論文 - 小池　智子

'The relationship between fatigue, coping behavior and inflammation in patients with　rheumatoid arthritis　(RA) '

小池智子，数間恵子、川村佐和子

Modern Rheumatology Vol.10 （ 3 ） 141-149 2000年11月

研究論文（学術雑誌）, 共著, 査読有り

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慢性関節リウマチ(RA)患者の炎症の程度と疲労感程度および自覚症状との関連，さらに疲労感と対処行動との関連を知ることを目的とした。対象の女性RA患者を，CRP値により非炎症群(81人)，炎症群(119人)の２群に分け，健康女性81人を対照群とし，疲労感程度，自覚症状，対処行動を調査した。その結果，CRP高値群は低値群と対照群に比べ疲労感が強く，特に身体的な疲労感を強く自覚しており，対応的な対処行動をとる傾向が強かった。

外来看護提供システムの構築に関する研究　-外来看護業務内容および量と看護婦が必要だと認識している内容

共同発表者：梅田光代，永村節子，水野谷悦子，立石綾子，小池 智子

第4回日本看護管理学会年次大会 （日本看護管理学会）  vol.4 （ 1 ） 112-114 2000年08月

研究論文（学術雑誌）, 共著, 査読有り

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外来看護の業務内容と量および看護婦が重要だと認識する内容を調査した。内科・外科外来を対象に1分間タイムスタディを3日間行った結果，事務業務が最も多く46.9%で，ついで患者のニ－ズの確認とその対応が14.6%であった。看護婦が最も重要と認識しているのは療養相談・指導であった。

外来看護提供システムの構築に関する研究１-外来通院患者の療養上のニ－ズに関する実態調査

金子みね子，荒木康子，上拾石みえ子，直塚美夜子，水野谷悦子，立石綾子，小池 智子

第4回日本看護管理学会年次大会 （日本看護管理学会年次大会）  Vol.4 （ 1 ） 110-112 2000年08月

研究論文（学術雑誌）, 共著

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外来患者853人を対象に在宅療養上のニ－ズに関する自記式調査を行った。64.2%が療養上の困難があると答え,セルフケアに関する困難が最も多くついで不眠症状管理であった。在宅療養指導料算定対象者は105名で81%に困難があり，器具使用に伴う症状が最も多かった.

都内特定機能病院および一般病院における退院計画実施状況に関する実態調査

'目黒衣留舞,桜井久美子,小池智子'

日本看護管理学会誌 （医学書院）  Vol.4 （ 1 ） 15-22 2000年07月

研究論文（学術雑誌）, 共著, 査読有り

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'効果的な退院計画に資することを目的として，退院計画の実施状況を調査し,実施形態と平均在院日数との関連を検討した。対象は都内の特定機能病院・300床以上の一般病院とし，40施設(70.2%)から回答を得た。退院計画の各過程において看護婦は最も多く関与していた。対象施設の平均在院日数は20.4日であり,退院計画が入院早期から行われ，退院計画立案の規準方法があり,退院後の療養支援方法がある施設では在院日数が短縮していることがわかった。　'

外来での相談・指導の必要性に対する看護婦の認識と課題

日本看護管理学会誌 （医学書院）  Vol.4 （ 1 ） 5-14 2000年07月

研究論文（学術雑誌）, 共著, 査読有り

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'外来看護拡充のための資料を得る目的で，「在宅療養指導料」算定対象外での相談・指導の必要性の認識，および外来で看護婦が対応することによる成果について，看護婦358名を対象に自記式調査を行った。「在宅療養指導料」算定対象外で50%以上の看護婦が相談・指導を認めたのは，インスリンを使用していない糖尿病患者，腎臓病あるいは透析患者等であった。算定対象外の相談・指導による成果事例は，延べ127件報告され，最も多かったのは身体面に関する成果であった。

潰瘍性大腸炎患者の日常生活困難感尺度開発に関する研究

橋本真琴、小池智子，数間恵子

御茶ノ水医学雑誌 vol.48 （ 2 ） 57-62 2000年06月

研究論文（学術雑誌）, 共著, 査読有り

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'潰瘍性大腸炎患者自己管理行動支援に資することを目的に,日常生活困難感尺度(案)を作成し,外来通院患者171名を対象に信頼性と妥当性を検討した。本尺度は「社会生活上の困難感」「排便に関する困難感」「活気・活力の低下」の3つの下位尺度で構成され,各下位尺度は高い内的整合性を示し，再テスト法でも安定性も高いことが確認された。また構成概念妥当性も容認できる値を示し，本尺度の信頼性および妥当性が支持された。 (共同執筆者．橋本真琴，小池智子)'

「慢性関節リウマチ患者の摂食量・エネルギ－代謝とその影響要因に関する検討

小池 智子，数間恵子)

第44回日本リウマチ学会総会・学術集会 （日本リウマチ学会）  Vol.40 （ 2 ） 367 2000年05月

研究論文（学術雑誌）, 共著, 査読有り

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RA患者の生活・食事指導の資料を得るために,エネルギ-摂取量と安静時エネルギ-代謝(REE)およびその影響要因を探索した。女性RA患者54人を対象に,①REE，②エネルギ-摂取量,③BMI,上腕三頭筋部皮下脂肪厚(TSF),上腕筋囲(AMC)，④身体機能状態などを調査した。Harris-Benedict計算式から基礎代謝(BEE)を算出しREEと比較した。REEはでBEEと比べ有意に高かく，エネルギ-摂取量はREEから算出した所要量に比べ-255.4kcal不足していた。重回帰分析の結果，REEには，炎症,PSL,%AMC,身体機能障害の程度などが影響していた。

