Presentations -

タイムアクシス・デザイン理論を応用したバイオインスパイヤード・ビークル

氏家良樹，高野修治，中澤和夫，松岡由幸

第4回横幹連合コンファレンス (石川県) , 

2011.11

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Oral presentation (general), 横断型基幹科学技術研究団体連合

　View Summary

本報においては、タイムアクシス・デザイン理論の１つであるマルチタイムスケールモデルと、同方法論の１つであるバイオインスパイヤード・デザインを応用した「バイオインスパイヤード・ビークル」のコンセプトを紹介した。本ビークルは、これらの理論、方法論を導入した多空間デザイン法を用いてデザイン展開が行われており、生命システムとしての群行動に基づき安全性に関わるさまざまな機能を具現化している点が特徴としている。

Diverse Forms Design based on Concept of Emergent Design and Optimum Design

Yuki Mizumachi, Koichiro Sato, Yoshiyuki Matsuoka

International Association of Societies of Design Research 2011 (Delft) , 

2011.11

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Oral presentation (general)

　View Summary

本報では、デザイン過程における創発デザインと最適デザインの概念について概説した。前者はボトムアップとトップダウンが共存するデザインであり、後者はトップダウンのみのデザインである。さらに、創発が有する双方向性を導入した創発デザインシステムを示した。

新パラダイム；タイムアクシス・デザインの概念

佐藤浩一郎，松岡由幸

第4回横幹連合コンファレンス (石川県) , 

2011.11

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Oral presentation (general), 横断型基幹科学技術研究団体連合

　View Summary

本稿では、デザイン理論や方法論に時間軸の概念を導入する新パラダイム：「タイムアクシス・デザイン」を提唱するとともに、その社会的意義、および科学における位置づけについて概説した。さらに、そのデザインを実施するうえで必要となる非定常モデル、可塑モデル、およびマルチタイムスケールモデルを示した。

タイムアクシス・デザインと価値成長デザインモデル

佐藤浩一郎，高野修治，松岡由幸

第4回横幹連合コンファレンス (石川県) , 

2011.11

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Oral presentation (general), 横断型基幹科学技術研究団体連合

　View Summary

本稿では、デザインの新たなパラダイムであるタイムアクシス・デザインを具現化する一つとして、価値成長デザインの概念を示した。また、人工物の価値成長における特徴の明確化と事例調査や文献調査に対する解析を行い、これらの結果に基づいた価値成長デザインモデルを提案した。

デザイン科学，その概念と位置づけ

MATSUOKA YOSHIYUKI

デザイン塾：“デザイン科学の新展開”－『デザイン科学辞典』編纂に向けて－, 

2011.10

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Oral presentation (invited, special)

　View Summary

デザイン科学とデザイン学の定義および位置づけやデザイン理論・方法論・方法の関係性、形式知・暗黙知とデザイン科学の関係性など、デザイン科学について概説した

離散的調整を行う可変機構のロバスト設計法

加藤健郎,松岡由幸

日本設計工学会 平成23年度秋季研究発表講演会 (大阪) , 

2011.10

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Oral presentation (general)

　View Summary

筆者らが提案した可変機構に対応するロバストデザイン法は、連続的な調整のみ想定するとともに、可変制御因子およびそれらの関係性を設定することが困難であった。本稿では、離散的調整を想定した制約条件と、各可変制御因子の標準偏差および固有値の評価測度を追加することにより、離散的な解候補の探索と可変制御因子およびそれらの関係性の設定支援を実現する方法を提案するとともに、数値事例によりその有効性を検証した。

Mathematical Consideration on a Robustness Index for Adjustable Control Factors

Takeo Kato, Suguru Kimura, Yoshiyuki Matsuoka

The 2011 International Conference on aterials and Products Manufacturing Technology (China) , 

2011.10

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Oral presentation (general)

　View Summary

多様な使用者や使用環境を想定する人工物のデザインにおいては、ユーザや製造者によって調整されることで製品機能を満足させることが可能なデザインパラメータが必要である。本研究では、同デザインパラメータに対応するロバスト性の評価指標と、その数学的な考察を行い、モンテカルロ法の優位性を説明した。

