Papers - Osaka, Wakako

Stakeholders’ perception of the desired Master's program for Kenya in community health nursing: Areas of competency

Kazuko Naruse, Junko Tashiro, Yumi Sakyo, Wakako Ichikawa, Anna K. Karani

JAPAN JOURNAL OF NURSING SCIENCE (WILEY-BLACKWELL)  5 ( 1 ) 61 - 67 2008

Research paper (scientific journal), Joint Work, Accepted,  ISSN  1742-7932

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Introduction: After the World Health Assembly approved the WHA 45.5 in 1992, which addressed the nursing shortage by refocusing nurses and midwives to meet community health needs, community demands for educated nurses and the needs of higher nursing education in developing countries increased. However, in developing countries that suffering from multiple resource deficiencies, such as Kenya, the strategic direction of higher education in nursing was unclear. Therefore, in Kenya, a major university school of nursing initiated a collaborative study with a well-established Japanese nursing college to determine the service-providers' perspective about upgrading the Master's community nursing curriculum.
Purpose: The aim of the study was to describe the Kenyan stakeholders' perspective and the expected roles and abilities of Master's graduates in community nursing.
Methods: This qualitative, cross-sectional study used convenience sampling to obtain 21 participants. The content analysis of the data was based on 19 semistructured interviews.
Results: Sixteen categories and 42 subcategories were derived from the five key questions that related to the expectations of the Master's program. The Master's graduates were expected to acquire knowledge and skills relating to administration, management, epidemiology, research, and education. The participants recognized that epidemiology, important for preventive care, was minimal among the current community health nurses. Also, Master's graduates must be prepared to manage health programs.
Conclusion: The stakeholders expected that Master's graduates would become leaders in community health nursing, with a broad range of knowledge and skills, most notably in the areas of management and administration, epidemiology, and research. Those abilities should be reflected in the curriculum content.

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聖路加看護大学21世紀COEプログラム第5回国際駅伝シンポジウム 知恵と勇気を分かちあう女性たちの経験の中にみるPeople-Centered Careの構成概念

江藤 宏美, 堀内 成子, 佐居 由美, 市川 和可子, 梶井 文子, 山崎 好美, 林 亜希子, 梅田 麻希, 田代 順子

聖路加看護学会誌 ((一社)聖路加看護学会)  10 ( 1 ) 68 - 74 2006.06

Joint Work,  ISSN  1344-1922

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本稿は,聖路加看護大学21世紀COEプログラム事業の一環として実施した「国際駅伝シンポジウム:知恵と勇気を分かちあう〜社会の中で支えあう女性たち〜」の報告と,シンポジストの経験してきた活動の共通性をPeople-Centered Careの構成概念に比較して考察することを目的とする.本国際駅伝シンポジウムは,「市民主導型の健康生成をめざす看護形成拠点」を機軸に,「Women-Centered Care」と「すべての人々への健康へ貢献できる国際コラボレーション実践モデル開発」の2つのプロジェクトが中心となって行われた.今回,女性が生きるうえで直面する難しい問題,予期せぬアクシデント,その困難に出会う中で,共に支えあい,知恵と経験を生かし,社会の中で女性に勇気を与える役割を担ってきた4人のシンポジストから話題提供をしていただいた.助産師としてミャンマー連邦農村部で母子保健の向上をめざす女性グループの育成活動を行ってきた小黒氏.流産・死産・新生児死を体験された方のセルフ・ヘルプ・グループの運営者として,子どもを失うという悲しみを分かちあい,支えあうための支援活動を展開されてきた石井氏.異文化である日本での結婚・出産・子育ての経験を生かし,同じように悩みをもつ在日外国人女性を支えるためのNPOを立ち上げ活動する長南氏.そして国際看護・家族看護を専門とし,中央アジアで女性たちのキャパシティ・ビルディングにかかわってきたパーフィット氏.以上の方々からその経験を紹介していただいた.シンポジストの語った経験は,それぞれのコミュニティにおける立場やその特徴により多様であったが,共通していたのは,活動を通して経験される女性たちのエンパワーメントであった.各シンポジストの活動においては,市民と医療職という二極分化でなく,なだらかな連合帯としての構造が示唆された.これまでのCOE活動から得られたPeople-Centered Careの要素,「おもいやり」「生きてきた経験からの学び」「わかりあう言葉」「役立つ健康情報の生成」「異なる視線でのつながり」「意思決定」を,再び支持し確認できた(著者抄録)

