論文 - 竹内　伸一

「ケースメソッド教授法に基づく道徳教育」を再構築する試み --オンライン授業提供・学校外教育体制・教育NPO法人連携・教職課程学生参画の４アプローチに基づいて--

中村　智太郎，竹内　伸一，鎌塚　優子

静岡大学教育実践総合センター紀要 （静岡大学教育学部附属教育実践研究指導センター）  31   41 - 54 2021年03月

共著, 査読有り

Active learning in Japan: Breaking barriers at individual, institutional, and policy levels

Ito Hiroshi, Shinichi Takeuchi

Policy Futures in Education （SAGE Publications Inc.）  2021年02月

共著, 査読有り

The demise of active learning even before its implementation? Instructors’ understandings and application of this approach within Japanese higher education

Ito Hiroshi, Shinichi Takeuchi

Education Inquiry （Umeå School of Education, Umeå University）  45 （ 2 ） 211 - 225 2020年12月

共著, 査読有り

名古屋商科大学のオンライン授業実践 (経験してみた遠隔授業)

竹内　伸一

IDE : 現代の高等教育 （IDE大学協会）  623   18 - 22 2020年08月

単著

Instructors’ understanding, practices, and issues regarding the use of the case method in higher education

Ito Hiroshi, Shinichi Takeuchi

Further and Higher Education （University and College Union）  45   211 - 225 2020年01月

共著, 査読有り

ケースメソッドによる道徳教育実践を指揮した一校長に関する研究 : リーダーの内面に形成されゆく教育実践基盤をナラティブから取り出す試み

竹内　伸一，鎌塚　優子，中村　美智太郎

静岡大学教育学部研究報告. 教科教育学篇 （静岡大学学術院教育学領域）  51   67 - 82 2019年12月

共著, 査読有り

演説館 「ケースメソッド」と向き合って

竹内　伸一

三田評論 （慶應義塾大学）  1224   76 - 79 2018年07月

単著

道徳的実践力の向上を目指す教職課程におけるケースメソッド教育実践とその評価

竹内　伸一，林　照子

教育学研究紀要 （中国四国教育学会）  64 （ 2 ） 624 - 629 2018年

共著

研究状況報告 ケースメソッドと教育哲学

丸橋　静香，村松　灯，田中　智輝，渡邉　優子，町支　大祐，山辺　恵理子，竹内　伸一，丸山　恭司

教育哲学研究 （教育哲学会）  117   105 - 111 2018年

共著

Reflection on Gaining Trust of Students with Careers: Between Academic Expertise and Intellectual Pursuit[Thematic Research]

Shinichi Takeuchi

English E-Journal of the Philosophy of Education （Philosophy of Education Society of Japan）  2   26 - 33 2017年10月

単著

学生と教員のより建設的な関係構築に向けた教育的働きかけ --本学児童学科における「専門ゼミナール」での実践報告--

竹内　伸一，田中　紗枝子，阿部　美月，落合　麗奈，宮岡　俊，渡　瑞希

徳島文理大学研究紀要 （徳島文理大学）  94 （ 0 ） 143 - 149 2017年09月

共著

社会人学生の信頼獲得をめぐる省察 --学問的専門性と知的探求態度との間で-- (哲学生成の現場としての教育実践 : 教育哲学のフロンティア(3))

竹内　伸一

教育哲学研究 （教育哲学会）  115   35 - 40 2017年05月

単著

イノベーション社会に資する教育学の射程 --進みゆく「責任の個人化」に備えたセーフティネットとしての教育新構想--

竹内 伸一

慶應経営論集 （慶應義塾経営管理学会）  33 （ 1 ） 135 - 149 2016年01月

研究論文（大学，研究機関等紀要）, 単著

　概要を見る

　イノベーションが加速度的に進んでいくことで社会的弱者の痛みという代償が際立つ社会を「イノベーション社会」と呼んだときに、イノベーション社会の弱者への眼差しが不十分な経営学に代わって、より多くの国民が幸福を感じるわが国のイノベーション社会の構築に向けて、教育学がどのように貢献できるか。本研究ではこの問いについて探求した。
　本研究では、まず、経営学の代表的なイノベーション研究を検討した結果、どの研究も弱者への眼差しはほとんど持っていないことを明らかにした。続いて、ポストモダン社会学の代表的研究を検討した結果、わが国の近年のイノベーションによって幸せを奪われた人たちは、もともと弱者だったわけではなく、イノベーション社会が作り出した弱者に過ぎなかった。加えて、現代社会では「責任の個人化」が進行しているために、弱者個人が負うべき責任が増大していることを明らかにした。
　本研究では、これらの問題を受けて、教育学を今からどのように広げ、方向づけておくべきかを検討し、教育関係者が持つべき弱者への眼差しのあり方を探った。結果的に得られた知見は、１）今後の重要課題は、価値判断、自己決定、変化への対応力、柔軟性、学び続ける姿勢の育成である。２）教育哲学、高等教育学、社会教育学、成人教育学、教育方法学、教育経営学が教育射程を拡大することで、重要課題への学問的応答が可能になる。３）画一的な優劣観の排除と社会への信頼形成を中心とした、イノベーション社会の弱者に向けた教育的眼差しを充実させることで、重要課題を克服あるいは緩和できる可能性が広がる － である。

コメンタリ : 慶應で生まれた髙木学派の研究山脈とその学風

平松　茂実，竹内　伸一

慶應経営論集 （慶應義塾経営管理学会）  33 （ 1 ） 179 - 183 2016年01月

共著

教職課程科目「道徳教育(指導法)」をいかに教授するか : 「特別の教科 道徳」をケースメソッドで教える教師の養成可能性に焦点を当てて

竹内伸一，林照子

教育学研究紀要 （中国四国教育学会）  62 （ 2 ） 701 - 710 2016年

共著

ケースメソッド教育のアプローチを活用した道徳教育の可能性 ー教材の開発とそれを用いた授業の検討ー

中村 美智太郎 鎌塚 優子 岡田 加奈子 鵜澤 京子 竹内 伸一

静岡大学教育研究 （静岡大学）  11   59 - 74 2015年03月

研究論文（大学，研究機関等紀要）, 共著

「能動的学修を可能にするケースメソッド教育の実現過程--高等教育の事例から--」

竹内伸一

教育学研究ジャーナル （中国四国教育学会）   （ 15 ） 21 - 30 2014年11月

研究論文（学術雑誌）, 単著

土佐市立高岡中学校における討論授業実践 －中等教育での実践意義－

竹内伸一

教育学研究紀要（CD-ROM版） （中国四国教育学会）  59   657 - 662 2014年03月

研究論文（学術雑誌）, 単著

ケースメソッド教育の実践を支える組織的サポートに関する研究 －ハーバード・ビジネス・スクールと慶應義塾大学ビジネス・スクールの事例から－

竹内伸一

広島大学大学院教育学研究科紀要（第三部） （広島大学大学院教育学研究科）   （ 62 ） 69-78 2013年12月

研究論文（大学，研究機関等紀要）, 単著, 査読有り

ケースメソッド授業法を扱うFDプログラムの開発と運営のための予備考察 －履修者の構成、履修目標設定、達成度評価に焦点を当てて－

竹内伸一

大学研究 （筑波大学大学研究センター）   （ 34 ） 97-115 2007年03月

研究論文（大学，研究機関等紀要）, 単著