論文 - 山田　邦博

高温低サイクル疲労における酸化き裂の生成について

西野創一郎，阪井航，山田邦博

日本機械学会論文集（A編） Vol.60 （ No.572 ） 946-951 1994年04月

研究論文（研究会，シンポジウム資料等）, 共著

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高温低サイクル疲労過程における酸化の役割に注目し，静的な酸化と応力負荷を伴なう酸化の様相の違いを指摘し，初期段階き裂と酸化の役割について検討を加えた。

Mechanistic Aspects of Hydrogen Cracking Process in High Strength Steel

Ishikawa，M.，Nakatani，Y.and Yamada，K.

Proc.Int.Conf.on ”Hydrogen Transport and Cracking in Metals”，The Institute of Materials，1994-4，National Physical Laboratory    52-102 1994年

研究論文（研究会，シンポジウム資料等）, 共著

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鋼の遅れ破壊における擬へき開き裂及び粒界き裂の形成について，平滑材と切欠材を用いて，検討し，新しい実験事実が，従来考えられてきた，き裂生成進展過程とどの様な対応にあるかを議論した。

Surface and In-depth Crack Propagation in High Temperature Low-cycle Fatigue of sus 316 Stainless Steel

Nishino，S.and Yamada，K.

Fatigue & Fracture of Engineering Materials and Structures1994 Vol.17 （ No.11 ） 1327-1334 1994年

共著

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高温低サイクル疲労における初期段階き裂の生成，進展の様相を表面及び深さ方向の両方について調べ，深さ方向への進展が，表面き裂の寸法から正確に予測できることを述べた。

水素脆化割れ過程中の擬へき開および粒界割れの役割

石川学，山田邦博

日本機械学会論文集（A編）（1993-7） 59巻 （ 563号 ） 1631-1635 1993年07月

研究論文（研究会，シンポジウム資料等）, 共著

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高強度鋼の遅れ破壊過程における擬へき開き裂，粒界き裂の役割を検討し，同破壊過程におけるき裂進展に関する全体像を明確にした。

Weakest Link Concept for Crack Path in Microstructures Subjected to Reversed Torsion

Katsumura, T., Kawachi, S. and Yamada, K.

Proc. Of Fatigue 93 1993年05月

研究論文（研究会，シンポジウム資料等）, 共著

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パーライト・フェライト組織中を進展する亀裂がねじり応力の下で同様な経路を選択していくかについて，力学的-微視組織学的検討を加えた。

高温低サイクル疲労におけるき裂の生成と進展に及ぼす酸化の影響

西野創一郎，山田邦博

日本機械学会論文集A編 59巻 （ 557号 ） 18-24 1993年01月

研究論文（研究会，シンポジウム資料等）, 共著

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高温疲労き裂が主として，数結晶粒程度の寸法を持つき裂の連結から形成されること，及びこの連結過程と内部方向き裂進展過程を検討し，高温低サイクル疲労における初期き裂の進展過程の重要性を指摘。

Mechanistic Aspects of Hydrogen Cracking in High Strength Steel

M.Ishikawa，Y.Nakatani and K.Yamada

Hydrogen Transport and Cracking in Metals，Ed.A.Turｎbul，The Institute of Materials    95-102 1993年

共著

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構造用高強度鋼材において重要な問題となっている水素誘起型遅れ破壊においては，擬へき開割れが破壊の引き金となっているという従来不明の事柄を明らかにした．

Low Cycle Fatigue Crack Propagation Behavior at 700℃ Involving Oxidation and Coalescence of Cracks

S.Nishino and K.Yamada

Asian Pacific Proc.Conference on FRACTURE and STRENGTH'93    157-161 1993年

共著

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高温低サイクル疲労における初生き裂の進展形態を調べ、それらが表面数結晶粒程度のき裂連結過程から成ることを明らかにした。

高強度鋼平滑材の遅れ破壊過程における擬へき開割れの役割

山田邦博，その他

日本機械学会論文集A編 V.58 （ n545 ） 78-83 1992年01月

研究論文（研究会，シンポジウム資料等）, 共著

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鋼の遅れ破壊強度を支配している要因として，擬へき開き裂の存在を明らかにし，その寸法を用いて水素環境下の鋼のミクロ破壊靭性値について検討を加えた。

