中浜 優子 (ナカハマ ユウコ)

Nakahama, Yuko

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所属(所属キャンパス)

環境情報学部 (湘南藤沢)

職名

教授

HP

外部リンク

総合紹介 【 表示 / 非表示

  • 第二言語でのコミュニケーション能力(第二言語運用能力)の習得について研究しています。中でも状況に応じた第二言語使用に興味があり、機能主義的アプローチの枠組みで研究をしています。英語初等教育についても興味があり、これからの日本を担う子供たちに如何に楽しく効果的に英語習得をしてもらえるかについて研究を深めているところです。

経歴 【 表示 / 非表示

  • 1992年09月
    -
    1996年05月

    ノートルダム大学(米国)専任講師

  • 2001年10月
    -
    2006年09月

    名古屋大学大学院 国際言語文化研究科 助教授

  • 2006年10月
    -
    2009年03月

    東京外国語大学大学院 地域文化研究科 准教授

  • 2009年04月
    -
    継続中

    慶應義塾大学 環境情報学部 教授

学歴 【 表示 / 非表示

  • 1991年08月

    オハイオ州立大学大学院, 教育学研究科, 外国語教育学

    アメリカ合衆国, 大学院, 修了, 修士

  • 2003年07月

    ジョージタウン大学大学院, 言語学研究科, 応用言語学

    アメリカ合衆国, 大学院, 修了, 博士

学位 【 表示 / 非表示

  • M.A., オハイオ州立大学, 課程, 1991年08月

  • Ph.D, ジョージタウン大学, 課程, 2003年07月

 

研究分野 【 表示 / 非表示

  • 人文・社会 / 外国語教育 (Foreign Language Education)

  • 人文・社会 / 日本語教育 (Japanese Education)

  • 人文・社会 / 言語学

研究キーワード 【 表示 / 非表示

  • 英語初等教育、第二言語習得における機能主義的アプローチ、ストーリーテリング

研究テーマ 【 表示 / 非表示

  • 英語初等教育, 

    2016年
    -
    継続中

  • 談話構築プロセスと学習環境要因の関連性:社会文化的観点からの考察, 

    2010年
    -
    2013年

  • 中間言語語用論:発話行為, 

     

  • 第二言語習得における機能主義的アプローチ, 

     

 

著書 【 表示 / 非表示

  • Referring in a second language: Studies on reference to person in a multilingual world

    J. Ryan & P. Crosthwaite, Routledge, 2020年02月

    担当範囲: Does referent marking style transfer from L1 Japanese to L2 English?,  担当ページ: pp. 58-76

  • Skippers Pass

    Ryan, J., Nakahama, Y., Tarau, M., Rabbidge, M., Alphabet Publishing, 2019年10月

  • Language Learning, Discourse and Cognition Studies in the tradition of Andrea Tyler

    L. Pickering and V. Evans (Eds.), John Benjamins Press, 2018年

    担当範囲: Chapter 10. Effects of L2 exposure on the use of discourse devices in L2 storytelling,  担当ページ: pp. 249-273

  • 『日本語教育の道しるべ 第四巻 ことばのみかたを知る』

    中浜 優子,花園可武 他, 凡人社, 2017年09月

    担当範囲: 「日本語教育と質的研究」

  • Referent markings in L2 narratives: Effects of task complexity, learners' L1 and proficiency level.

    中浜 優子, Hituzi Publisher, 2011年03月

    担当範囲: 235

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論文 【 表示 / 非表示

  • 機能主義的アプローチにおける第二言語習得研究

    中浜 優子

    『第二言語としての日本語の習得研究』 (凡人社)   ( 第19 ) 61 - 81 2016年12月

    研究論文(学術雑誌), 単著, 査読有り

  • (特集論文)「タスクの複雑さと言語運用(正確さ,複雑さ,談話の視点設定)との関連性」

    中浜 優子

    『第二言語としての日本語の習得研究』  ( 第16 ) 146-163. 2013年12月

    研究論文(学術雑誌), 単著, 査読有り

  • Cross-linguistic Influence on Reference Introduction and Tracking in L2 Japanese

    中浜 優子

    Modern Language Journal (Blackwell Publishing)  Vol 93 ( 2 ) 241-260 2009年07月

    研究論文(学術雑誌), 単著, 査読有り

  • タスクの複雑性、母語、日本語能力が談話構成に及ぼす影響: 指示表現・受身表現の使用について

    中浜 優子

    JALT Journal (Japan Association for Language Teaching)  31 ( 1 )  2009年05月

    研究論文(学術雑誌), 単著, 査読有り

  • 日本語の物語構築:視点を判断する構文的手がかりの再考

    中浜 優子

    『言語文化論集』 (名古屋大学 国際言語文化研究科)  27 ( 2 ) 97-107 2006年03月

    研究論文(大学,研究機関等紀要), 共著

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KOARA(リポジトリ)収録論文等 【 表示 / 非表示

