岡由幸

デザイン シンポジウム 2008 （横浜） , 

2008年11月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

本報では、多空間デザインモデルを視点としてこれまでのデザインにおける感性研究をまとめ、それに基づいて、今後の感性研究の指針を示し、多空間デザインモデルからのアナロジーとして場と境界を考慮した感性の多入力モデルを提案した。

Proposal of Multispace Design Method with Idea Sketches and its Application to Cleaner Robot

Nannan Kyo,Kiyokazu Saito,Yoshiki Ujiie,Yoshiyuki Matsuoka

デザイン シンポジウム 2008 （横浜） , 

2008年11月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

本研究では、まず、スケッチの過程を導入することで多空間デザイン法を拡張した。次に、拡張した多空間デザイン法を掃除機ロボットデザインに適用し、その効果を検証した。

デザイン科学の枠組み構築に向けて

松岡由幸

日本機械学会、 第18回設計工学・システム部門講演会, WS　デザイン科学へのアプローチ （京都） , 

2008年09月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

分業化・専門化が進んだことによる工学設計と工業デザイン間における協調の難しさに対応するためのデザインの統合、およびデザイン科学の枠組み構築の必要性について述べた。

創発設計システムにおける繊維状形状生成アルゴリズムの提案

佐藤浩一郎，松岡由幸

日本機械学会、 第18回設計工学・システム部門講演会 （京都） , 

2008年09月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

本報では形状の多様性を目的として、創発設計システムにおいて従来の形状要素に加えて繊維状形状の２種類の材料特性（ヤング率）を含む形状を同時に生成可能なシステムのへの拡張を図った。その際，生物の形態形成時にみられる分化現象を導入した形状生成アルゴリズムの提案を行い、形状生成を実行した。

マクロ感性科学に基づくマクロ情報の定式化

川西翔樹，松永絵美，氏家良樹，松岡由幸

日本機械学会、 第18回設計工学・システム部門講演会 （京都） , 

2008年09月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

ヒトの対象認知は周辺環境やコンテクスト等である「場」に影響を受けると言われている。本報では、対象の物理要素であるミクロ情報だけではなく「場」の影響を含めたマクロ情報を定式化するためのプロセスを提案し、マクロ情報である複雑さに適用した。

Mathematical Formulation Of Macroscopic Feature For Digital Style Design

Shouki Kawanishi, Emi Matsunaga, Yoshiki Ujiie, Yoshiyuki Matsuoka

The 2008 ASME International Design Engineering Technical Conferences and Computers and Information in Engineering Conference （Yokohama） , 

2008年08月

, 

口頭発表（一般）

Application of an Emergent Design System to Artificial Hip Stem and Body in White

Koichiro Sato, Yoshiki Ujiie, Yoshiyuki Matsuoka

The 2008 ASME International Design Engineering Technical Conferences and Computers and Information in Engineering Conference （Yokohama） , 

2008年08月

, 

口頭発表（一般）

Diverse Shape Generation for Digital Style Design

Yoshiki Ujiie, Yoshiyuki Matsuoka

The 2008 ASME International Design Engineering Technical Conferences and Computers and Information in Engineering Conference （Yokohama） , 

2008年08月

, 

口頭発表（一般）

Application to Artificial Hip Stem Design of an Emergent Design System Applicable in the Early Process of Design

Koichiro Sato, Yoshiki Ujiie, Yoshiyuki Matsuoka

The Second IEEE International Conference on Secure System Integration and Reliability Improvement （Yokohama） , 

2008年07月

, 

口頭発表（一般）

アウトサイダーデザイン その新たな発想力教育に向けて

伊豆裕一，松岡由幸

日本デザイン学会　第55回研究発表大会 （広島） , 

2008年06月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

本報では、それまでデザイン教育を受けたことのない、機械工学科専攻の大学生に対するスケッチテクニック習得を目的としたデザインの実習を通して、短時間でのスケッチテクニックの習得方法について述べる。つぎに、スケッチを活用した筐体デザインの実習を通し、スケッチを用いたデザインの発想方法について考察を行う。

多空間デザインモデル -デザイン科学の枠組み構築に向けて-

松岡由幸

日本デザイン学会　第55回研究発表大会 （広島） , 

2008年06月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

今後のデザイン科学の枠組み構築の一助とすべく、デザイン理論の枠組みとしての多空間デザインモデルの概要を提示した。そして、同モデルのデザイン科学の枠組みにおける位置づけを示すとともに、同モデルに基づくデザイン推論の枠組みの構造を明示した。

多空間デザインモデルを用いた建築とプロダクトの研究比較

杉山滝三，栃澤光彦，松岡由幸

日本デザイン学会　第55回研究発表大会 （広島） , 

2008年06月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

建築とプロダクトの研究を対象とし、多空間デザインモデルを用いる事で、両者の比較分析を行った。その結果を用いて、建築分野における今後の研究指針を示した。

多空間デザインモデルに基づく新デザイン法とその応用

斉藤清和，川島淳平，浅沼尚，松岡由幸

日本デザイン学会　第55回研究発表大会 （広島） , 

2008年06月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

多空間デザインモデルに基づき、デザイン上流過程から下流過程までの一連のデザイン過程を連続的に展開できる新デザイン手法を提案し、事例適用を行った。

内的デザインと外的デザイン　－デザインの統合化を目指して－

氏家良樹，松岡由幸

日本デザイン学会　第55回研究発表大会 （広島） , 

2008年06月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

内的デザインと外的デザインの観点から、20世紀までのデザインの文脈を機械化・分業化・専門化として捉え、21世紀のデザインとして統合化が必要となることを概説した。

デザインの奉仕化と生命化　－価値成長型デザインを目指して－

栃澤光彦，五十嵐浩也，松岡由幸

日本デザイン学会　第55回研究発表大会 （広島） , 

2008年06月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

デザインの奉仕化と生命化における特徴や関連研究を示すとともに、時間変化に沿って価値が成長する「価値成長型デザイン」というデザインコンセプトを示した。

「場」とその「境界」を導入したマクロ感性科学

松永絵美，川西翔樹，氏家良樹，松岡由幸

日本デザイン学会　第55回研究発表大会 （広島） , 

2008年06月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

多空間デザインモデルの観点に基づき、感性科学に「場」と「境界」の概念を導入することで、ヒトが持つイメージや印象であるマクロ特徴を研究する際の指針を提案した。

創発デザインと最適デザイン、その概念

佐藤浩一郎，松岡由幸

日本デザイン学会　第55回研究発表大会 （広島） , 

2008年06月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

ボトムアップとトップダウンを有する「創発デザイン」とトップダウンのみを有する「最適デザイン」の概念を示した。また、創発デザインと最適デザイン、それぞれの適用条件や適用可能なデザイン問題について示した。

デザイン手法における創発性の考察

宮田悟志，松岡由幸

日本デザイン学会　第55回研究発表大会 （広島） , 

2008年06月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

創発性における２つの側面、自然界における創発性とモデルを使ったシミュレーションにおける創発性を紹介し、それぞれのデザイン手法における現在の位置づけや問題点を説明した。

ロバストデザイン、その概念

中塚慧，松岡由幸

日本デザイン学会　第55回研究発表大会 （広島） , 

2008年06月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

内部システムのばらつきに対応する従来のロバストデザインの概念および多様な場に対応する新たなロバストデザインの概念を示した。また、ユニバーサルデザインおよびサステナブルデザインとの関係について説明した。

ロバストデザイン法を用いたシートデザイン

渡井惇喜，中塚慧，氏家良樹，松岡由幸

日本デザイン学会　第55回研究発表大会 （広島） , 

2008年06月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

多様場に対応するロバストデザイン法を拡張し、可変機構をデザインする方法を提案した。また、提案した方法を用いて公共車両用シートをデザインした。

デジタルコンポジションシステムの概念デザイン

川西翔樹，木下武志，青山英樹，氏家良樹，松岡由幸

日本デザイン学会　第55回研究発表大会 （広島） , 

2008年06月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

多空間デザインモデルに基づくデザイン手法及び多変量解析を用いて、コンポジション教育とデジタルシステムの持つ要素を構造化することで、デジタルコンポジションシステムの概念デザインを行った。

「場」を考慮したマクロ情報の定式化法

川西翔樹，松永絵美，氏家良樹，松岡由幸

日本設計工学会、 平成20年度春季大会研究発表講演会 （多摩） , 

2008年05月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

多空間デザインモデルの観点に基づき、マクロ特徴の定式化法を提案し、内部モデルと外部モデルの関係性を明らかにすることでマクロとくちょう（複雑さ)の定式化を行った。

A Proposal of Robust Design Method Using the New Evaluation IndexesA Proposal of Robust Design Method Using the New Evaluation Indexes

Satoshi Nakatsuka, Takeo Kato, Yoshiki Ujiie and Yoshiyuki Matsuoka

9th Cairo University International Conference on Mechanical Design and Production （Cairo） , 

2008年01月

, 

口頭発表（一般）

Emergent Design System Based on the Concept of Emergence and its Application to Artifact Design

Koichiro Sato, Yoshiyuki Matsuoka

9th Cairo University International Conference on Mechanical Design and Production （Cairo） , 

2008年01月

, 

口頭発表（一般）

人工物デザインにおける適応的・発生的方法-創発デザインの可能性-

佐藤浩一郎・松岡由幸

進化計算シンポジウム （北海道） , 

2007年12月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

本稿では人工物の形態形成を例に、総合にもとづく方法を定義し、その特性や役割、課題を解析的な方法と比較して論じた。具体的には、総合的な方法としてセルラ・オートマトン(cellular automaton)による実装系を考察し、解析的な方法としては均質化法(homogenization method)を考察した。 これらを通じて、総合的方法のデザインにおける位置付けを具体的に示した。

Classification and Guideline of Selection for Design Modeling Methods

Takashi Asanuma, Jumpei Kawashima, Yoshiki Ujiie, Yoshiyuki Matsuoka

International Association of Societies of Design Research 2007 （Hong Kong） , 

2007年11月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

デザインモデリング手法を適切に活用するうえで必要となる選択指針構築のため、統合デザインモデルの観点に基づき、各種デザインモデリング手法の分類および各分類型の特徴把握を行った。

A Grasp of Study Characteristics of Design and Engineering Design Based on Multispace Design Model

Mitsuhiko Tochizawa, Yuji Nomura, Yoshiki Ujiie, Yoshiyuki Matsuoka

International Association of Societies of Design Research 2007 （Hong Kong） , 

2007年11月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

デザインの一般性を記述可能な階層デザインモデルの観点に基づき、工業デザイン分野の研究と工学設計分野の研究の比較分析を行い、両研究分野共通の特徴および異なる特徴を明確化した。さらに、分析結果に基づき、両研究分野が今後進めていくべき研究課題の提案を行った。

Design Method Based on the Concept of Emergence and Its Application

Koichiro Sato, Yoshiyuki Matsuoka

International Association of Societies of Design Research 2007 （Hong Kong） , 

2007年11月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

創発の概念に基づく設計方法を応用した設計システムを人工股関節ステム開発に適用し、最適解を導出する従来の手法と比較することにより、本システムの多様解導出の有効性を示した。

A Proposal of Robust Design Method Applicable to Diverse Design Problems

Satoshi Nakatsuka, Takeo Kato, Yoshiki Ujiie, Yoshiyuki Matsuoka

International Association of Societies of Design Research 2007 （Hong Kong） , 

2007年11月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

人工物が使用される様々な状況としての多様場に対応可能なロバストデザイン法を提案し、ヒトの身長や体重、着座姿勢等の変動が想定されるシートデザインへの事例適用において、その有効性や適用可能性を示した。

内的デザインと外的デザイン、その文脈と展望

松岡由幸

日本機械学会　第17回設計工学・システム部門講演会 （仙台） , 

2007年10月

, 

口頭発表（招待・特別）

　概要を見る

エンジニアリングデザインなど、内部モデルを中心としたデザインを行う内的デザインの概要と、インダストリアルデザインなど、外部モデルを中心としたデザインを行う外的デザインの概要について述べ、内的デザインの研究事例としての創発デザイン法、および外的デザインの研究事例としての多様場対応型ロバストデザイン法を紹介した。また、両デザインの今後の展望として、生命化と奉仕化の概念に基づく価値成長型デザインについて述べた。

Mathematical Formulation of Macroscopic Feature

Yoshiki Ujiie, Emi Matsunaga, Yoshiyuki Matsuoka

International Conference on Kansei Engineering and Emotion Research 2007 （Sapporo） , 

2007年10月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

形の印象やイメージなどのマクロフィーチャと対応可能な形のマクロ情報を数学的に定式化する方法として、「複雑さ」を事例とした曲率エントロピーおよび曲率積分を紹介し、そのデザインへの応用やヒトの認知特性解明への可能性について言及した。