Some aspects of small crack growth near threshold in dual phase steel

S.Kawauchi, K.Yamada, and T.Kunio

European Structural Integrity Society Publication No.13，Mechanical Engineering Publication    101-113 1992年

共著

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マルテンサイトーフェライト2相複合組織鋼の耐久限度を支配する微小き裂の進展限界挙動と微視組織との関連について調べた。

高強度鋼の遅れ破壊における脆性破壊条件について

山田邦博 その他

日本機械学会論文集A編 Vol.56 （ No.522号 ） 304-309 1990年02月

研究論文（研究会，シンポジウム資料等）, 共著

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SNCM439鋼の水素脆化の過程と最終破壊条件の検討。

アルミニウム合金2017材の長寿命域における微小き裂の進展停留挙動について

山田邦博 その他

日本機械学会論文集A編 Vol.55 （ No.518号 ） 2124-2129 1989年10月

研究論文（研究会，シンポジウム資料等）, 共著

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アルミ合金のき裂生成・進展挙動及び，停留条件の検討。

Characteristics of small crack propagation near endurance limit of low cabon steel

S.Ｋawatchi, K.Yamada and T.Kunio

Proc. Of the 3rd Internatinal Conference of Asian-Pacific Congress on Strength Evaluation (APCS 89), (1989-5)    405-411 1989年05月

研究論文（研究会，シンポジウム資料等）, 共著

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疲労微小亀裂進展挙動に及ぼす第2相パーライトの役割の検討を行った。

中・低炭素均質化組織の耐久限度における許容欠陥寸法の推定

尹命辰，山田邦博，国尾武

材料 38巻 （ 426号 ） 275-279 1989年03月

共著

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微小き裂の進展停留挙動の実験的検討から，微細均質組織を持つ鋼における，限界許容欠陥寸法の物理的意味あいについて議論した。

低炭素鋼耐久限度近傍における微小き裂進展特性について

川地，山田，国尾

日本機械学会論文集　A編 55巻　 （ 511号 ） 424-429 1989年03月

研究論文（研究会，シンポジウム資料等）, 共著

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低炭素フェライト・パーライト組織鋼における疲労 初生亀裂が，微小亀裂を経て巨視亀裂へと遷移進展する際の第2相パーライトの役割について検討を加えた。

強度レベルの異なる炭素鋼における耐久限度の結晶粒依存性について

立花，川地，山田，国尾

日本機械学会論文集　A編　 54巻 （ 507号 ） 1956-1961 1988年11月

研究論文（研究会，シンポジウム資料等）, 共著

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合金元素異なる3種類のパーライト・フェライト鋼に種々の熱処理操作により母相フェライト粒径を広範囲に変化させ，それぞれの強度レベルにおける結晶粒依存性の役割を明らかにした。

水素チャージした鋼の遅れ破壊と引張試験との関連について

白石、山田、国尾

機械学会論文集（A編） 54巻 （ 497号 ） 154-158 1988年01月

研究論文（研究会，シンポジウム資料等）, 共著

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炭素鋼の耐久限度は生成した微小き裂の先端が疲労負荷によって閉口することによってもたらせることを実験的解析を通じて明らかにした。

Critical behavior of non-propagating crack in steel

T.Kunio，k.Yamada and M.G.Kim

American Society for Testing & Materials STP924    184-193 1988年

共著

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炭素鋼の耐久限度は生成した微小き裂の先端が疲労負荷によって閉口することによってもたらせることを実験的解析を通じて明らかにした。

炭素鋼における限界停留き裂寸法と許容欠陥寸法との関連

金，山田，国尾

機械学会論文集（A編 52巻 （ 475号 ） 587-592 1986年03月

研究論文（研究会，シンポジウム資料等）, 共著

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炭素含有量の異なる三種類の炭素鋼平滑材を用い、十分に焼鈍した予き裂及び微小穴の場合，耐久限度を低下させないそれぞれの限界寸法は互によく一致することが分かった。

鋼の耐久限度に及ぼす限界停留き裂寸法と結晶粒径の影響について

山田（勇），山田，国尾

日本機械学会論文集　A編 52巻 （ 474号 ） 412-416 1986年02月

研究論文（研究会，シンポジウム資料等）, 共著

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パーライト・フェライト鋼の耐久限度は，一般には良く知られたHall-Petch型の結晶粒依存性を示すが，その結晶粒の寄与の程度はパーライトの体積分率の大小によって異なる事がわかった。