錦田 愛子 (ニシキダ アイコ)

Nishikida Aiko

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所属(所属キャンパス)

法学部 政治学科 (三田)

職名

教授

経歴 【 表示 / 非表示

  • 2010年04月
    -
    2014年03月

    東京外国語大学, アジア・アフリカ言語文化研究所, 助教

  • 2014年04月
    -
    2019年03月

    東京外国語大学, アジア・アフリカ言語文化研究所, 准教授

 

著書 【 表示 / 非表示

論文 【 表示 / 非表示

  • 「国家主権の外側にある者の危機――COVID-19禍におかれた移民/難民およびパレスチナ――」

    『法学政治学論究』  ( 131 ) 27 - 56 2021年12月

    研究論文(大学,研究機関等紀要), 単著, 責任著者, 査読有り

  • 「難民危機を振り返る――シリアの変貌と海を渡った人びと」

    錦田愛子

    西尾哲夫・東長靖編『中東・イスラーム世界への30の扉』 (ミネルヴァ書房)     259 - 268 2021年07月

    研究論文(その他学術会議資料等), 単著, 責任著者

  • 「諦めと期待の狭間で――関係正常化に対するパレスチナ自治区住民の反応」

    『中東研究』  ( 541 ) 34 - 42 2021年05月

    研究論文(大学,研究機関等紀要), 単著, 責任著者

  • 「聖地エルサレムをめぐる攻防――占領と分断の現代史」

    神崎忠昭・長谷部史彦編著『地中海圏都市の活力と変貌』 (慶應義塾大学出版会)     299 - 314 2021年03月

    研究論文(その他学術会議資料等), 単著, 責任著者

  • 「難民研究における人類学的アプローチの効用――スウェーデンとドイツのアラブ系移民/難民研究の事例から」

    『難民研究ジャーナル』  ( 10 ) 60 - 73 2021年03月

    研究論文(学術雑誌), 単著, 責任著者

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KOARA(リポジトリ)収録論文等 【 表示 / 非表示

総説・解説等 【 表示 / 非表示

  • 「パレスチナ問題――ナクバはどう記述されるのか」

    吉澤誠一郎監修,石川博樹・太田淳・太田信宏・小笠原弘幸・宮宅潔・四日市康博編著『論点・東洋史学――アジア・アフリカへの問い158』 (ミネルヴァ書房)     298 - 299 2022年01月

    記事・総説・解説・論説等(学術雑誌), 単著, 責任著者

  • 「中東政治と難民問題」

    錦田愛子

    鈴木董・近藤二郎・赤堀雅幸編『中東・オリエント文化事典』 (丸善)     62 - 63 2020年11月

    記事・総説・解説・論説等(その他), 単著

  • 「海外事情・ドイツ――主張し行動する積み重ね」

    錦田愛子

    『都政新報』「共生協働のヒント:多文化共創出社会へ24」  2020年10月

    記事・総説・解説・論説等(商業誌、新聞、ウェブメディア), 単著, 責任著者

  • 「遠ざかる和平交渉、独立の夢――取り残された難民たち」

    錦田愛子

    『季刊アラブ』 (日本アラブ協会)   ( 171 ) 12 - 14 2020年04月

    記事・総説・解説・論説等(その他), 単著, 責任著者

  • 書評「忘れられたパレスチナの声を届ける――渡辺丘著『パレスチナを生きる』」

    錦田愛子

    『世界』  ( 2020年3月 )  2020年02月

    書評論文,書評,文献紹介等, 単著

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研究発表 【 表示 / 非表示

  • 「アメリカの中東系移民/難民の受け入れと「対テロ」戦争」

    錦田愛子

    アメリカ学会2022年度年次大会 (中央大学多摩キャンパス) , 

    2022年06月

    口頭発表(一般)

  • “Correlation of the Jordanian Water Strategy with the Global SDGs Movement.”

    Aiko Nishikida

    ICAS 12 Panel “Climate Change and Water Politics in Asia from Comparative Perspective” (京都) , 

    2021年08月

    口頭発表(一般)

  • “Identity and Identification of the Syrian Refugees in Germany.”

    Aiko Nishikida

    IPSA2021 , 

    2021年07月

    口頭発表(一般)

  • “The Circumstances and Challenges for the Return Migration of Syrian Migrants-Refugees.”