Application of Robust Design Method for Seat under Diverse Conditions

Takizo Sugiyama, Satoshi Nakatsuka, Yoshiki Ujiie, Yoshiyuki Matsuoka

International Conference on Kansei Engineering and Emotion Research 2007 （Sapporo） , 

2007年10月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

様々な状況（多様な場）において使用される公共シートのデザインを行ううえでは、場の変動に対して感性（すわり心地など）の安定性を確保可能なデザイン手法が望まれている。本研究では、３つのデザイン事例において、それぞれの特徴に対応したロバストデザイン法を適用し、多様な場における感性の安定性を確保するシートデザインの可能性を示した。

創発設計による多様な設計解の創出

佐藤浩一郎・松岡由幸

日本機械学会　第17回設計工学・システム部門講演会 （仙台） , 

2007年10月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

設計過程における「創発設計」と「最適設計」の位置付けや、生物の形態形成のメカニズムを埋め込んだセルラ・オートマトンの活用による、創発設計システムの概要と、より大域的な解探索を行うためのシステム拡張の方向性を示した。

多様性を有する場に対応する新たなロバスト設計法の構築

中塚慧・加藤健郎・氏家良樹・松岡由幸

日本機械学会　第17回設計工学・システム部門講演会 （仙台） , 

2007年10月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

多様性を有する場（人工物が使用される様々な状況）に対応可能なデザインを実現する新たなロバスト設計法を提案し、シートデザインへの事例適用において、その有効性や適用可能性を示した。

マクロ情報の操作による多様な曲線形状の生成法

松永絵美・氏家良樹・松岡由幸

日本機械学会　第17回設計工学・システム部門講演会 （仙台） , 

2007年10月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

曲線デザインにおいては、マクロ情報の定量化法と、マクロ情報を操作した多様な曲線形状の生成法が望まれている。本報においては、曲線形状の「複雑さ」を事例としたマクロ情報の定量化法とその曲線形状生成への応用について述べ、多様な曲線形状の生成とデザイナの発想を併用した曲線デザイン支援の新しい可能性について言及した。

発想法の分類体系化とそれに基づく新発想法の提案

浅沼尚・池町優太・氏家良樹・松岡由幸

日本機械学会　第17回設計工学・システム部門講演会 （仙台） , 

2007年10月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

多様なデザイン案の創出支援を目的として、統合デザインモデルの観点から、デザイン過程において活用可能な各種発想法の分類を行うとともに、各グループの特徴を明確化することで、活用における発想法の選択指針を提案し、さらに、組み合わせマトリクスによる新発想法の概念を提案した。

設計科学の構築、設計哲学の再生に向けて

松岡由幸

日本機械学会　第17回設計工学・システム部門講演会 （仙台） , 

2007年10月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

設計科学の構築および設計哲学の再生という観点から、実務経験者を集めて行われた車座の会にて得られた貴重な意見を紹介した。また、今日の社会は設計哲学がなくなっているがゆえに、経済至上主義に組み込まれてしまったことを指摘し、設計哲学を今一度思い起こすことがこれからの課題であると述べた。

A Proposal of Classification and Guideline of Selection for Design Modeling Methods

Takashi Asanuma, Junpei Kawashima, Yoshiki Ujiie, Yoshiyuki Matsuoka

2007 ASME International Design Engineering Technical Conference & Computers and Information in Engineering Conference （Las Vegas） , 

2007年09月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

感動を生むデザインを実現するうえでは、デザイナや設計者の経験や直感に基づいたアイデア展開に加え、デザイン問題を的確に把握するための各種デザインモデリング手法を活用していく必要がある。本研究では、統合デザインモデルに基づく分類基準の観点から、実際のデザイン過程において活用可能な各種デザインモデリング手法の分類を行うとともに、分類された各グループの特徴を明確化することで、各手法の選択指針を提案した。

創発の概念に基づく形状生成システムの人工股関節開発への適用

佐藤浩一郎・井上全人・松岡由幸

日本機械学会2007年度年次大会 （大阪） , 

2007年09月

, 

口頭発表（一般）

認知における部分と全体の関連性

松岡 由幸

日本機械学会2007年度年次大会 （大阪） , 

2007年09月

, 

口頭発表（招待・特別）

A Design Method That Integrates the Early and Late Process of Design

Yuji Nomura, Yoshiki Ujiie, Yoshiyuki Matsuoka

16th International Conference on Engineering Design （Paris） , 

2007年08月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

工業デザインのアプローチが主体となるデザイン上流過程のモデルと、工学設計のアプローチが主体となるデザイン下流過程のモデルについて、統合デザインモデルの観点から両者の特徴比較を行い、それらを適切に結びつける新たなデザイン方法の提案および事例適用を行った。

Classification and Guideline of Selection for Design Modeling Methods

Takashi Asanuma, Junpei Kawashima, Yoshiki Ujiie, Yoshiyuki Matsuoka

Design Engineering Workshop 2007 （Tokyo） , 

2007年07月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

統合デザインモデルに基づく分類基準の観点から、デザイン問題の的確な把握において活用可能な各種デザインモデリング手法の分類を行うとともに、分類された各グループの特徴を明確化することで、活用における各手法の選択指針を提案した。

曲率エントロピーおよび曲率積分を用いた「複雑さ」の定量化法とその比較分析

松永絵美・金子絵里・氏家良樹・松岡由幸

日本デザイン学会　第54回研究発表大会 （静岡） , 

2007年06月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

本研究においては、過去の研究においてマクロ形状情報「複雑さ」の定量化法として示された曲率エントロピーおよび曲率積分の使い分けに関する指針についてより詳細な検討を行った。

構造モデル構築と数学モデル構築を統合したデザイン方法

野村悠二・栃澤光彦・氏家良樹・松岡由幸

日本デザイン学会　第54回研究発表大会 （静岡） , 

2007年06月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

デザイン上流過程と下流過程で使用されるモデルに着目し，それらを適切に結びつけるデザイン方法を提案した．具体的には、統合デザインモデルを視点とし，その特徴を反映した統合QFDおよび因子選択方法を提案した．さらに，自動車シートデザインに適用し、その適用可能性を示した。

ロバスト設計法の課題抽出とそれに対応する新手法の提案

中塚慧・加藤健郎・松岡由幸

日本デザイン学会　第54回研究発表大会 （静岡） , 

2007年06月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

本研究においては、まず、既存のロバスト設計法の課題抽出を行い、対応不可能な設計問題の特徴を確認した。次に，その課題に対応可能な手法として、多様な設計問題に対応するロバスト設計法を提案した．また，その手法を用いて事例適用を行い、その適用可能性，および有効性を示した。

デザインモデリング手法の分類と選択指針

川島淳平・浅沼尚・氏家良樹・松岡由幸

日本デザイン学会　第54回研究発表大会 （静岡） , 

2007年06月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

的確なデザインを行うためにデザインモデリング手法の体系化が望まれている。そこで、本研究は、デザイン理論の枠組みである統合デザインモデルに基づきデザインモデリング手法を分類し、その特徴を示すとともに各手法の選択指針を提案した。

統合デザインモデルに基づくサステナブルデザインとユニバーサルデザインの統合

杉山滝三・野村悠二・氏家良樹・松岡由幸

日本デザイン学会　第54回研究発表大会 （静岡） , 

2007年06月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

人工物に関するデザイン行為を表現可能な統合デザインモデルを用いて、サステナブルデザインとユニバーサルデザインのデザイン行為を考察し、比較することで、両者を統合できる可能性について示唆を行い、具体的な案を提案した。

創発の概念に基づくデザイン方法

佐藤浩一郎・松岡由幸

日本デザイン学会　第54回研究発表大会 （静岡） , 

2007年06月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

デザイン方法としての「創発デザイン」の可能性について示すとともに、生物の形態形成のメカニズムを埋め込んだセルラ・オートマトンの活用による創発デザインシステムの概要について述べ、「創発デザイン」に基づくデザイン上流過程の工学的支援の可能性を示した。

統合デザインモデルに基づくデザインと工学設計における研究の比較

栃澤光彦・野村悠二・氏家良樹・松岡由幸

日本デザイン学会　第54回研究発表大会 （静岡） , 

2007年06月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

本研究では、統合デザインモデルに基づいたデザインと工学設計における研究の比較分析を行い、両者の研究における特徴の把握や、研究課題の示唆を行った。

発想法の分類体系とそれに基づく新発想法構築に向けた視点の提案

浅沼尚・池町優太・田崎雅文・氏家良樹・松岡由幸

日本設計工学会　平成19年度春季大会研究発表講演会 （横浜） , 

2007年05月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

本研究においては、統合デザインモデルに基づき、発想法の分類を行うとともに、各類型の特徴を明確化し、デザイナや設計者に対する発想法の選択指針を提案した。さらに、発想法とデザインモデリング手法の組み合わせによる新発想法構築に向けた視点として、組み合わせマトリクスを提案し、その可能性を示した。

デザインの文脈と21世紀展望　特別講演

松岡 由幸

山口大学 （山口） , 

2007年05月

, 

口頭発表（基調）

　概要を見る

18世紀の産業革命から現在までのデザインの文脈（変遷）を示すとともに、21世紀におけるデザインの展望を考察した。また、デザイン行為とは何か、その学問としてのデザイン学とは何かを解説し、それらの視点から、前半に示したデザインの文脈と展望の意味を解説した。あわせて、工学とデザインの関係性ならびに工学部でデザインを学ぶ意義についても論考した。

統合デザインモデルに基づくデザインと工学設計に関する研究対象の比較分析

栃澤光彦・野村悠二・氏家良樹・松岡由幸

日本設計工学会　平成19年度春季大会研究発表講演会 （横浜） , 

2007年05月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

「統合デザインモデル」に基づき、デザインと工学設計に関する研究の比較分析を行い、それぞれの研究における特徴を明らかにするとともに、仮説推論などのデザイン研究における今後の課題を示した。

デザインの上流過程と下流過程を統合したデザイン方法の提案

野村悠二・氏家良樹・松岡由幸

日本設計工学会　平成19年度春季大会研究発表講演会 （横浜） , 

2007年05月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

的確なデザイン解の導出を実現するために、統合デザインモデルの視点を用いて、デザイン上流過程と下流過程を結びつけるデザイン方法を提案した。具体手には、統合QFDと因子選択方法を提案し、自動車シートデザインに適用し、適用可能性を示した。

多様な設計場に対応するロバスト設計法の提案と公共用シートへの事例適用

中塚慧・加藤健郎・松岡由幸

日本設計工学会　平成19年度春季大会研究発表講演会 （横浜） , 

2007年05月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

既存のロバスト設計法の課題抽出を行い、対応不可能な設計問題の特徴を確認した。次に、その課題に対応可能な手法として、多様な設計場に対応するロバスト設計法を提案した。また、その手法を用いて公共用シートへの事例適用を行い、その適用可能性、および有効性を示した。

新車体骨格への適用による創発設計システムの基礎研究

佐藤浩一郎・藤井隆之・井上全人・松岡由幸

日本設計工学会　平成19年度春季大会研究発表講演会 （横浜） , 

2007年05月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

車体軽量化のために、最適化手法等を利用した車体骨格検討が行われているが、設計上流過程における車体研究段階では、設計変数や制約条件が不明確なため、従来の最適化手法による骨格生成は難しい。そこで、創発設計システムを車体骨格に適用し、その有効性について述べた。

デザインモデリング手法の分類と選択指針の提案

川島淳平・道上元晴・浅沼尚・氏家良樹・松岡由幸

日本設計工学会　平成19年度春季大会研究発表講演会 （横浜） , 

2007年05月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

的確なデザインを行うためにデザインモデリング手法の体系化が望まれている。そこで、本研究は、デザイン理論の枠組みである統合デザインモデルに基づきデザインモデリング手法を分類し、その特徴を示すとともに各手法の選択指針を提案した。

創発の概念を用いた多様解導出システムの構築に向けた人工股関節開発への適用

佐藤浩一郎・藤井隆之・井上全人・松岡由幸

日本機械学会　第16回設計工学・システム部門講演会 （名古屋） , 

2006年11月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

大域的な解探索が必要な設計上流過程において適用可能な創発設計システムを、非日常性を有する設計対象の人工股関節開発に適用し、従来の最適化手法と比較することにより、本システムの有効性を示した。

Interactivity between Cognitive Similarity and Surrounding Factors

Takami Hamamoto,Yoshiki Ujiie,Yoshiyuki Matsuoka

Design Research Society International Conference 2006 （Lisbon） , 

2006年11月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

形態の類似性の認知構造に着目し、その要因として瞬間視では「複雑さ」、持続視では「ボリューム」が主要な形状特徴であることを示した。さらに、「複雑さ」は提示時間の影響を受けやすく提示サイズの影響を受けにくいこと、「ボリューム」は両要因の影響を受けにくいことを確認した。