慢性関節リウマチ患者の疲労感と対処行動

小池智子

医学のあゆみ （医歯薬出版）  Vol.192 （ 3 ） 256-257 2000年01月

研究論文（学術雑誌）, 単著

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' 慢性関節リウマチ(RA)患者の疲労感の測定法および疲労感自覚症状について述べ，RA患者の疲労感の要因について概説した。患者教育における疲労感への対処法の指導は重要であり,疲労感を軽減するための対処方法を具体的に述べた。'

The relationship between fatigue, coping behavior and inflammation in patients with　rheumatoid arthritis(RA)

小池 智子

Modern Rheumatology 10 （ 3 ） 141-149 2000年

研究論文（学術雑誌）, 共著

外来での相談・指導の必要性に対する看護婦の認識と課題

小池 智子

日本看護管理学会誌 （医学書院）  4 （ 1 ） 5-14 2000年

研究論文（学術雑誌）, 共著

慢性関節リウマチ患者の疲労感，対処行動および疾患活動性との関連

小池智子，数間恵子

第1回大内敦子難治疾患に関する研究助成報告書    24-30 1999年10月

研究論文（その他学術会議資料等）, 共著

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慢性関節リウマチ(RA)患者の疾患活動性と疲労感程度および自覚症状との関連，さらに疲労感と対処行動との関連を知ることを目的とした。対象の女性RA患者を，CRP値により非炎症群(81人)，炎症群(119人)の２群に分け，健康女性81人を対照群とし，疲労感程度，自覚症状，対処行動を調査した。その結果，CRP高値群は低値群と対照群に比べ疲労感が強く，特に身体的な疲労感を強く自覚しており，対応的な対処行動をとる傾向が強かった。

慢性関節リウマチ患者の疲労感尺度および対処行動尺度開発に関する研究

小池智子

御茶ノ水医学雑誌 Vol.46 （ 4 ） 143-150， 1998年12月

研究論文（学術雑誌）, 単著, 査読有り

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慢性関節リウマチ(RA)患者の疲労感の軽減に効果的な看護支援に資することを目的に，疲労感とそれに対する対処行動を評価するための尺度（疲労感程度測定尺度，疲労感自覚症状尺度，対処行動尺度）を作成し，女性RA患者200人を対象に，各尺度の信頼性と妥当性を検討した。その結果，３尺度ともにその信頼性と妥当性が確認された。

慢性関節リウマチ患者の疲労感と対処行動に関する研究

小池智子

東京医科歯科大学大学院医学系研究科学位(修士)論文 1998年03月

研究論文（その他学術会議資料等）, 単著

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'慢性関節リウマチ(RA)患者の疲労感の軽減に効果的な管理方法を得るために,女性RA患者200人を対象に，疲労感程度,自覚症状,対処行動を調査し,炎症の有無によるそれらの相違を調べた。その結果,炎症群は非炎症群と対照群に比べ疲労感程度が強く,特有の自覚症状を示すことがわかった。また,疲労感に対する対処行動は多様で,炎症群は身体負担を軽減する対処行動を選択していた。'

看護過程・看護診断の定着に向けて

小池智子

月刊ナ－スデ－タ Vol.16 （ 1 ） 11-19 1995年01月

研究論文（学術雑誌）, 単著

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慶應義塾大学病院看護部における看護過程・看護診断定着に向けた取り組みを紹介した。看護診断過程の実際として症例を示し，デ－タ収集の枠組み，看護診断，目標，計画の書き方の実例を示した。また，看護診断定着後に看護婦の自律意識の高まり，引き継ぎの廃止の動き等の変化がみられたことを報告した。

看護診断を学び実践に生かすために

'広瀬千也子，細谷恵子,小池智子'

ナ－ス専科 Vol.14 （ 8 ） 22-24 1994年08月

研究論文（学術雑誌）, 単著

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慶應義塾大学病院看護部における看護診断導入のいきさつ，および臨床実践に生かすために取り組んできた事柄，すなわち，導入期におけるロイ看護モデルを用いた定期的な勉強会，記録方法の決定，次いで定着期におけるカンファレンスによる看護診断の妥当性の検討，看護記録監査などについての活動を紹介した。

引き継ぎ廃止による看護の能率と看護婦の意識の変化

井上佳子，千尋輝乃，小池智子

慶應義塾塾監局紀要 Vol．21   37-40 1994年04月

研究論文（大学，研究機関等紀要）, 単著

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看護記録と看護カンファレンスのシステムを整えた後に，各シフトの引き継ぎを廃止した。引き継ぎ廃止前後の直接看護時間の変化，および看護婦の看護に対する意欲の変化を知るために，看護婦に自記式調査を行った。その結果，引き継ぎ廃止前に比べて廃止後は，直接看護時間が増加し，さらに看護婦の看護意欲が高まっていることがわかった。