総説・解説等 【 表示 / 非表示

研究発表 【 表示 / 非表示

  • Crosslinguistic influence in L2 English referent markings by adult and adolescent Japanese learners

    Yuko Nakahama & Junko Okabe

    RELC International Conference, Singapore (Online), 

    2021年03月

    口頭発表(一般)

  • Cross-linguistic influence in L2 English speech acts: Manifestation of Japanese discernment toward seniors

    Yuko Nakahama

    International Pragmatics Association, 

    2019年06月

    口頭発表(一般)

  • Development of pragmatic ability through watching and making of movies

    Yuko Nakahama

    Task-based teaching and the place of grammar in secondary-school foreign-language classes: finding a common ground, Nanterre University, France., 

    2019年02月

    口頭発表(一般)

  • Use of TPR and picture book to teach young learner of English

    中浜 優子

    日本児童英語教育学会 第38回全国大会 (大阪商業大学) , 

    2017年06月

    口頭発表(一般), 日本児童英語教育学会

  • Effects of learning environment on the use of discourse devices

    中浜 優子

    ELL seminar at English Language and Literature Academic Group at NIE (Nanyang Technological University) , 

    2017年02月

    公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等, English Language and Literature Academic Group at NIE, Nanyang Technological University, Singapore

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競争的研究費の研究課題 【 表示 / 非表示

  • グローバル社会を生き抜くために:L2英語語用論的能力習得過程の諸相解明と教材開発

    2020年04月
    -
    2024年03月

    文部科学省・日本学術振興会, 科学研究費助成事業, 中浜 優子, 基盤研究(C), 補助金,  研究代表者

  • 談話構築プロセスと学習環境要因の関連性:社会文化的観点からの考察

    2010年04月
    -
    2013年03月

    科学研究費補助金(文部科学省・日本学術振興会), 補助金,  未設定

  • 日本語習得における学習者の母語が及ぼす影響:機能言語学的観点からの研究調査

    2003年11月
    -
    2004年03月

    科学研究費補助金(文部科学省・日本学術振興会), 補助金,  未設定

     研究概要を見る

    本研究は、機能主義言語学のアプローチの枠組みで、物語談話におけるトピック管理に見られる学習者の母語からの言語転移、タスクの種類が及ぼす影響を明らかにすることを目的に実施した。日本語母語話者、韓国語、英語を母語とする学習者(中級・上級)からデータを収集した。データ分析の結果、日本語と類型論的に近似した韓国語を母語に持つ学習者にとって、母語に対応する助詞に関しては、中級レベルにおいて既に適切な使用ができているのが分かった。それに対し、日本語とかけ離れた英語を母語に持つ学習者は習得に時間がかかり、中級レベルでは助詞やゼロ照応の使用率が韓国語話者グループに比べ有意に低いのが分かった。また、非同時空間においてストーリーを構築するタスクの方が同時空間よりも文法性が高くなり、より明示的に指示対象物を言及するなど等、全グループにタスクの種類が物語発話に及ぼす影響が見られた。学習者には見られたが母語話者には見られなかった傾向として、タスク間での受身表現の使用数の違いが挙げられる。これも母語の思考のパターンが影響を及ぼしたものと考え、これらの全ての事象に関し、詳しく考察した。平成17年1月と3月には名古屋大学で「第二言語習得課程における母語の影響」というテーマで国際シンポジウムを行った。シンポジウムでは、本研究の結果の一部を発表した他、「言語転移」の歴史的変遷を始め、様々な分野における「言語転移」の事例報告・実証研究などについて学術的意見交換の場を提供した。科研報告書には、本研究代表者の論文、そして国際シンポジウムでの発表者である、研究協力者の先生方が執筆くださった論文などを掲載させていだだいた。2006年3月5日にサンフランシスコ州立大学でのInternational Conference of Practical Linguistics of Japaneseでも、本研究の成果を発表した。

 

担当授業科目 【 表示 / 非表示

  • 特別研究プロジェクトA

    2024年度

  • 研究会A

    2024年度

  • 第二言語習得論

    2024年度

  • プロジェクト英語B

    2024年度

  • 修士研究会

    2024年度

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所属学協会 【 表示 / 非表示

  • 日本児童英語教育学会, 

    2017年04月
    -
    継続中
  • 全国語学教育学会, 

    2007年
    -
    継続中
  • 日本語教育学会, 

    2003年
    -
    継続中