A Proposal of Design Method Based on Hierarchical Design Model and an Application for Automotive Seat Designs

Yuji Nomura,Yoshiki Ujiie,Yoshiyuki Matsuoka

Design Research Society International Conference 2006 （Lisbon） , 

2006年11月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

的確なデザイン解の導出を実現するために、デザイン上流過程で使用される構造モデルと下流過程で使用される数学モデルを、階層デザインモデルの視点を用いて、結びつけるデザイン方法を提案した。また、自動車シートデザインに適用し、適用可能性を示した。

Influence Analysis of Similarity Cognition by Surrounding Factor

Takami Hamamoto,Yoshiki Ujiie,Yoshiyuki Matsuoka

Virtual Concept 2006 （Cancùn） , 

2006年11月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

意匠設計において重要となる差別化の指標として類似性に着目し、それに対する人の認知構造の解明を行った。そして、認知構造から得られた知見のCADシステムへの応用について述べた。

階層デザインモデルに基づく創発デザイン

氏家良樹・松岡由幸

日本機械学会　第16回設計工学・システム部門講演会 （名古屋） , 

2006年11月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

「階層デザインモデル」の観点から、デザイン上流過程における「創発デザイン」の重要性を示し、生物の形態形成メカニズムを埋め込んだセルラ・オートマトンの活用による「創発デザインシステム」の概要とデザイン支援法としての可能性について述べた。

創発設計システムの適用による新車体骨格開発

佐藤浩一郎・井上全人・松岡由幸

日本機械学会　第16回設計工学・システム部門講演会 （名古屋） , 

2006年11月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

創発設計システムを自動車の車体骨格の導出に適用し、形状生成に必要な入力パラメータである頂部個数および位置の決定と設定方法を示した。さらに、本システムによる解と従来の手法による解を比較することにより、本システムを利用した新車体骨格導出の可能性を示唆した。

インダストリアルデザインとエンジニアリングデザインを統合した階層デザインモデル

松岡由幸

日本設計工学会 平成18年度秋季大会研究発表講演会 （仙台） , 

2006年10月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

デザインに関する理論的研究の必要性を示しつつ、具体的なアプローチとしてインダストリアルデザインとエンジニアリングデザインの方法論的な特徴を比較し、両デザインを統一的に説明できる統合デザインモデルを構築した。さらに、同モデルによる今後の新たな研究の可能性を示唆した。

インダストリアルデザインとエンジニアリングデザインの比較と融合

松岡 由幸

山口大学もの創り創生センターシンポジウム （山口） , 

2006年10月

, 

口頭発表（招待・特別）

　概要を見る

現在、様々な形態に分業化されているデザインに関して、インダストリアルデザインとエンジニアリングデザインに注目し、両デザインを比較することで、両デザインを統合した新たなデザインの可能性を紹介した。

環境特性を考慮した巨視的形状情報「複雑さ」の定量化

氏家良樹・松岡由幸

日本設計工学会　平成18年度秋季大会研究発表講演会 （仙台） , 

2006年10月

, 

ポスター発表

　概要を見る

形状情報の定量化において考慮すべき要因としては、空間的・時間的な環境特性と、ヒトの個人差に依存する心理特性が挙げられる。本研究では、「複雑さ」の定量化において環境特性の一つである解像度を考慮する必要があることを示し、平滑化法の応用による定量化法構築の可能性を述べた。

ロバスト設計法の分類と選択指針の提案

中塚慧・加藤健郎・松岡由幸

日本設計工学会　平成18年度秋季大会研究発表講演会 （仙台） , 

2006年10月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

ロバスト設計法を、実験に基づくロバスト設計法とシミュレーションに基づくロバスト設計法に分類し、目標特性・制御因子・誤差因子の分布型や目的関数・制約関数の微分可能性などの設計問題の特徴を抽出した。また、抽出した特徴に基づいて、ロバスト設計法の選択フローチャートを提案し、設計者に選択指針を提案した。

インダストリアルデザインとエンジニアリングデザインにおける研究対象の比較

栃澤光彦・野村悠二・氏家良樹・松岡由幸

日本設計工学会　平成18年度秋季大会研究発表講演会 （仙台） , 

2006年10月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

デザインの一般性を記述可能な「階層デザインモデル」の観点にもとづき、インダストリアルデザインに関わる研究とエンジニアリングデザインに関わる研究の両者における対象の相違について解析を行い、それぞれの研究対象の特徴について示した。

Influence of Conditions in "Similarity" Cognition

Takami Hamamoto,Yoshiki Ujiie,Yoshiyuki Matsuoka

International Conference on Kansei Engineering & Intelligent Systems (KEIS'06) （Sri Lanka） , 

2006年09月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

意匠設計において重要な指標である類似性に着目し、人の個人差を考慮した解析を行うため、多次元尺度法のINDSCALモデルを利用することにより、類似性に影響を及ぼす要因を示した。

製品開発の効率化と創発化に向けて

松岡 由幸

第107回産学交流サロン （横浜） , 

2006年09月

, 

口頭発表（招待・特別）

　概要を見る

ものづくりにおいて重要な概念として知られている創発の概念を説明するとともに、それを製品開発に適用することにより、よりよい製品を開発できるだけでなく、効率の良い開発を行えることを説明した。その際、創発の概念をデザインに応用した創発デザインシステムを一例として紹介した。

デザインにおける部分と全体の関係性

松岡 由幸

富士通 （富士通） , 

2006年09月

, 

口頭発表（招待・特別）

　概要を見る

デザインにおける意匠性等に深く関係する人の認知構造の特徴を説明し、その重要性やそれを研究する上での課題を説明した。特に、ゲシュタルトに注目し、新たなゲシュタルト理論構築の可能性とその数理的なアプローチを紹介した。

「類似性」に関与する「場」を考慮した認知構造解析

濱本皇心・氏家良樹・松岡由幸

デザイン塾2006 （東京） , 

2006年07月

, 

ポスター発表

　概要を見る

認知における「場」としては、物理的な環境要因と心理的なヒトの要因が挙げられる。本研究では、環境要因と「類似性」認知の関係について解析を行い、「類似性」の認知構造が時間変化による影響を受けやすい可能性を示した。

創発設計システムの新車体骨格開発への適用

佐藤尽・佐藤浩一郎・藤井隆之・井上全人・松岡由幸

デザイン塾2006 （東京） , 

2006年07月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

創発の概念を用いた創発設計システムを車体骨格の形状生成に適用した。その結果、従来の最適化法を用いた方法と比較して多様で新規性を有する形状の導出の可能性を示した。

マクロインフォマティクスの観点に基づく「類似性」認知構造の解析

濱本皇心・弓矢将成・金子絵理・氏家良樹・松岡由幸

デザイン塾2006 （東京） , 

2006年07月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

従来の要素還元的なアプローチとは異なるマクロ形状情報研究（マクロインフォマティクス）の観点に基づき、形状の「類似性」認知構造を解明するために幾何形状を用いた認知実験を行い、多次元尺度法による解析を行った。

形態認知におけるマクロ情報「複雑さ」の定量化と曲線デザイン

池町優太・氏家良樹・松岡由幸

デザイン塾2006 （東京） , 

2006年07月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

ヒトによるマクロ情報「複雑さ」の認知と対応する物理量を曲線形状から算出するための定量化手法を提案し、定量化手法を応用した曲線形状生成法による曲線デザイン支援の可能性について言及した。

階層デザインモデルによるデザイン科学の枠組み

野村悠二・栃澤光彦・松永絵美・氏家良樹・松岡由幸

デザイン塾2006 （東京） , 

2006年07月

, 

ポスター発表

　概要を見る

デザインの一般性を記述する「階層デザインモデル」の概要を示し、その観点に基づき、インダストリアルデザインとエンジニアリングデザイン双方の様々な研究を分類することで、「階層デザインモデル」のフレームワークとしての可能性を示した。

階層デザインモデルに基づくデザイン方法

野村悠二・加藤健郎・栃澤光彦・松永絵美・氏家良樹・松岡由幸

デザイン塾2006 （東京） , 

2006年07月

, 

ポスター発表

　概要を見る

デザインの一般性を記述する「階層デザインモデル」の概要を示し、それに基づく新たなデザイン方法の提案、およびシートデザインにおける適用結果を示した。

シミュレーションに基づく手術システム

氏家良樹・五十嵐浩也・松岡由幸

デザイン塾2006 （東京） , 

2006年07月

, 

ポスター発表

　概要を見る

高度な技術を必要とする低侵襲手術における医師への負担を軽減するために、慶應大で研究中の各種技術を応用し、手術シミュレーションによる医師のトレーニングを主目的とした新しい医療システムのコンセプトを提案した。

2人のためのライフサポートビークル

池町優太・氏家良樹・古屋繁・松岡由幸

デザイン塾2006 （東京） , 

2006年07月

, 

ポスター発表

　概要を見る

高齢者などの車椅子利用者のQOL向上を目的として、慶應大で研究中の各種技術を応用し、「Vehicle-Car」と「Vehicle-Chair」のインタラクションに基づく次世代コミューターのコンセプトを提案した。

新コンセプト "ETHN-O-RIGIN" の提案と，それに基づく情報機器システムのデザイン

池町優太・浅沼尚・氏家良樹・松岡由幸

デザイン塾2006 （東京） , 

2006年07月

, 

ポスター発表

　概要を見る

新しい情報機器のデザインを行うにあたり、日本における民俗の心に着目し、国際都市横浜の様々な要素（芝山漆器など）にインスパイアされたデザインブランド"ETHN-O-RIGIN"を提案し、真・行・草、３つの情報機器システムをデザインした。

創発デザインシステム

佐藤浩一郎・佐藤尽・武藤和夫・氏家良樹・松岡由幸

デザイン塾2006 （東京） , 

2006年07月

, 

ポスター発表

　概要を見る

生命の形態形成メカニズムにおけるボトムアップ過程とトップダウン過程の双方向的アプローチを模倣することで多様解を導出可能な創発デザインシステムの概要について述べた。

ロバストデザインの分類とその選択指針

加藤健郎・中塚慧・杉山滝三・氏家良樹・松岡由幸

デザイン塾2006 （東京） , 

2006年07月

, 

ポスター発表

　概要を見る

ロバストデザインのための様々な手法を、目的関数の有無や確率分布の型などを用いて分類し、デザイン問題の特性に応じてどの手法を用いるべきかを示す選択指針を提案した。

場の要素を考慮した類似性認知構造の解析

濱本皇心・金子絵里・氏家良樹・古屋繁・松岡由幸

デザイン塾2006 （東京） , 

2006年07月

, 

ポスター発表

　概要を見る

形状認知における場の要素として提示時間と提示サイズに着目し、これらを変化させた類似性評価の認知実験を行った結果、類似性認知構造のファクターである「複雑さ」が提示時間の変化による影響を受けやすい可能性が示された。

マルチアスペクトに基づく人工股関節システムのデザイン

加藤健郎・佐藤浩一郎・氏家良樹・渡邉誠・松岡由幸

デザイン塾2006 （東京） , 

2006年07月

, 

ポスター発表

　概要を見る

人工股関節デザインにおける様々な課題の解決を目的として、創発デザインシステムや微粒子ピーニング技術など、慶應大で研究中の各種技術を応用し、マルチアスペクトの観点から新しい人工関節システムのコンセプトを提案した。

創発デザインシステムを用いた新車体骨格デザイン

佐藤浩一郎・佐藤尽・武藤和夫・氏家良樹・松岡由幸

デザイン塾2006 （東京） , 

2006年07月

, 

ポスター発表

　概要を見る

創発デザインシステムの車体骨格デザインへの応用結果、および、システムへの入力と出力の関係についての解析結果を示し、新規車体骨格デザインにおける本システムの活用可能性について述べた。

可塑性と可動性を有する生命模倣建築ロボット

池町優太・佐藤尽・氏家良樹・五十嵐浩也・松岡由幸

デザイン塾2006 （東京） , 

2006年07月

, 

ポスター発表

　概要を見る

宇宙空間のような非日常の環境におけるデザインの難しさについて言及するとともに、創発デザインシステムの生命模倣建築ロボットデザインへの応用結果を示し、非日常の環境を想定したデザインにおける本システムの活用可能性について述べた。