聖路加看護大学21世紀COEプログラム国際駅伝シンポジウム(第3報) 私たちが選ぶ時代に向けて 患者中心の乳がんチーム医療

小松 浩子, 鈴木 久美, 林 直子, 村上 好恵, 松崎 直子, 冨田 美和, 市川 和可子, 外崎 明子

聖路加看護学会誌 ((一社)聖路加看護学会)  10 ( 1 ) 61 - 67 2006.06

Joint Work,  ISSN  1344-1922

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本報告の目的は,21世紀COEプログラム事業の一環として継続的に実施している国際駅伝シンポジウムのうち,2005年10月に開催された第4回「私たちが選ぶ時代に向けて:患者中心の乳がんチーム医療」の企画・実施過程および評価を報告し,それらを通じてみえてきたPeople-Centered Careを生成するうえでの重要な要素について提示し,今後の課題を検討することである.方法は,シンポジウムの企画,実施,評価の全過程で記述した議事録や講演・討議内容,参加者のアンケート内容を資料とし,質的データは内容分析を,量的データは記述統計を行った.シンポジウムは,乳がん体験者と共に構成や内容,方法を検討し企画した.プログラムは, 1)参加者の医療ニーズを共に知ることをめざしたクイズ, 2)米国のチーム医療から学びをうる講演, 3)共にめざす乳がんチーム医療について広い視点から討議することをめざしたシンポジウム, 4)参加者と共に音とことばのメッセージを分かちあう詩の朗読と音楽演奏,そして 5)ピンクリボンにちなんだシンボルキルトの作成で構成された.その結果,参加者のニーズとテーマの合致性,シンポジウム成果の政策提言,有用性などシンポジウムの評価は全体的に高かった.そして,シンポジウムを通して,患者と医療者が互いに学び,歩み寄り,協働して医療に取り組む姿勢が重要であるといった,新しいチーム医療の方向性やあり方が示された(著者抄録)

外来がん化学療法における看護ガイドラインの開発と評価 ガイドライン試案の作成

村上 好恵, 外崎 明子, 操 華子, 林 直子, 射場 典子, 飯岡 由紀子, 松崎 直子, 冨田 美和, 市川 和可子, 玉橋 容子, 鈴木 久美, 古宇田 香, 金久保 愛子, 村田 由紀子, 川地 香奈子, 長谷川 久巳, 小松 浩子

日本がん看護学会誌 ((一社)日本がん看護学会)  20 ( Suppl. ) 227 - 227 2006.01

ISSN  0914-6423

新卒看護師が認識する先輩看護師からのサポート

大川 貴子, 室井 由美, 池田 由利子, 五十嵐 文枝, 市川 和可子, 大薗 七重, 佐藤 るみ子, 木村 英子, 鈴木 千衣

福島県立医科大学看護学部紀要 (福島県立医科大学看護学部)  6 ( 6 ) 9 - 23 2004.03

Joint Work, Accepted,  ISSN  1344-6975

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新卒看護師が,先輩看護師のどのような関わりをサポートと認識しているのかを,23名の新卒看護師への半構成的面接により検討した.その結果,新卒看護師は先輩看護師から「<出来るようになる>ための関わり」及び先輩看護師との「(聞ける)(言える)(話せる)関係」によって「やる気の高まり」「自己肯定感」といったエネルギーの注入を感じたり,逆に「やる気の低下」「自己否定感」といった「エネルギーの喪失」を感じていることがわかった.新卒看護師にエネルギーが注入される関わりをするためには,先輩看護師のアセスメント能力,コミュニケーション能力などが必要であることが示唆された

わが国における新卒看護師に関する文献の検討

市川 和可子, 佐藤 るみ子, 大薗 七重

福島県立医科大学看護学部紀要 (福島県立医科大学看護学部)  5 ( 5 ) 31 - 39 2003.03

Joint Work, Accepted,  ISSN  1344-6975

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新卒看護師に関する文献を整理し,新卒看護師にとって,どのような関わり方や教育のあり方がよいのかについて検討した.新卒看護師は慣れない場と業務内容の中で,自分の看護実践能力不足に向き合いながらも,患者やその家族の励まし,先輩看護師のあたたかい見守りとサポートにより,一歩一歩成長していた.又,先輩看護師がいかに,新卒看護師の個性を理解し,共に成長を喜ぶ姿勢で卒後教育に主体的に取り組むかが重要であった.更に,卒後教育においては,多くの施設が組織的に取り組みをして,その評価を行いながら,よりよい卒後教育のあり方を模索していた