    Aiko Nishikida, Yutaka Takaoka, and Shingo Hamanaka

    European Social Science History conference (ESSHC) Annual Conference 2021 (ライデン) , 

    2021年03月

    口頭発表(一般), European Social Science History conference (ESSHC)

  • 「国家主権の外側におかれる者の危機――移民/難民およびパレスチナの権利をめぐって」

    錦田愛子

    日本国際政治学会2020年度年次大会,共通論題「「主権」をめぐる攻防」, 

    2020年10月

    口頭発表(一般)

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競争的研究費の研究課題 【 表示 / 非表示

  • 気候変動と水資源をめぐる国際政治のネクサス-安全保障とSDGsの視角から

    2019年04月
    -
    2022年03月

    東京大学, 科学研究費助成事業, 藤原 帰一、城山 英明, ヘン イークァン, ORSI ROBERTO, 和田 毅, 錦田 愛子, 華井 和代, HUSSAIN NAZIA, 中溝 和弥, 竹中 千春, 清水 展, 杉山 昌広, 基盤研究(A), 補助金,  研究代表者

     研究概要を見る

    本研究は、水資源を焦点に、グローバル・サウスの地域・国々の事例を取り上げ、気候変動による自然の衝撃が社会と政治にどのようなストレスをもたらすか、また、いかなる過程を経て社会の不安定化、資源獲得競争、国家の動揺、武力紛争、難民・移民などの現象を引き起こす原因となるのかを問い、気候変動政治のメカニズムを解明する。同時に、自然の脅威を前に国際社会、国家、草の根社会がいかなる緩和と適応を行うかを考察し、気候変動レジリアンスの仮説を提示する。さらに、気候変動安全保障を中核とする新しい安全保障論と、国連持続可能な開発目標(SDGs)とを連携させたグローバル・ガバナンス論を論じ、政策的検討を試みる。

  • ロシアの軍事大国化と中東、環黒海地域

    2018年10月
    -
    2022年03月

    東京大学, 松里 公孝、小泉 悠, 黒木 英充, 大串 敦, 錦田 愛子, 今井 宏平, 国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(B)), 補助金,  研究分担者

     研究概要を見る

    2018年10月に事業が始まり、初年度であるため、2019年度の国際学会でパネルを組織することを中心にした国際的なネットワークの立ち上げに主な力を注いだ。その結果、6月に東京大学で開催されるスラブ・ユーラシア研究東アジア・コンフェレンスにおいては、本事業の中東・環黒海広域政治研究ユニット(今井リーダー)と「新しい戦争」研究ユニット(錦田リーダー)が中心となって、トルコ、カナダ、セルビアから研究者を招き、2パネルを組織した。11月にサンフランシスコで開催されるASEEESの年次大会では、ロシアの軍事研究ユニット(小泉リーダー)が中心となって、アメリカ、ロシア、カナダ、フランスから研究者を招き、ロシアの軍事政策、準軍事組織をテーマとして2パネルを組織した。こうした組織活動そのものが、研究の概念化の点で有益であった。
    11月11日には、最初の研究打ち合わせ会議・研究会を行い、松里が2017年8月の現地調査に基づいてドネツク人民共和国の内政について報告した。
    先行する科研費基盤研究B「ウクライナ動乱の総合的研究」から引き継いだウクライナのリージョン・エリートの伝記の委託調査を完了し、27州すべてについてデータが揃った。データベースとしてインターネット上で発表する。
    受入額が168万円であったため、現地調査を行うことはできなかったが、分担者が別財源で活発に現地調査を行った。松里は2月にウクライナで、今井が2月にトルコに行った。錦田は、留学先のドイツや旧ユーゴスラヴィアで現地調査を行った。
    初年度であるため国際的なネットワーク作りに大きな力を注いだ。その作業のおかげで、2つの国際学会で4つのパネルを組織できた。その過程で、当初より海外研究協力者としてあげていた6名のうち3名(アメリカ、ロシア、トルコ)がパネリストになってくれ、当初は面識のなかったカナダ2名、セルビア、フランスの研究者計4名と協力関係に入ることができた。
    分担者全員が、活発に業績を発表した。5ヶ月間の実施期間中に、23件の学術論文が発表された(近刊含む。うち2件は国際的査読論文)。先行する科研費で行われた調査に基づいた松里の論文が、Nationalities Papers誌の2018年最良論文として表彰された。
    他方、実施期間が年度末に近く、実際に配分された予算が少なかったため、この財源を用いた現地調査はなされなかった。分担者は他財源で現地調査を行った。
    2018年度にプロポーズした2019年度中の国際会議でのパネルを確実に成功させる。2010年にカナダのモントリオールで開催されるICCEES世界大会に向けてパネルを提案する。今回は、ロシアの政策決定研究ユニットが中心になる。
    研究分担者で行う内部研究会を充実させ、旧社会主義圏研究と中東研究の方法的交流を強化する。
    第2年目なので現地調査を格段に充実させる。当初の計画通り、トルコ、ロシア、ジョージアでの現地調査を行う。委託調査を活用しながら、イラクのクルド人自治区とクリミアの調査を行い、これらの地域に対するロシアの軍事政策の展開をさらに明らかにする。
    当初の計画では、キエヴォ・モヒラ大学(ウクライナ)で国際的な小セミナーを開く予定であったが、予算上の制約から難しいかもしれない。