ロバストデザインを応用した自動車シート開発

加藤健郎・野村悠二・中塚慧・杉山滝三・氏家良樹・松岡由幸

デザイン塾2006 （東京） , 

2006年07月

, 

ポスター発表

　概要を見る

ロバストデザインのための新たなロバスト性評価測度（非正規分布型目標特性に対応可能なロバスト指標）を応用した自動車シート開発の経緯について示した。

創発設計システムの構築に向けた人工股関節開発への適用

佐藤浩一郎・井上全人・松岡由幸

デザイン塾2006 （東京） , 

2006年07月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

本報では、創発設計システムの構築に向けて本システムを人工股関節開発に適用し、本システムと従来の最適化法により導出された解を比較した結果、本システムの解が従来解と同等の強度を有し、かつ軽量化された多様な解が導出された。

二つのデザイン

松岡 由幸

平成18年度　日本デザイン学会第53回研究発表大会 （石川） , 

2006年07月

, 

口頭発表（招待・特別）

　概要を見る

デザインの枠組みとして研究を進めている階層デザインモデルを利用し、インダストリアルデザインとエンジニアリングデザインの比較を行った。

二つのデザイン　–統合デザインフレームワークの構築に向けて-

松岡 由幸

Designシンポジウム2006 （神奈川） , 

2006年07月

, 

口頭発表（招待・特別）

　概要を見る

インダストリアルデザインとエンジニアリングデザインの両デザインにおける注目点やプロセスの比較から、統合デザインフレームワークとして構築した階層デザインモデルを紹介した。

階層型デザインモデルに基づくデザイン方法の基礎研究

野村悠二・栃澤光彦・氏家良樹・松岡由幸

Designシンポジウム2006 （東京） , 

2006年07月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

デザイン上流過程と下流過程の両者において、統一的な観点からデザイン展開を行うことが可能な新しいデザイン手法を、「階層デザインモデル」の観点に基づき提案するとともに、シートデザインへの適用においてその有効性を検証した。

多様場対応型ロバスト設計法の提案と自動車用シートへの事例適用

加藤健郎・戸澤和高・野村悠二・氏家良樹・松岡由幸

Designシンポジウム2006 （東京） , 

2006年07月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

個人差や使用状況の相違により発生する多様な「場」への対応を考慮した設計法の構築を目的として、新しいロバスト性評価測度を活用したロバスト設計法を提案し、自動車シートデザインへの適用において、本設計法の有効性を検証した。

設計上流過程のための創発に基づく設計方法

井上全人・佐藤浩一郎・武藤和夫・佐藤尽・松岡由幸

Designシンポジウム2006 （東京） , 

2006年07月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

従来の工学設計方法は、最適化法を用いることで唯一解の導出が可能であるが、多様な解を導出する上流過程には適用できない。そこで、多様解を導出可能な新たな設計方法を提案する．そして、本方法と従来の最適化法を比較することにより本方法の多様解導出の有効性を示した。

人工股関節開発への適用による創発設計システムの構築

佐藤浩一郎・井上全人・松岡由幸

Designシンポジウム2006 （東京） , 

2006年07月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

人間が実際には経験できないような非日常的な設計環境下においては、優れたデザイナや設計者であっても的確な設計解を発想することは難しい。そこで，多様な３次元形状を生成するシステムの構築に向けて、本システムを人工股関節開発へ適用し、本システムの人工物設計への適用可能性を示した。

新車体骨格研究に向けた創発設計システムの基礎研究

武藤和夫・佐藤浩一郎・井上全人・藤井隆之・松岡由幸

Designシンポジウム2006 （東京） , 

2006年07月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

本研究では創発設計システムを車の車体骨格の設計に適用し、多様解導出に必要な入力パラメータの決定を行い、さらに本システムにより導出した解と初期空間形状の最適化解と比較することにより本システムを利用した新車体骨格導出の可能性を示した。

「場」を考慮した幾何図形における「類似性」認知構造の解析

濱本皇心・弓矢将成・氏家良樹・金子絵理・松岡由幸

Designシンポジウム2006 （東京） , 

2006年07月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

幾何図形の輪郭形状が有する特徴と、幾何図形の「類似性」評価結果に対する多次元尺度法の適用結果に基づき、ヒトの「類似性」認知構造を解明するうえでの基礎的知見を得た。また、提示時間や提示サイズなどの「場」の変化による影響についても言及した。

形のマクロ情報「複雑さ」の定量化と曲線形状生成への応用

氏家良樹・松岡由幸

Designシンポジウム2006 （東京） , 

2006年07月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

曲線デザインの重要な指標である形のマクロ情報「複雑さ」を、曲線形状全体の曲率関数から算出される曲率積分によって定量化する手法を示し、その曲線形状生成法としての活用可能性について述べた。

巨視的形状特徴「複雑さ」の定量的表現法を用いた曲線設計

池町優太・氏家良樹・松岡由幸

Designシンポジウム2006 （東京） , 

2006年07月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

巨視的形状情報「複雑さ」の定量化法として提案された曲率積分を、実車形状のサイドビューから抽出することで、自動車のデザイントレンドを定量評価するとともに、新規形状の発想支援における活用可能性を探索し、曲率積分のデザイン指標としての可能性を示した。

階層デザインモデルに基づくデザイン方法の提案

野村悠二・栃澤光彦・氏家良樹・松岡由幸

デザイン塾2006 （東京） , 

2006年07月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

「階層デザインモデル」の観点に基づき、デザイン上流過程と下流過程の両者を適切にむすびつけることが可能な新たなデザイン方法を提案し、自動車シートデザインにおける実際の適用について示した。

場の多様性を考慮した設計法の提案とそれに基づく自動車用シート設計

加藤健郎・戸澤和高・野村悠二・氏家良樹・松岡由幸

デザイン塾2006 （東京） , 

2006年07月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

製品の使用状況における場の多様性を考慮するために、新たなロバスト性評価測度を用いた設計法を提案し、体格や着座姿勢における場の多様性が想定される自動車シート設計においてその有効性を検証した。

「複雑さ」の定量的表現法とそのビークルデザインへの応用

池町優太・氏家良樹・松岡由幸

日本デザイン学会　第53回研究発表大会 （金沢） , 

2006年06月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

エクステリアデザインにおいて重要な「複雑さ」を定量的に表現する手法として曲率積分を提案し、実車形状への適用や次世代ビークルデザインへの適用により、そのデザイン指標としての活用可能性を示した。

“見る”、“感動する”、“デザインする”を科学する

松岡 由幸

第15回　慶應義塾大学理工学部市民講座 （神奈川） , 

2006年06月

, 

口頭発表（招待・特別）

　概要を見る

デザインプロセスに関する創発性、認知現象に関する新ゲシュタルト理論、感動に関するメカニズム、およびデザインに関する本質の4点についてまとめ、それらに関する科学的アプローチの方法を紹介した。

数理モデルを用いたデザイン理論・方法論に関する一連の研究

松岡 由幸

平成18年度　日本デザイン学会第53回研究発表大会 （金沢） , 

2006年06月

, 

口頭発表（招待・特別）

　概要を見る

平成17年度学会賞の受賞記念講演として行った。はじめに、一連の研究における自身の基本的な考え方としてデザインに関する自身の経験と仮説を紹介し、つづいて実際の研究内容である認知と創発を説明し、さいごにデザインの枠組みとして研究を進めている階層デザインモデルを提示した。

形のマクロ情報「複雑さ」とデザイン

氏家良樹・松岡由幸

日本デザイン学会　第53回研究発表大会 （金沢） , 

2006年06月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

形のマクロ情報「複雑さ」のデザイン指標としての有用性や、その研究課題等について「階層デザインモデル」の観点からまとめ、デザインにおける活用を目的とした研究を進めていくうえでの指針を示した。

多様場に対応するロバスト設計法の提案とその適用

加藤健郎・戸澤和高・野村悠二・氏家良樹・松岡由幸

日本デザイン学会　第53回研究発表大会 （金沢） , 

2006年06月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

製品への要求が多様化しつつある現在、多様場において一定の評価を満足するデザインのための手法が望まれている。本報では、新しいロバスト性評価測度を活用したロバスト設計法を提案し、シートデザインにおける有効性の検証について述べた。

階層型デザインモデルに基づくデザイン方法の提案とその適用

野村悠二・栃澤光彦・氏家良樹・松岡由幸

日本デザイン学会　第53回研究発表大会 （金沢） , 

2006年06月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

「階層デザインモデル」の考え方に基づくデザイン手法を活用することで、自動車シートデザインにおける上流過程と下流過程が適切に結び付けられ、運転席と助手席の差別化や新機構の提案が実現された。

創発設計方法とそれに基づく多様解導出システム

井上全人・佐藤浩一郎・武藤和夫・佐藤尽・松岡由幸

日本デザイン学会　第53回研究発表大会 （金沢） , 

2006年06月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

設計上流過程において、設計者の経験や知識に依存して多様な解は導出されている。この上流過程において適用可能な創発設計方法を提案し、それに基づく３次元形状生成システムについて述べ、その有効性を示した。

創発設計システムによる人工股関節デザイン

佐藤浩一郎・井上全人・松岡由幸

日本デザイン学会　第53回研究発表大会 （金沢） , 

2006年06月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

多様な３次元形状を生成するシステム構築に向けて本システムを人工股関節開発へ適用した結果、従来の最適化法と同等の強度を保持しながら軽量化された多様なデザインのステム形状が導出され、本システムの人工物設計への適用可能性を示した。

創発設計システムを用いた車体骨格研究

佐藤尽・武藤和夫・藤井隆之・佐藤浩一郎・井上全人・松岡由幸

日本デザイン学会　第53回研究発表大会 （金沢） , 

2006年06月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

車体軽量化のために、最適化手法等を利用した車体骨格検討が行われているが、設計上流過程における車体研究段階では、設計変数や制約条件が不明確なため、従来の最適化手法による骨格生成は難しい。そこで本研究では、設計上流過程に適用可能な創発設計システムを用いて形状生成される車体骨格について検証した。

INDSCALモデルの多次元尺度法を用いた「類似性」認知構造の解析

濱本皇心・弓矢将成・氏家良樹・金子絵理・松岡由幸

日本デザイン学会　第53回研究発表大会 （金沢） , 

2006年06月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

デザインにおける「類似性」の重要性について示し、新たな「類似性」評価指標の構築によるデザイン支援を目的とした「類似性」認知構造解析の結果について述べた。また、解析手法としてのINDSCALモデルによる多次元尺度法の特長も示した。

形のマクロインフォマティクスと巨視的形状特徴の定量化

氏家良樹・松岡由幸

日本設計工学会　平成18年度春季大会研究発表講演会 （埼玉） , 

2006年05月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

デザインの一般性を記述する「階層デザインモデル」の観点に基づき、形のマクロ情報研究を進めるうえでの指針を示し、「複雑さ」を事例とした研究内容（認知特性解析・定量加法構築・形状生成法構築）について説明を行った。

創発設計システムの人工股関節開発への適用

佐藤浩一郎・井上全人・松岡由幸

日本設計工学会　平成18年度春季大会研究発表講演会 （埼玉） , 

2006年05月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

多様な３次元形状を生成する創発設計システムの構築に向けて、本システムを人工股関節開発へ適用し、本システムの解と従来の最適化法の解を比較することで、本システムの人工物設計への適用可能性を示した。

多次元尺度法を用いた幾何図形における「類似性」認知構造の解析

濱本皇心・氏家良樹・松岡由幸

日本設計工学会　平成18年度春季大会研究発表講演会 （埼玉） , 

2006年05月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

幾何図形を用いた認知実験の結果に対して多次元尺度法を用いた解析を行い、幾何図形の特徴量との対応関係と統合することで、「類似性」の認知構造が「複雑さ」および「ボリューム」で構成される可能性のあることを示した

デザインの意味

松岡 由幸

技術と芸術 （東京） , 

2006年04月

, 

口頭発表（招待・特別）

　概要を見る

デザイン行為という逆推論の難しさを述べるとともに、その行為の多くが、実際には、分析、発想、評価の３つで行われることを紹介した。また、それぞれが、帰納推論、仮説推論、演繹推論で行なわれることを解説することで、その行為の本質的な意味を考察した。

デザイン科学の胎動、そして、デジタルデザイン研究への期待

松岡 由幸

精密工学会デジタルスタイルデザイン研究部会 （東京） , 

2006年01月

, 

口頭発表（基調）

　概要を見る

前半では、インダストリアルデザインとエンジニアリングデザインの両デザインに関して、それらに関する方法論史を解説するとともに、最近の動向としての両デザインを統合した新たなデザイン科学の胎動についての紹介を行った。後半では、そのデザイン科学の視点から、今後期待されるデザイン方法やそれを支援するデジタルデザイン研究に関して、事例紹介を交えて考察した。