多様解導出のための要素増減法の提案

関口光洋，水町悠貴，森川洋，佐藤浩一郎，松岡由幸

日本機械学会、 第21回設計工学・システム部門講演会 (山形) , 

2011.10

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Oral presentation (general)

　View Summary

本研究では、多様解導出システムにおける要素の増加・減少により形状を補強する要素増減法を提案した。過去の研究において多様な形状を導出する多様解導出システムが提案され、片持ち梁設計に適用して解を導出した。導出された解の多くは奇抜な形状特徴を有しているが、これらの多くの解は力学特性が低いため棄却される。そこで、力学特性を満足しない形状に提案した要素増減法を適用し、本方法の多様性増加に対する有効性を示した。

新パラダイム；タイムアクシス・デザインの概念

MATSUOKA YOSHIYUKI

デザイン塾：“日本産業の新生 「タイムアクシス・デザインの時代」－世界一やさしい国のモノ・コトづくりを目指して” (慶應義塾大学矢上キャンパス) , 

2011.09

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Oral presentation (keynote), デザイン塾

　View Summary

慶應義塾大学理工学部矢上キャンパスを会場として、「デザイン塾：“日本産業の新生 「タイムアクシス・デザインの時代」－　世界一やさしい国のモノ・コトづくりを目指して”」が開催された。タイムアクシス・デザインの概念，意義，理論・方法論に関して解説した

A Proposal of Robust Design Method for Deriving Adjustable Range

Suguru Kimura, Takeo Kato, Yoshiyuki Matsuoka

The 2011 International Conference on Advanced Design and Manufacturing Engineering (China) , 

2011.09

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Oral presentation (general)

　View Summary

本研究では、複数の可変制御因子を有する問題に対応するために、遺伝的アルゴリズムおよびロバスト性算出に用いる可変制御因子の値抽出方法を適用し、従来の手法における最適化法を改良した。提案手法は2つの計算事例に適用され、有効性が確認された。

多空間デザインモデルに基づく癒しデザイン

氏家良樹，松岡由幸

日本機械学会、 第24回計算力学講演会 (岡山) , 

2011.09

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Oral presentation (general)

　View Summary

デザインの一般性を記述可能なデザイン理論の一つである多空間デザインモデルに基づき、場と属性の関係から生まれる状態のデザインという観点から、癒しデザインについて論考した。そこでは、人工物を使用するヒトや人工物が使用される環境（場）、人工物そのものの仕様（属性）、およびそれらの関係性の的確な検討が必要であることを示し、そのための癒し工学の役割を述べるとともに、新たな場の創造という状態デザインの可能性についても言及した。

Application to a car body frame Based on parameter guidelines for deriving diverse solutions Using emergent design system

Koichiro Sato, Yoshiyuki Matsuoka

18th International Conference on Engineering Design (Copenhagen) , 

2011.08

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Oral presentation (general)

　View Summary

本研究においては、創発設計システムのパラメータと生成形状の多様性および形状生成効率に対する知見や生成形状の多様性に影響のあるパラメータの設定指針を示した。また、パラメータの設定指針に基づき車体骨格設計に事例適用を行い、パラメータ設定指針の有用性を示した。

Research on the Role of the Sketch in Design Idea Generation

Yuichi Izu, Koichiro Sato, Yoshiyuki Matsuoka

14th International Conference on Human-Computer Interaction (Japan) , 

2011.07

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Poster presentation

　View Summary

本報においては、表示技術とデザイン発想の関係の考察を目的に一定の表示技術の有無による比較分析を行った。得られた結果を多空間デザインモデルの視点で考察した結果、相対的に表示技術が高い被験者は限られた構造属性から多くの外観属性を展開し、表示する傾向が示された。

状態量を考慮した多様場におけるシートスウィング機構の設計

北村武士,加藤健郎,松岡由幸

日本デザイン学会　第58回研究発表大会 (千葉) , 

2011.06

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Oral presentation (general)