  • 東アラブ地域の非公的政治主体による国家機能の補完・簒奪に関する研究

    2018年04月
    -
    2023年03月

    東京外国語大学, 科学研究費助成事業, 青山 弘之、末近 浩太, 山尾 大, 錦田 愛子, 濱中 新吾, 高岡 豊, 今井 宏平, 溝渕 正季, 基盤研究(A), 補助金,  研究分担者

     研究概要を見る

    中東、とりわけ東アラブ地域は、「国際社会最大の脅威」と目されてきたイスラーム国が衰退し、「ポスト・イスラーム国段階」とでも言い得る新たな局面に迎えた。このことは、イスラーム国の温床となってきた「弱い国家」や権威主義的支配が同地域から解消したことを意味せず、各国における国家再建や復興の前途は依然として多難である。だがその一方で、国家の法的・制度的枠組みの外に身を置き、紛争や混乱のなかでその弱体化を誘引してきた非公的政治主体のなかに、国家に挑戦するのではなく、その機能を補完しようとするものも現れている。
    本研究は、ポスト・イスラーム国段階の東アラブ地域における非公的政治主体の営為に焦点をあて、それらがいかなる政治的、社会的な条件のもとで、国家再建や復興において積極的、あるいは否定的な役割を担おうとするのかを解明することを目的とする。
    初年度にあたる2018年度は「紛争と混乱の現状」を重点課題とし、その解明をめざした。具体的には、「今世紀最悪の人道危機」と呼ばれたシリアの紛争と混乱の現状を把握するため、その最大の被害者でもある国内避難民(IDPs)を対象とした世論調査を、シリアの研究機関と共同で実施、その結果の分析を行った。一方、公的な政治的営為が展開する国会に着目、2018年にレバノンとトルコで実施された総選挙、そしてシリアの統一地方選挙の立候補者の所属組織、経歴などにかかる情報収集を行った。
    これらの研究の成果は、シンポジウム、インターネット、雑誌論文を通じて公開した。
    2018年度の重点課題であった「紛争と混乱の現状」を、世論調査や国会・地方自治体選挙関連の情報収集を通じて的確に把握できたため。
    IDPsを対象とした世論調査や議会・地方自治体にかかる情報収集を通じて把握できた「紛争と混乱の現状」を踏まえて、それが非公的政治主体の営為を政治的、社会的にいかに規定するのかを解明していきたい。

  • 中東・ヨーロッパ諸国間の国際政策協調と移民/難民の移動に関する研究

    2017年04月
    -
    2020年03月

    錦田愛子, 基盤研究(B), 補助金,  研究代表者

  • ドイツのアラブ系移民/難民の移動と受け入れに関する学際的研究(国際共同研究強化)

    2017年
    -
    2018年

    東京外国語大学, 錦田 愛子, 国際共同研究加速基金(国際共同研究強化), 補助金,  研究代表者

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受賞 【 表示 / 非表示

  • 大同生命地域研究奨励賞

    2016年07月

    受賞区分: 出版社・新聞社・財団等の賞

  • 大同生命地域研究奨励賞

    錦田愛子, 2016年07月, 公益財団法人 大同生命国際文化基金, 中東地域における離散パレスチナ人難民に関する人類学的・政治学的研究

    受賞区分: 出版社・新聞社・財団等の賞

 

担当授業科目 【 表示 / 非表示

  • 研究会(政治学科)Ⅳ

    2024年度

  • 研究会(政治学科)Ⅲ

    2024年度

  • 研究会(政治学科)Ⅱ

    2024年度

  • 研究会(政治学科)Ⅰ

    2024年度

  • 地域研究・比較政治論特殊演習Ⅰ

    2024年度

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