A New View of Gestalt Theory in Design

Takashi Asanuma, Yoshiki Ujiie, Yoshiyuki Matsuoka

International Design Congress - IASDR 2005 （Taiwan） , 

2005年11月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

スタイリングデザインのための新しいゲシュタルト理論のコンセプトを示し、階層型デザインモデルにおける同コンセプトの位置付を明確化した。また、曲率エントロピーを用いて曲線形状の「複雑さ」を定量化し、同コンセプトの可能性を示唆した。

Architectural Design Method Based on an Hierarchical Design Model

Shigeru Tao, Masato Inoue, Yoshiyuki Matsuoka

International Design Congress - IASDR 2005 （Taiwan） , 

2005年11月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

インダストリアルデザイン過程と方法論上の差異を有する建築デザイン過程に注目し、階層型デザインモデルを用いて比較し、その共通点および差異を明確化する。そのために、まず、建築デザインの特徴をデザイナへの聴取をもとに抽出し、デザインモデルを用いて比較した。階層型デザインモデルにおいて注目される写像空間や写像形式およびデザイン過程の観点から比較することで両デザインの共通点および差異を明確化した。

Method of Representing Macroscopic Shape Feature and Application of the Method for Curve Design

Yoshiki Ujiie, Takashi Asanuma, Yoshiyuki Matsuoka

International Design Congress - IASDR 2005 （Taiwan） , 

2005年11月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

スタイリングデザインの重要なファクターである「複雑さ」を、曲率積分を用いて定量的に表現する手法を構築した。また、入力された曲率積分の値から曲線形状を逆推論する形状生成方法を提案し、同方法の有効性を示した。

Quantitative Representation Method of "Complexity" and its Application for Vehicle Design

Yuta Ikemachi, Yoshiki Ujiie, Yoshiyuki Matsuoka

International Design Congress - IASDR 2005 （Taiwan） , 

2005年11月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

曲率積分を用いた形状生成方法を次世代ビークルのエクステリアデザインに応用した結果、「複雑さ」を制御したうえでの多用なサイドビュー形状が生成され、形状生成による発想支援の可能性を示すことができた。

Shape Design Based on a New View of Gestalt

Takashi Asanuma, Yoshiki Ujiie, Yoshiyuki Matsuoka

International Conference on Design Engineering and Science 2005 （Austria） , 

2005年10月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

階層型デザインモデルにもとづく新しいゲシュタルト理論のコンセプトを提示するとともに、基本曲線形状を用いた巨視的形状特徴の分類や、曲率エントロピーによる「複雑さ」の定量化を行い、同コンセプトの可能性について示唆した。

Basic Study on Classification Scheme for Robust Design Methods

Takeo Kato, Tetsuo Ikeyama, Yoshiyuki Matsuoka

International Conference on Design Engineering and Science 2005 （Austria） , 

2005年10月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

ロバスト設計において用いられる手法の選択は、現状では設計者に依存している。本研究では、各手法の適切な選択を可能とする設計法を提案し、ロバスト設計の体系化の一助とした。

A Design System Referencing Morphogenesis of Organism

Masato Inoue, Koichiro Sato, Yoshiyuki Matsuoka

International Conference on Design Engineering and Science 2005 （Austria） , 

2005年10月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

生物の形態形成を模倣したデザインシステムを提案し、非日常性を有する人工股関節ステム形状のデザインへ適用した。その結果、ステム端部の分割形状や、穴部を有する形状、さらには突起を有する形状など、海綿骨との結合強度や重量などにおいて多様な形状が得られ、従来にない新しい形状がデザインされた。

Quantitative Representation Method of Complexity and its Application for Shape Generation

Yoshiki Ujiie, Takashi Asanuma, Yoshiyuki Matsuoka

International Conference on Design Engineering and Science 2005 （Austria） , 

2005年10月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

曲率積分を用いて基本曲線形状の「複雑さ」を定量的に表現するとともに、曲率積分と遺伝的アルゴリズムを用いた形状生成方法を提案し、同方法が「複雑さ」を制御したうえで多様な曲線形状を生成可能であることを示した。

Curve Design Using the Method of Representing Macroscopic Shape Feature "Complexity"

Yuta Ikemachi, Yoshiki Ujiie, Yoshiyuki Matsuoka

International Conference on Design Engineering and Science 2005 （Austria） , 

2005年10月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

自動車サイドビュー輪郭形状のような製品形状においても、曲率積分が巨視的形状特徴「複雑さ」を定量的に表現することを確認した。また、曲率積分を用いた形状生成方法を次世代ビークルの設計に応用し、曲率積分を用いた新しいデザイン方法の可能性を示唆した。

感動、創発、デザイン －"ETHNO-O-RIGIN" in YOKOHAMA－

松岡 由幸

Design Summit 1 （横浜） , 

2005年09月

, 

口頭発表（基調）

　概要を見る

感動メカニズムに関する研究とそのデザインへの応用、デザインプロセスにおける創発性、および横浜から発信される新しいデザインスタイル、の３点についてまとめた。

生物の形態形成を人工物設計へ応用した多様解導出設計システム

井上全人・松岡由幸

日本設計工学会　平成17年度秋季研究発表講演会 （徳島） , 

2005年08月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

多種多様な形状が存在する椅子の構造設計へ創発設計システムを適用し、本システムの多様解導出の有効性を示し、非日常性を有する設計対象への適用可能性についても検証を行った。

デザインにおけるゲシュタルトの新展望

浅沼尚・氏家良樹・松岡由幸

日本機械学会　第15回設計工学・システム部門講演会 （札幌） , 

2005年08月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

デザインの一般性を記述する「階層デザインモデル」の観点にもとづく新しいゲシュタルト理論の概要・今後の展望を示すとともに、幾何学的な曲線形状における巨視的な形状特徴の分類や、情報エントロピーによる巨視的形状特徴「複雑さ」の定量化を行い、上記ゲシュタルト理論の可能性を示唆した。

非正規分布型目標特性に対応するロバストモデリング手法の提案

加藤健郎・松岡由幸

日本機械学会　設計工学・システム部門講演会 （札幌） , 

2005年08月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

非正規分布を有する目標特性に対応するロバストモデリング手法を提案するとともに、鉄道車両用シートの設計問題に適用した。その結果、従来のロバストモデリング手法による最適解と比較して、高いロバスト性を有する最適解が導出され、提案したロバストモデリング手法の有効性が示された。

ロバスト設計方法の分類体系に関する基礎研究

加藤健郎・松岡由幸

日本設計工学会　平成17年度秋季研究発表講演会 （徳島） , 

2005年08月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

既存のロバストモデリング手法およびロバスト最適化手法を分類した。つぎに、分類により抽出された課題である非正規分布型目標特性に対応するロバストモデリング手法を提案した。さらに、各手法の選択指針となるフローチャートを包含する設計方法を提案した。最後に、提案したロバスト設計方法を鉄道車両用シートの設計問題に適用し、その適用可能性を示した。

Classification System for Robust Design Method

Takeo Kato, Tetsuo Ikeyama and Yoshiyuki Matsuoka

Workshop on Product & System Design （Yokohama） , 

2005年07月

, 

その他

　概要を見る

製品のばらつき問題に対応するロバスト設計方法は、それに用いられるモデリング手法や最適化手法の選択が設計者の経験に依存しており、この問題の解決を含めた体系化が求められている。本研究では、各手法の適切な選択を可能とする設計方法を提案し、ロバスト設計方法の体系化の一助とした。なお、この設計方法は、従来の手法では適切に評価しえなかった非正規分布型目標特性を有する問題に対応する、新たな手法を包含している。

Life-Support Vehicle for 2

Yoshiyuki Ujiie, Takeshi Kitamura, Masanari Yumiya, Masato Wagatsuma, Takashi Hirayama, Kengo Nieda, Yuta Ikemachi, Ryohei Hio, Maki Ouchi, Sigeru Furuya, and Yoshiyuki Matsuoka

Workshop on Product & System Design （Yokohama） , 

2005年07月

, 

ポスター発表

　概要を見る

車椅子利用者とそのパートナーの関係における新しいライフスタイルの創生を目指し、基礎研究の技術シーズを活用した「Vehicle-car」と「Vehicle-chair」のインテグレーションによる、新しいビークルシステムの提案を行った。

Biologically Inspired Medical Operation System -BIMOS-

Yoshiki Ujiie, Toshiyuki Hino, Hiroshi Morita, Yuka Mukaibo, Masayoshi Ogata, Yusuke Ueda, Wakako Yoshihara, Masaru Matsuomoto, Hiroya Igarashi, and Yoshiyuki Matsuoka

Workshop on Product & System Design （Yokohama） , 

2005年07月

, 

ポスター発表

　概要を見る

患者と医師の両者に対する負担が少ない医療を目指し、デザインと工学の二つのアスペクトに焦点を合わせた「基礎研究型協調デザイン」と「生命システムの模倣」の適用による、新しい手術システムを提案した。

Artificial Joint System Interacting with Organism

Yutaka Kameyama, Masato Inoue, Kimitaka Inaba, Osamu Hatano, Tokuhiro Moriya, Takeo Kato, Kotaro Suga, Makoto Watanabe, Yoshiyuki Matsuoka

Workshop on Product & System Design （Yokohama） , 

2005年07月

, 

ポスター発表

　概要を見る

人工関節を使用する患者のQOL (Quality of Life)の向上を目指し、ミクロ・メゾ・マクロスケールの３つのアスペクトから提案した表面、形状、外部デバイスを有する、新しい人工関節システムを提案した。

Curve Design Based on Gestalt Theory

Takashi Asanuma, Yoshiki Ujiie and Yoshiyuki Matsuoka

Workshop on Product & System Design （Yokohama） , 

2005年07月

, 

その他

　概要を見る

新しいゲシュタルト理論の観点にもとづく曲線設計のコンセプトを提示するとともに、基本曲線形状を用いた巨視的形状特徴の分類や、曲率エントロピーによる「複雑さ」の定量化を行い、同コンセプトの可能性について示唆した。

Computer Aided Curve Design Using Macroscopic Shape Feature "Complexity"

Yuta Ikemachi, Yoshiki Ujiie and Yoshiyuki Matsuoka

Workshop on Product & System Design （Yokohama） , 

2005年07月

, 

その他

　概要を見る

基本曲線形状の「複雑さ」を定量的に表現する曲率積分を用いて、自動車デザインの変遷を定量的に評価するとともに、曲率積分と遺伝的アルゴリズムを用いた形状生成方法を提案し、次世代ビークルのアウトライン設計への適用を行った。曲率積分は製品形状においても「複雑さ」を表現しうることが確認され、同指標を用いた曲線設計支援の可能性を示すことができた。

Hierarchical Design Method for Architecture

Shigeru Tao, Yuuji Nomura and Yoshiyuki Matsuoka

Workshop on Product & System Design （Yokohama） , 

2005年07月

, 

その他

　概要を見る

19世紀半ば以降分業化されてきた、工業デザインと工学設計の両者を統合する階層型デザインモデルを提案し、本モデルの有効性を検証するため建築デザインへの適用を行った。その結果、建築デザインのプロセスを定性的に説明することができた。

Macroscopic Shape Feature on Products

Yoshiki Ujiie, Takashi Asanuma and Yoshiyuki Matsuoka

The 6th International Conference on Computer-Aided Industrial Design & Conceptual Design （Netherlands, Delft） , 

2005年05月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

基本曲線形状の「複雑さ」を定量的に表現する曲率エントロピーを用いて、自動車デザインの変遷を定量的に評価するとともに、曲率エントロピーと遺伝的アルゴリズムを用いた形状生成方法を提案し、自動車サイドビューのアウトライン設計への適用を行った。曲率エントロピーは製品形状においても「複雑さ」を表現しうることが確認され、同指標を用いた曲線設計支援の可能性を示すことができた。

Macroscopic Shape Feature for Curve Design

Takashi Asanuma, Yoshiki Ujiie and Yoshiyuki Matsuoka

The 6th International Conference on Computer-Aided Industrial Design & Conceptual Design （Netherlands, Delft） , 

2005年05月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

基本曲線形状を用いた巨視的形状特徴の分類や、曲率エントロピーによる「複雑さ」の定量化を行い、曲線設計において巨視的形状特徴を定量的な設計指標として扱うための基礎的な知見を得ることができた。

創造的デザインの論理

松岡 由幸

日本デザイン学会創造性研究部会 （石川） , 

2005年03月

, 

口頭発表（招待・特別）

21世紀のデザイン展望

松岡 由幸

Design Summit 0 （横浜） , 

2005年03月

, 

口頭発表（基調）

Macroscopic Feature Driven Shape Generation Method for Curve Design Support

Yoshiki Ujiie and Yoshiyuki Matsuoka

Design Research Society International Conference 2004, FUTUREGROUND （Melbourne） , 