　View Summary

本研究では、力学状態量は、尻滑り力を０Nに抑えること、生理学状態量は、下肢の皮膚血流量の減少を０Nに抑えることを設計目標に、シートスウィング機能の設計解の導出を行った。その結果、尻滑り力の軽減を優先した設計解は、過去の研究で導出された尻滑り力防止曲線に近づき、皮膚血流量の減少の軽減を優先した設計解は、クッションアングルが０Nに近づく設計解となることを示した。

多空間デザインモデルに基づく学問領域間の場の比較-デザイン場の構築に向けて-

川西翔樹,加藤健郎,松岡由幸

日本デザイン学会　第58回研究発表大会 (千葉) , 

2011.06

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Oral presentation (general)

　View Summary

場の概念は、デザインだけではなく様々な学術領域で用いられている。デザイン場構築の際に、これらの場の概念が参考になると考えられる。本研究では、デザイン場の構築を目指し、デザイン行為を包括的に論じることができる多空間デザインモデルを用いて、場の概念の学問領域間の比較を行った。

価値成長デザインに向けたタイムアクシス・デザインモデルの提案

高野修治,佐藤浩一郎,松岡由幸

日本デザイン学会　第58回研究発表大会 (千葉) , 

2011.06

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Oral presentation (general)

　View Summary

本研究は，タイムアクシス・デザインを具現化する価値成長デザイン方法論の構築を目的としており、本報では、包括的な視点からデザインを捉えることができる多空間デザインモデルに基づいた価値成長デザインのためのタイムアクシス・デザインモデルを提案し、価値成長デザイン方法論の構築の一助とする。

デザイン理論の枠組みとそれに基づくタイムアクシス・デザイン

佐藤浩一郎,高野修治,松岡由幸

日本デザイン学会　第58回研究発表大会 (千葉) , 

2011.06

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Oral presentation (general)

　View Summary

本報においては、一般性を有するデザイン理論構築の一助とすべく、デザイン理論の枠組みとしての多空間デザインモデルを示した。また、デザインという人間の創造的行為を理論的に説明する新たな科学である「デザイン科学」における位置づけとデザイン推論の枠組みとの関係を明示した。さらに、現在と将来の問題に対応する新たなデザインの方向性として、タイムアクシス・デザインを示した。

デザインにおけるスケッチと発想の関係

伊豆裕一,佐藤浩一郎,松岡由幸

日本デザイン学会　第58回研究発表大会 (千葉) , 

2011.06

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Oral presentation (general)

　View Summary

本報においては、デザイン過程において発想されるキーワード、スケッチの活用方法、および描かれるスケッチの関係を分析した。さらに、多空間デザインモデルに基づき、デザイン発想におけるスケッチの役割の考察を行い、スケッチの活用による外観展開数やキーワード数に影響を及ぼす可能性を示した。

多空間デザインモデルに基づくデザイン法の提案とその適用

浅沼尚,佐藤浩一郎,松岡由幸

日本デザイン学会　第58回研究発表大会 (千葉) , 

2011.06

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Oral presentation (general)

　View Summary

本研究では、デザインにおける包括的な観点を導入したデザイン展開を発想法と分析法の適切な活用により進めることで、的確なデザイン思考および新規性を有するデザイン解の導出を行う新しいデザイン法を提案した。さらに、２つの事例を選定し適用を行った結果、提案したデザイン法が的確なデザイン思考および新規性を有するデザイン解の導出において活用される可能性を示した。

創発デザインの概念とそれに基づく多様解導出システム

水町悠貴,関口光洋,森川洋,佐藤浩一郎,松岡由幸

日本デザイン学会　第58回研究発表大会 (千葉) , 

2011.06

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Oral presentation (general)

　View Summary

デザイン過程は上流過程と下流過程の２つに大別することができる。上流過程においてはデザイナの経験や直観を用いて試行錯誤的に広い解空間から多様なデザイン解の探索が行われ、下流過程においては狭い解空間から合目的に唯一のデザイン解の探索が行われる。本報ではこのデザイン過程における方法論である「創発デザイン」と「最適デザイン」の概念を示すとともに、「創発デザイン」を応用した多様解導出システムを示した。