2004年11月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

巨視的特徴の操作による形状生成方法を提案し、製品形状のデザインにおける適用にもとづき、同方法を用いた曲線設計支援の可能性を示した。

もうひとつのデザイン

松岡由幸

基礎デザイン学会 （東京） , 

2004年11月

, 

口頭発表（招待・特別）

もうひとつのデザイン　慶應先端デザインスクールの試み

松岡 由幸

平成16年度　日本デザイン学会秋季企画大会 （横浜） , 

2004年11月

, 

口頭発表（一般）

生命模倣のデザイン　－ゲシュタルト，創発－

浅沼尚・田尾繁・氏家良樹・井上全人・松岡由幸

平成16年度日本デザイン学会秋季企画大会 （横浜） , 

2004年11月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

ゲシュタルトのような巨視的形状情報のデジタル化による「デザイン情報のデジタル化」研究の重要性を示すとともに、創発にもとづく「デザインシステムの複合化」研究の重要性を示し、両者にもとづく生命模倣のデザインについて総括した。

生命化された手術システム－BIMOS－

松本大・吉原和歌子・氏家良樹・五十嵐浩也・松岡由幸

平成16年度日本デザイン学会秋季企画大会 （横浜） , 

2004年11月

, 

その他

　概要を見る

患者と医師の両者に対する負担が少ない医療を目指し、デザインと工学の二つのアスペクトに焦点を合わせた「基礎研究型協調デザイン」と「生命システムの模倣」の適用による、新しい手術システムを提案した。

２人のためのライフサポートビークル

弓矢将成・北村武士・池町優太・日尾僚兵・氏家良樹・古屋繁・松岡由幸

平成16年度日本デザイン学会秋季企画大会 （横浜） , 

2004年11月

, 

その他

　概要を見る

車椅子利用者とそのパートナーの関係における新しいライフスタイルの創生を目指し、基礎研究の技術シーズを活用した「Vehicle-car」と「Vehicle-chair」のインテグレーションによる、新しいビークルシステムの提案を行った。

生体と対話する人工関節システム

加藤健郎・亀山雄高・守谷徳広・井上全人・渡邉誠・松岡由幸

平成16年度日本デザイン学会秋季企画大会 （横浜） , 

2004年11月

, 

その他

　概要を見る

人工関節を使用する患者のQOL (Quality of Life)の向上を目指し、ミクロ・メゾ・マクロスケールの３つのアスペクトから提案した表面、形状、外部デバイスを有する、新しい人工関節システムを提案した。

Emergent Form-Generation System

Yoshiyuki Matsuoka and Masato Inoue

11th International Conference on Machine Design and Production （Antalya） , 

2004年10月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

創発的に多様な形状生成を可能とする形状生成方法を示した。提案した方法を用いて、椅子の意匠設計への適用を試み、意匠と構造の協調設計への可能性について考察した。

Simulation of Developmental Process of Organism and Application to Structural Design

Masato Inoue and Yoshiyuki Matsuoka

Joint 2nd International Conference on Soft Computing and Intelligent Systems and 5th International Symposium on Advanced Intelligent Systems （Japan, Yokohama） , 

2004年09月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

多様な形態形成を有する生物の発生過程をセルラ・オートマトンによりシミュレーションを行い、細胞増殖の繰り返しにより形状生成を行う方法を提案した。さらに、提案した方法を用いて構造設計へ適用し、その有効性を示した。

Method for Representation of Complexity Using Curvature Integration and Multi-Resolution Analysis

Yoshiki Ujiie and Yoshiyuki Matsuoka

Joint 2nd International Conference on Soft Computing and Intelligent Systems and 5th International Symposium on Advanced Intelligent Systems （Japan，Yokohama） , 

2004年09月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

曲率積分と多重解像度表現を用いた巨視的形状特徴「複雑さ」の表現法を提案し、多様な曲線形状における本方法の有効性を確認した。

曲率積分を用いた形状生成方法による曲線設計支援

氏家良樹・松岡由幸

日本機械学会 2004年度年次大会 （札幌） , 

2004年09月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

曲率積分と多重解像度表現を活用した巨視的特徴「複雑さ」の表現法を提案し、自動車サイドビュー設計を事例とした形状生成方法に適用した。その結果、巨視的特徴を操作するうえでの有用性が示され、新しい曲線設計支援の可能性を示すことができた。

デザインと設計

松岡 由幸

日本機械学会　2004年度年次大会 （札幌） , 

2004年09月

, 

口頭発表（一般）

次世代CADに向けた新しい曲線デザイン方法の提案

氏家良樹・松岡由幸

日本機械学会　次世代統合CAD/CAEシステムの開発とその適用に関する調査研究分科会 第７回委員会 （目黒区） , 

2004年08月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

曲線デザインにおいては、形状全体から発現する巨視的特徴の把握と操作が重要となる。従来の形状情報では巨視的特徴の定量的表現が難しいため、設計者の意図する巨視的特徴を反映した曲線形状の操作には、試行錯誤の過程が必要となる。本研究においては、曲率積分と多重解像度表現を活用した巨視的特徴「複雑さ」の表現法を提案し、自動車サイドビュー設計を事例とした形状生成方法に適用した。その結果、巨視的特徴を操作するうえでの有用性が確認され、新しい曲線デザイン方法としての可能性を示すことができた

次世代CADに向けた新しい曲線デザイン方法の提案

氏家良樹・松岡由幸

日本機械学会　次世代統合CAD/CAEシステムの開発とその適用に関する調査研究分科会　第7回委員会 （東京） , 

2004年08月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

曲線デザインにおいては、形状全体から発現する巨視的特徴の把握と操作が重要となる。従来の形状情報では巨視的特徴の定量的表現が難しいため、設計者の意図する巨視的特徴を反映した曲線形状の操作には、試行錯誤の過程が必要となる。本研究においては、曲率積分と多重解像度表現を活用した巨視的特徴「複雑さ」の表現法を提案し、自動車サイドビュー設計を事例とした形状生成方法に適用した。その結果、巨視的特徴を操作するうえでの有用性が確認され、新しい曲線デザイン方法としての可能性を示すことができた。

Life-Support Vehicle for 2

Yoshiyuki Ujiie, Takeshi Kitamura, Masanari Yumiya, Masato Wagatsuma, Takashi Hirayama, Kengo Nieda, Yuta Ikemachi, Ryohei Hio, Maki Ouchi, Sigeru Furuya, and Yoshiyuki Matsuoka

International Workshop on Digital Design （Yokohama） , 

2004年07月

, 

ポスター発表

　概要を見る

車椅子利用者とそのパートナーの関係における新しいライフスタイルの創生を目指し、基礎研究の技術シーズを活用した「Vehicle-car」と「Vehicle-chair」のインテグレーションによる、新しいビークルシステムの提案を行った。

Curvature Integration as A Curve Design-Index

Yoshiki Ujiie and Yoshiyuki Matsuoka

International Workshop on Digital Design （Yokohama） , 

2004年07月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

幾何形状や実車形状における適用結果にもとづき、曲率積分を曲線設計の指標として活用する可能性を示した。

Emergent Design System for Obtaining Diverse Solutions

Masato Inoue and Yoshiyuki Matsuoka

International Workshop on Digital Design （Yokohama） , 

2004年07月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

創発の大きな特徴であるボトムアップ過程とトップダウン過程の2つの過程を有するデザインシステムを提案し、設計上流過程における多様解導出の可能性について考察した。

Artificial Joint System Interacting with Organism

Yutaka Kameyama, Masato Inoue, Kimitaka Inaba, Osamu Hatano, Tokuhiro Moriya, Takeo Kato, Kotaro Suga, Makoto Watanabe, Yoshiyuki Matsuoka

International Workshop on Digital Design （Yokohama） , 

2004年07月

, 

ポスター発表

　概要を見る

人工関節を使用する患者のQOL (Quality of Life)の向上を目指し、ミクロ・メゾ・マクロスケールの３つのアスペクトから提案した表面、形状、外部デバイスを有する、新しい人工関節システムを提案した。

Biologically Inspired Medical Operation System -BIMOS-

Yoshiki Ujiie, Toshiyuki Hino, Hiroshi Morita, Yuka Mukaibo, Masayoshi Ogata, Yusuke Ueda, Wakako Yoshihara, Masaru Matsuomoto, Hiroya Igarashi, and Yoshiyuki Matsuoka

International Workshop on Digital Design （Yokohama） , 

2004年07月

, 

ポスター発表

　概要を見る

患者と医師の両者に対する負担が少ない医療を目指し、デザインと工学の二つのアスペクトに焦点を合わせた「基礎研究型協調デザイン」と「生命システムの模倣」の適用による、新しい手術システムを提案した。

二つのデザイン

松岡 由幸

技術と芸術 （東京大学） , 

2004年04月

, 

口頭発表（招待・特別）

　概要を見る

本講演では、前半に、デザインの工学設計と工業デザインへの分業化の変遷と両デザインの基本プロセスなどの特徴を述べた。後半には、両デザインの統合化の必要性とそのための「統合デザインモデル」を紹介し、21世紀における新たなデザインの可能性について解説した。

スタイルデザインにおけるゲシュタルトとコンピュータ支援システム-曲線デザイン支援のための形状生成方法-

松岡 由幸

2004年度精密工学会春季大会 （東京） , 

2004年03月

, 

口頭発表（招待・特別）

全絶対曲率を用いた巨視的形状特徴「複雑さ」の表現法

氏家良樹・松岡由幸

日本機械学会　第13回設計工学・システム部門講演会 （金沢） , 

2003年10月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

全絶対曲率を用いた巨視的形状特徴「複雑さ」の定量的表現法を提案した。基本曲線形状や自動車サイドビューアウトライン等の多様な曲線形状において、全絶対曲率は、その対数関数によって「複雑さ」を表現しうることが確認され、巨視的形状特徴「複雑さ」の表現法としての可能性を示すことができた。

Support for Obtaining Satisfactory Design Solutions of Form and Structure by Applying the Emergent Form-Generation System

Masato Inoue and Yoshiyuki Matsuoka

6th Asian Design International Conference （Tsukuba） , 

2003年10月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

短期間に効率よく設計を行う協調設計を行うためには、意匠と構造の両方を満足する解を導出することが有効である。本研究では、創発的形状生成システムにより得られた解を用いてデザイン案を創出し、システムを用いずに得られたデザイン案と用いた場合に得られたデザイン案の比較し、本システムの意匠と構造の満足解導出の可能性を考察した。

Total Absolute Curvature to Represent The Complexity of Diverse Curved Profiles

Yoshiki Ujiie and Yoshiyuki Matsuoka

6th Asian Design International Conference （Tsukuba） , 

2003年10月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

曲線設計においては，全体の特徴を巨視的に認知しようとするヒトの形状認知特性から，曲線形状の巨視的特徴を把握することが重要となる．本研究では，全絶対曲率を用いた巨視的形状特徴「複雑さ」の表現法を提案した．Bézier曲線によって表現された，基本曲線形状や自動車サイドビューアウトライン等の多様な曲線形状において，「複雑さ」に対するヒトの評価と全絶対曲率は高い相関を示し，巨視的形状特徴の表現法としての可能性を示すことができた．

全絶対曲率を用いた巨視的形状特徴「複雑さ」の表現法

氏家良樹・松岡由幸

日本機械学会　第13回設計工学・システム部門講演会 （金沢） , 

2003年10月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

全絶対曲率を用いた巨視的形状特徴「複雑さ」の表現法を提案した。基本曲線形状や自動車サイドビューアウトライン等の多様な曲線形状において、全絶対曲率は、その対数関数によって「複雑さ」を表現しうることが確認され、巨視的形状特徴「複雑さ」の表現法としての可能性を示すことができた。

Form-Generation System for Obtaining Diverse Design Solutions Supporting Eary Process of Design in Structural Design

Masato Inoue and Yoshiyuki Matsuoka

2003 ASME International Design Engineering Technical Conferences and the Computers and Information in Engineering Conference （Chicago） , 

2003年09月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

本研究では、構造設計における設計上流過程を支援すべく、多様な設計解を工学的に導出する設計システムを提案し、椅子の形状生成に適用した。導出された設計解と従来の最適手法（最適規準法）により得られた解を比較した結果、設計目標である重量に対する評価に加えて、設計初期に考慮していなかった新たな評価項目（最大ひずむエネルギ）に対しても優れた解が本システムにより導出されることが示され、本システムの可能性を示した。

二つのデザイン、その方法論と展望

松岡 由幸

技術と芸術 （東京大学） , 

2003年05月

, 

口頭発表（招待・特別）

　概要を見る

本講演では、工業デザインと工学設計という二つのデザインの特徴を解説するとともに、それぞれの最新の方法論研究の事例を紹介することで、二つのデザインにおける今後の関係性について考察した。

"創発"的製品開発を考える

松岡 由幸

共和産業講演, 

2002年11月

　概要を見る

製品開発を従来型製品の開発と非従来型の新規な製品の開発に分け、前者においては、判別分析を用いた標準化の促進法やグラフ理論を用いた意思決定法などの効率化手法を解説し、後者においては、創発の概念に基づく新たな製品の開発法を解説した。

発想支援のための創発的形状生成システム

藤井健史・井上全人・松岡由幸

日本機械学会　第12回設計工学・システム部門講演会 （東京都立大学） , 

2002年11月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

設計上流過程における設計解の導出過程は、アブダクションと評価の繰り返しの過程である。アブダクションにおいて、設計者はできるだけ多くの設計案を発想する必要があるが、その方法は試行錯誤的である。本研究においては、設計上流過程における発想を支援すべく、多様解導出が可能な形状生成システムを発想支援へ適用し、その人工物設計への応用可能性について考察を行った。

Macroscopic Shape-Information as A Curve Design-Guideline

Yoshiki Ujiie and Yoshiyuki Matsuoka

2002 ASME International Design Engineering Technical Conferences and the Computers and Information in Engineering Conference （Canada, Montreal） , 

2002年10月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

本研究では、巨視的形状情報の定義を行い、同形状情報が「複雑さ」という全体特徴を表現しうることを明らかにするとともに、同形状情報を用いた設計支援システムの可能性を示した。

Curve Design-Support Using Macroscopic Shape Information

Yoshiki Ujiie and Yoshiyuki Matsuoka

Engineering Design Conference 2002 （London） , 

2002年07月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

形状全体の特徴を定量的に表現しうる巨視的形状情報の提案を行い、基本的な曲線形状を用いた特性解析や、形状生成方法への適用により、曲線設計支援における有効性を示した。

Form-Generation System Imitating the Developmental Process of Organism for Obtaining Diverse Design Solutions

Masato Inoue and Yoshiyuki Matsuoka

Engineering Design Conference 2002 （London） , 

2002年07月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

多様解導出のために、発現過程および最適化過程の両過程を有する設計方法を提案した。発現過程においては、セルラ・オートマトンを用い、生物の発生過程を模擬した。最適化過程においては、最適規準法を用いた。両過程を経ることにより、初期形状を設定せずに自己組織的に多様な形状が生成され、本システムの人工物設計への応用可能性を示唆した。

二つのデザイン、その歴史的変還

松岡 由幸

人間工学会, 

2002年04月

, 

口頭発表（招待・特別）

曲線設計指標としての巨視的形状情報

氏家良樹・松岡由幸

日本機械学会　第14回計算力学部門講演会 （北海道大学） , 

2001年11月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

全体特徴を定量的に表現しうる形状情報として、情報理論におけるエントロピーの特性を活用した巨視的形状情報の提案を行った。そして、基本曲線形状を用いた特性解析や、形状生成方法への適用の結果、同形状情報が「複雑さ」という全体特徴を表現しうることが確認された。

生物の発生過程を模倣した自己組織型多様解導出システム

井上全人・松岡由幸

日本機械学会　第14回計算力学部門講演会 （北海道大学） , 

2001年11月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

多様な種を有する生物の発生過程（誘導、頂部支配）を応用することにより、CAD上で自己組織的に多様な形状を生成する基本的な形状生成システムを提案した。生物の発生過程を応用せずに、ランダムに発生させた場合においては、要素が無秩序に発生し、塊状の形状が生成される傾向があるのに対し、生物の発生過程を応用した場合においては、複雑で多様な形状を生成した。また、生成された形状を最適規準法を用いることにより力学的に最適化を行うことが可能となり、本システムの人工物設計へ応用する可能性を示した。

創発過程にもとづく多様解導出システム

齋藤宏幸・井上全人・松岡由幸

日本デザイン学会　第48回研究発表大会 （函館） , 

2001年10月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

多様解導出のために、発現過程および最適化過程の2つの過程を有する設計方法を提案した。発現過程においては、生物の発生過程を応用した。最適化過程においては、最適規準法を用いた。2つの過程を経ることにより得られた形状の多様性を解析した結果、最適化過程を経た形状においても高い多様性が保持されることが示された。

Emergent Form-Generation System Using Cellular Automata and Genetic Algorithm

Masato Inoue and Yoshiyuki Matsuoka

5th Asian Design Conference （Koria, Seoul） , 

2001年10月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

設計上流過程において必要とされる多様な解を工学的に導出するための基礎研究として、創発的に多様な形状を生成するシステムを提案した。本方法においては、自己組織的な形状生成を可能とし、解探索アルゴリズムとして遺伝的アルゴリズムを用いた。その結果、効率よく高い多様性の解が導出されることが示され、本システムの人工物設計への応用可能性を示唆した。

Relationship between Beauty and Shape/Force Factors in Japanese Art, Bonsai

Haruyuki Dei, Yoshiyuki Matsuoka and Takashi Maeno

5th Asian Design Conference （Koria, Seoul） , 

2001年10月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

力学と美の関係を解析することを目的として、盆栽を事例とした研究を行った。盆栽を有限要素法や形態分析等々により解析した結果、最大応力や曲率変化分布などが美に対する認知と大きく関わっていることが判明した。

Curvature Entropy as A Shape-Generation Index

Yoshiki Ujiie, Yoshiyuki Matsuoka

5th Asian Design Conference （Koria, Seoul） , 

2001年10月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

本研究では、形状全体の特徴を定量的に表現しうる指標として、認知科学や情報理論にもとづく巨視的形状情報の提案を行った。そして、基本的な曲線形状を用いた特性解析や、形状生成方法への適用により、形状生成指標としての活用の可能性を示唆した。

福祉車両における人体－車椅子系モデルの構築と応用

佐藤陵・松岡由幸

日本デザイン学会　第48回研究発表大会 （函館） , 

2001年10月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

人体-車椅子系の振動を予測可能にするモデルを構築し、モデルによるシミュレーションの結果に基づき、車椅子の乗り心地を改善するサスペンションの最適特性を導出した。さらに、解析結果を反映した車椅子を試作し、検証実験を行うことで、サスペンションの乗り心地低減への効果を確認した。

安楽姿勢確保を目的とした多様場に対応する鉄道車両用シート機構の最適化

山下太一・松岡由幸

日本デザイン学会　第48回研究発表大会 （函館） , 

2001年10月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

安楽姿勢確保において有効と考えられる鉄道車両用シート機構を選定し、多様な体格のユーザから安定した高い評価を得られる中折れ機構とシートスウィング機構を抽出した。両者に対して、多様場に対応するロバスト設計方法を用いた最適化を行い、官能評価実験によりその有効性を検証した。

曲線設計支援のための巨視的形状情報

氏家良樹・細井彰博・松岡由幸

日本デザイン学会　第48回研究発表大会 （函館） , 

2001年10月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

曲線設計の場においては、形状要素の組合せにより発現する形状全体の特徴を扱うことが重要となる。本研究では、情報理論にもとづき、形状全体の特徴を表現しうる巨視的形状情報を定義した。そして、規則性を有する基本的な曲線形状を用いて、同形状情報の特性解析を行った。その結果、全体特徴を表現しうる指標としてのエントロピーの有効性が示され、曲線設計支援における巨視的形状情報の活用の可能性が示唆された。

曲線設計支援のための形状生成方法

細井彰博・氏家良樹・松岡由幸

日本デザイン学会　第48回研究発表大会 （函館） , 

2001年10月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

曲線設計の場で、新たな曲線形状の発想を行う際には、ヒトの形状認知の特性から、形状全体の特徴を巨視的に扱うことが重要となる。本研究では、曲率エントロピーおよび曲率２次エントロピーを用いた形状生成方法を、自動車サイドビュー設計へ適用した。その結果、曲率２次エントロピーは、形状生成の自由度が高い場合の形状生成指標として有効であることが示された。さらに、本研究の成果にもとづき、設計の上流過程における曲線設計支援方法の可能性を示唆した。

セルラ・オートマトンを用いた生物模倣型多様解導出方法

井上全人・齋藤宏幸・松岡由幸

日本デザイン学会　第48回研究発表大会 （函館） , 

2001年10月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

CAD上で多様な形状を生成する基本的な方法を構築した。本方法は、有限要素法を用いた力学解析に優れたボクセル表現を用いた。また、ボクセル表現により複雑な自己形成パターンを有するセルラ・オートマトンを用いた。本研究においては、状態遷移関数への入力をランダムな場合と生物の発生過程を模倣した場合の両方で実行し、形状の多様性を多様性指標を用いて定量的に解析を行った結果、生物を模倣した本方法の有効性が示せた。

二つのデザイン、工業デザインと工学設計

松岡 由幸

技術と芸術 （東京大学） , 

2001年06月

, 

口頭発表（招待・特別）

　概要を見る

本講演では、デザイナが行なう工業デザインと設計者が行なう工学設計という両デザインの特徴を、その対象、方法、用いる知識の観点から解説するとともに、両デザインの製品開発における位置づけやあり方についても言及した。

二つのデザイン、工業デザインと工学設計

松岡 由幸

技術と芸術, 

2001年06月

, 

口頭発表（招待・特別）

　概要を見る

本講演では、デザイナが行なう工業デザインと設計者が行なう工学設計という両デザインの特徴を、その対象、方法、用いる知識の観点から解説するとともに、両デザインの製品開発における位置づけやあり方についても言及した。

形状生成指標としての曲率エントロピー

氏家良樹・松岡由幸

日本計算工学会　計算工学講演会 （東京） , 

2001年05月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

曲線形状の全体特徴を表現しうる曲率２次エントロピーを指標とした逆推論型形状生成方法を提案し、自動車サイドビュー設計への適用を行った。本方法により形状全体の特徴を操作したうえでの形状生成が可能となり、形状生成指標としての有効性が示唆された。

多様解導出のための創発的形状生成システム

井上全人・松岡由幸

日本設計工学会　平成13年度春季研究発表講演会 （慶應義塾大学） , 

2001年05月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

設計上流過程のような設計自由度が高く、設計変数や制約条件の設定が困難な過程においては、多様解を導出する必要がある。本研究においては、多様解導出を可能とする新たな設計方法の基礎研究として、初期形状を設定せずに創発的に多様解を導出する形状生成システムを提案した。提案したシステムを人工物の形状生成へ応用し、生成された形状の多様性について解析することにより、本システムの有効性を示した。

巨視的形状情報を用いた形状生成方法

氏家良樹・松岡由幸

日本設計工学会　平成13年度春季研究発表講演会 （慶應義塾大学） , 

2001年05月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

曲率２次エントロピーと遺伝的アルゴリズムを用いた形状生成方法を提案し、自動車サイドビューのアウトライン設計への適用を行った。本方法により形状全体の特徴を操作したうえでの形状生成が可能となり、設計上流過程における発想支援を目的とした、新しい曲線設計方法としての可能性を示すことができた。

創発過程にもとづく多様解導出のための自己組織的形状生成システム

井上全人・松岡由幸

日本計算工学会　計算工学講演会 （東京） , 

2001年05月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

多様解導出のために、創発過程（発現過程および最適化過程）にもとづく自己組織的形状生成システムを提案した。本システムにおいては、自己組織的な形状生成を可能とするセルラ・オートマトンを応用し、解探索アルゴリズムとして遺伝的アルゴリズムを用いた。その結果、効率よく高い多様性の解が導出されることが示され、本システムの人工物設計への応用可能性を示唆した。

Shape-Generation Method Using Curvature Entropy

Yoshiki Ujiie, Yoshiyuki Matsuoka

2000 ASME International Mechanical Engineering Congress and Exposition （Orlando） , 

2000年11月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

曲率エントロピーと遺伝的アルゴリズムを用いた形状生成方法を提案し、曲線設計支援の必要性の高い自動車サイドビューのアウトライン設計への適用を行った。その結果、曲率エントロピーは製品形状においても全体特徴を表現しうることが確認され、同形状情報を用いた設計支援システム開発の可能性を示すことができた。

Emergent Form-Generation Method

Yoshiyuki Matsuoka

Proceedings of International Congress of Project Engineering （Lleida） , 

2000年10月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

創発におけるボトムアップおよびトップダウンの概念を設計方法に導入し、新規な設計解探索を可能とする方法論を展開した。本稿においては、その一例として、ボクセル表現による自己組織型形状生成方法を紹介した。

Evolutionary Form-Generation System Using 'Element Generation Method'

Masato Inoue, Yoshiyuki Matsuoka

9th International Conference on Machine Design and Production （Ankara） , 

2000年09月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

複雑な系の設計においては、要素還元的な設計方法の適用が困難である。本研究においては、この問題を解決すべく、新たな工学的設計方法として、人工物の形状生成システムを提案した。本システムの解探索アルゴリズムとして遺伝的アルゴリズムを用い、また、設計解候補を導出するための形状生成方法として、セルラ・オートマトンを拡張した。本形状生成方法は、形状の自由度や多様性を考慮したものであり、本研究ではこれらの有効性について考察した。

曲率エントロピーを用いた形状成方法

氏家良樹・松岡由幸

日本機械学会　2000年度年次大会 （名古屋） , 

2000年08月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

曲率エントロピーと遺伝的アルゴリズムを用いた形状生成方法を提案し、自動車サイドビューのアウトライン設計への適用を行った。本方法により形状全体の特徴を操作したうえでの形状生成が可能となり、曲線設計システム開発の可能性を示すことができた。

生物の発生過程を模倣した形状生成方法の構築

井上全人・松岡由幸

日本機械学会　2000年度年次大会 （名古屋） , 

2000年08月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

従来の最適設計方法は、設計対象を記述する方法と評価する方法の双方が明確になっている場合に適用できるが、新規で多様解を導出する必要がある設計上流過程へ適用することが難しい。本研究においては、新規性および多様性を有する解を導出するための基本的な形状生成方法を構築した。本方法は、生物の多様性に着目し、生物の発生過程において多様な形態形成に影響が大きい特性（誘導、頂部支配）を模倣した方法である。

A Vibration Evaluation Model on the Wheelchair Transporting Apparatus

Masato Shimokawa, Kohei Kawai and Yoshiyuki Matsuoka

2000 FISITA World Automotive Congress （Seoul） , 

2000年06月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

車椅子車載システムの振動乗り心地向上を狙いとし、同システムのフロアならびに人体各部位における振動から振動に対するヒトの乗り心地評価を予測する方法とその基準を求めた。なお、人体振動については、上胴部上下振動が乗り心地評価に寄与大であることが判明し、同振動を用いた評価予測方法を構築した。

Construction of a Vibration Simulation Model for the Transportation of Wheelchair-bound Passengers

Kohei Kawai, Yoshiyuki Matsuoka

SAE 2000 World Congress （Detroit） , 

2000年03月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

人体－車椅子系マス、ばねおよびダンパ要素により表現する２次元７自由度モデルを設定し、系の運動方程式の導出を行い、モデルを同定した。また、同定したモデルを用いてシミュレーションを行い、実験結果との比較によるモデルの有効性を確認した。

多様解導出のための形状生成システム

三笠晋・松岡由幸

日本機械学会　第10回設計工学・システム部門講演会 （つくば市） , 

2000年01月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

要素還元的手法とは異なる方法により設計上流過程を支援する方法の第一段階として、遺伝的アルゴリズムを用いて多様な形状を生成するシステムを提案した。さらに、同システムを椅子の設計へ適用し、形状の幾何学的多様性を示す指標を用いて検証を行った。

福祉自動車における乗り心地改善のための人体（車椅子系振動解析）

河合晃平・松岡由幸

日本機械学会　第10回設計工学・システム部門講演会 （つくば市） , 

2000年01月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

車椅子や福祉自動車の設計における振動対策のために、振動と乗り心地評価の関連性を明らかにしたうえで、人体-車椅子系のモード試験結果に基づく振動シミュレーションモデルを構築した。そして、同モデルによるシミュレーション解析の結果より、振動低減を可能とするサスペンション特性を推定した。

生物の発生過程を応用した自己組織型形状生成システム

澤田憲茂・松岡由幸

日本機械学会　第10回設計工学・システム部門講演会 （つくば市） , 

2000年01月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

発生生物学における形態形成の特性を整理し、ISMにより構造化した結果、新たに作用・反作用が重要なファクターとして抽出された。誘導・頂部支配のルールを組み込んだ形状生成システムに、同特性を加えたところ、中空の位相や複数の節の結合で構成された形状の導出される傾向が確認された。

曲線設計支援のための巨視的形状情報

浅沼尚・松岡由幸

日本機械学会　第10回設計工学・システム部門講演会 （つくば市） , 

2000年01月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

曲線形状の全体特徴を表現する巨視的形状情報の重要性を示唆したうえで、全体特徴「複雑さ」を表現する曲率エントロピーを定義し、逆推論により「複雑さ」を操作した形状生成を行う手法を構築した。さらに、曲率の連続性を考慮した曲率２次エントロピーを定義し、曲率エントロピーと比較して有効となる可能性を示した。

Vibration Simulation Model of Occupant-Wheelchair System on the Wheelchair Transporting Apparatus

Yoshiyuki Matsuoka, Kohei Kawai

Asia-Pacific Vibration Conference `99 （Singapore） , 

1999年12月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

本研究においては、福祉車両における車椅子車載システムの乗り心地設計を支援することを目的とし、車のフロアから人体までの振動伝達モデル（VTM）と人体振動から乗り心地評価を予測する振動評価モデル（VEM）の両者を組み合わせる乗り心地評価予測モデルを提示するとともに、振動伝達モデルの同定を試みた。

Vibration Analysis for Comfort Design of Vehicles for Wheelchair Users

Kohei Kawai, Yoshiyuki Matsuoka

4th Asian Design Conference （Nagaoka） , 

1999年10月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

福祉車両に搭載が検討されている車椅子車載システムにおいて、実車走行実験を行い、振動解析を行った。その結果、乗員の人体各部位の周波数応答関数などを明らかとし、本システムにおける乗り心地設計の指針を得た。

Optimization of Seat Functions for Railway Vehicle by using Fuzzy AHP and Robust Design Method

Atsushi Morita, Yoshiyuki Matsuoka

4th Asian Design Conference （Nagaoka） , 

1999年10月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

多様場において使用される人工物の最適設計法として、階層化ファジイ積分法およびロバスト設計法を用いる方法を提示した。また、その方法を鉄道車両用シートの設計に適用することで、その有効性を示した。

Search Algorithm for Diverse Solutions for Idea Generation Support

Susumu Mikasa, Norishige Sawada and Yoshiyuki Matsuoka

4th Asian Design Conference （Nagaoka） , 

1999年10月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

発想支援を目的として、多様解を導出する解探索アルゴリズムを提案した。本アルゴリズムの特徴は、初期形状を有さない点にあり、単一セルからの増殖により、多様な形状を生成する。また、形状生成部には拡張セルラ・オートマトンを用いた。

Inverse Reasoning System to Generate Forms from Product Concepts

Ryusuke Matsubara, Takao Suzuki and Yoshiyuki Matsuoka

4th Asian Design Conference （Nagaoka） , 

1999年10月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

概念から設計解である形状を生成するための逆推論システムを提示し、設計上流過程での支援を試みた。逆推論部には遺伝的アルゴリズムを用い、その適応度予測部にはニューラルネットワーク・モデルや重回帰式などを併用した層構造モデルを用いることで、非線形で複雑な評価構造に対応した。

The Proposal of the Macroscopic Design Information as a Geometric Design Index

Takao Suzuki, Takashi Asanuma and Yoshiyuki Matsuoka

4th Asian Design Conference （Nagaoka） , 

1999年10月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

本研究においては、形状全体の特徴である巨視的形状情報を考慮した、新しい形状表現の方法について考察した。従来定量的に記述できなった巨視的形状情報のうち、特に形状の複雑さに関して、情報理論におけるエントロピーや期待値を用いる定量的記述方法の可能性を示した。

Method for Constructing an Inverse Reasoning System for Form Generation from Product Image Objectives

Yoshiyuki Matsuoka

The 12th International Conference on Engineering Design （Munich） , 

1999年08月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

設計上流過程の支援を目的とし、製品のイメージ目標から形状を生成する逆推論システムを構築する方法を提案した。因子分析より得られる価値空間にイメージ目標を設定し、目標と解候補間の距離を基準内にすべく、遺伝的アルゴリズムにより解探索を行う。適応度は階層モデルを用いた。価値空間から解空間へ逆推論する形状生成システムであり、その構築のための具体的方法を示した。

要素発生法およびGAを用いた構造物設計のための形状生成支援システム

松岡由幸・塚田有人

日本機械学会　第8回設計工学・システム部門講演会 （東京） , 

1998年11月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

構造物の設計上流過程において、最低限の強度を持った複数の基本形状を導出し、設計者に提示するシステムの構築を行った。本システムでは、制約条件の少ない広い解空間から多様な形状を導出することを目的として、遺伝的アルゴリズムや要素発生法など、生物の創成を模擬した方法を用いた。そして、椅子の設計に本システムを適用した結果、多様な設計解の導出が確認され、システムの有効性が検証された。

Evolutionary Support System for Form Generation Using 'Element Generation Method'

Yujin Tsukada, Yoshiyuki Matsuoka

Third Asia Design Conference （Taiwan） , 

1998年10月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

複雑な系の設計においては、要素還元的な設計方法の適用が困難である。本研究においては、この問題を解決する方法として、人工物の形状生成支援システムの基本構造を検討した。本システムの求解アルゴリズムには遺伝的アルゴリズムを用い、また、設計解候補の形状生成方法には「要素発生法」を適用した。「要素発生法」とは、形状の自由度や多様性を考慮することで考案したものであり、本研究では、これらの有効性について考察した。

Robust Design Method for Variety of Ba

Atsuya Niwano, Yoshiyuki Matsuoka

Third Asia Design Conference （Taiwan） , 

1998年10月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

一般に、モノが使用される場は多様である。しかし、モノの設計の多くは、平均的な場を想定して行われるのが現状である。そのため、一部の使用者や環境において、評価が低くなる問題が発生している。本研究においては、多様場においても安定した評価が得られる方法論の構築を目的とし、平均値と分散の両者を評価関数に含むことで、多様場に対応する新たなロバスト設計方法の提案を行った。

Vibration Analysis and Design Problems of the Transport System by Vehicle with Persons Seated in Wheelchairs

Hiroki Yonekawa, Yoshiyuki Matsuoka

Third Asia Design Conference （Taiwan） , 

1998年10月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

車椅子車載システムの使用時に発生する振動の実態を把握した上で、同システムにおける設計課題の抽出を試みた。実車走行による振動実験の結果、車椅子固定装置は、系に入力する振動の加速度を増加させており、特に1Hzから10Hzの車両フロア振動において人体各部位に共振現象を発生させていることが判明したことから、系への振動吸収体の設置を提案した。

Application of Simultaneous Process by Development of Design Methods

Yoshiyuki Matsuoka

Asia Design Conference （Seoul） , 

1997年09月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

サイマル化をさらに促進させる方法として、両設計方法を定性設計方法から定量設計方法へ変換し、両設計情報を同質にするとともに、階層構造グラフを用いて両設計間のサイマルティーニアス・プロセスを構築する方法を提示した。さらに、定性設計と定量設計の融合を図るグレーボックスモデルが必要と唱え、今後のサイマル化の方法として示した。

Design Methods Based on 'Emergence'

Yujin Tsukada, Yoshiyuki Matsuoka

Asia Design Conference （Seoul） , 

1997年09月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

従来の設計は、要素還元論的な方法を用いていることから、既知系の中での最適化には効用を発揮するものの、未知系での設計解の導出には不向きであるとともに、多様解の導出が難しい。本研究においては、創発の概念に基づいた設計方法について考察し、多様かつ新しい設計解導出の可能性を示した。

Quantitative Design Methods for Human Sensory Properties in Automotive Development

Yoshiyuki Matsuoka

First China-Japan Joint International Symposium on Industrial Design （China, Beijing） , 

1996年09月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

本研究においては、車室内空間の設計支援方法やスイッチボタンの操作評価予測モデルとしてのニューラルネットワーク・モデルなどの自動車開発における定量的感性設計手法を紹介した。また、それらの方法論上の特徴について言及することで、その効用と限界についても考察し、感性設計手法の課題の提示を行った。

自動車開発における設計情報の共有化に関する研究

松岡 由幸

平成8年度日本デザイン学会春季大会 （東京） , 

1996年05月

, 

口頭発表（一般）

エルゴノミクスデザインを考える

松岡 由幸

1989年度日本人間工学会関東支部大会 （東京） , 

1989年12月

, 

口頭発表（招待・特別）

Study on Comfortable Sitting Posture

Yoshiyuki Matsuoka, Toshimichi Hanai

The 1988 SAE International Congress and Exposition （Detroit） , 

1988年02月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

本研究においては、安楽姿勢確保のためのシート機構を検討するとともに、その最適レイアウトについて考察した。その結果、安楽姿勢確保のためには、中折れ機構とシートスウィング機構の搭載が有効であり、体圧分布や生理学的考察により、中折れ支点は第10-12胸椎後部が適切であることなどを示した。

安楽姿勢の解析

松岡 由幸

昭和62年度日本自動車部品工業会講演会 （東京） , 

1987年11月

, 

口頭発表（招待・特別）