研究者詳細 - 伊香賀　俊治

研究発表 - 伊香賀　俊治

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A NEW CONCEPT OF TRANSPIRATION COOLING SYSTEM FOR CREATING A COOLING-AIR SOCIETY

Terashima Kohei, Seya Atsushi, Sato Haruki, Ikaga Toshiharu

グランド再生可能エネルギー国際会議論文集,

2018年

口頭発表（一般）, 特定非営利活動法人再生可能エネルギー協議会

Temperature of urban areas has increased since about 100 years ago. It would be needed to develop a new urban device to compensate artificial surface of urban areas by cooling air like leaves of plants. We have applied porous ceramics to a new concept of the cooling device, which can work as leaves of plants. It is a transpiration cooling system. We have already developed a testing device for confirming the thermal performance aiming 2 kW cooling capacity using porous ceramics and confirmed that the cooling ability has already exceeded 2 kW in intermediate seasons and the exhaust-air temperature is lower than ambient temperature in summer. By replacing out-door unit of small-capacity cooling tower or out-door unit of cooling devices, the proposed cooling system can create the non-exhaust heat thermal systems of refrigerating, air-cooling devices, power generator, and PVT solar panels etc.

幼稚園の温熱環境が園児の身体活動・運動能力に及ぼす影響

白石冴香, 伊香賀俊治, 中島侑江

空気調和・衛生工学会大会学術講演論文集,

2018年

口頭発表（一般）, 公益社団法人空気調和・衛生工学会

要介護高齢者の冬季住宅内温熱環境と血圧に関する多変量解析

小野万里, 伊香賀俊治, 中島侑江, 白石冴香, 松本実紗

空気調和・衛生工学会大会学術講演論文集,

2018年

口頭発表（一般）, 公益社団法人空気調和・衛生工学会

要介護高齢者数は年々増加傾向にあり、高齢者が多くの時間を過ごす住宅の寒冷な温熱環境が高血圧の要因であることが報告されている。本研究では、要介護状態を検討する上で重要な指標である冬季の血圧について、個人属性の影響を考慮するため、実態調査に基づく多変量解析を行った。その結果、個人属性の影響を考慮した上でも、寒冷な住宅に居住する者は温暖な住宅に居住する者と比較して冬季の収縮期血圧が高い可能性が示された。

要介護高齢者の冬季住宅内温熱環境とFrailの構成概念に関する実態調査

中島侑江, 伊香賀俊治, Schmidt Steven, 小野万里, 星旦二, 安藤真太朗

空気調和・衛生工学会大会学術講演論文集,

2018年

口頭発表（一般）, 公益社団法人空気調和・衛生工学会

冬季室温の主観評価がFrail（虚弱）の構成概念である閉じこもり、転倒、低栄養のリスクのうち、特にどの概念と関連が強いのかを検討するため、要介護高齢者を対象とした実態調査を実施した。分析有効サンプル264名を冬季の住宅室温に対して寒いと感じる頻度に基づき二分し比較した。その結果、冬季主観評価との関連が認められたのは転倒リスクであ理、冬季に住宅が寒いことで転倒のリスクが高まることが示唆された。

被災の可能性がある居住者の不安の軽減効果を考慮した自立分散型エネルギーシステムの費用便益評価

佐藤亮太, 伊香賀俊治, 武田晃成, 笹本太郎

空気調和・衛生工学会大会学術講演論文集,

2018年

口頭発表（一般）, 公益社団法人空気調和・衛生工学会

近年、都市の低炭素化と災害に対するレジリエンスの向上を目的として、分散型自立型エネルギーシステムの導入が進められている。しかし、ステークホルダー間の費用と便益の配分の難しさから、システムの導入は進んでいない。本研究では、住民の被災可能性に対する不安の軽減効果をエネルギーシステムの重要な便益と位置づけ、これを貨幣価値で評価した。さらに、不安の軽減価値を考慮した分散型自立エネルギーシステムの費用便益配分について分析した。

生徒の活動習慣と教室環境が学習効率に及ぼす影響についての実態調査

加藤秀弥, 伊香賀俊治, 村田義郎, 清水賢, 市原真希, 張本和芳, 岡崎愛, 関紅美花

空気調和・衛生工学会大会学術講演論文集,

2018年

口頭発表（一般）, 公益社団法人空気調和・衛生工学会

近年、グローバリゼーションと少子化・高齢化の進展により教育が重要化している。近年では、身体活動によって生徒の学習効率が向上する可能性が示されている。一方でこれまでの研究は、身体活動と学習効率の関係のみに焦点を当てており、教室の環境満足度などを含めた包括的な検討は不十分である。本研究では、2017年に実施した実中学校調査の結果から、生徒の活動習慣や教室環境満足度が学習効率に及ぼす影響を分析した。

床近傍の低温環境が知的生産性に及ぼす影響に関する夏季被験者実験

岡崎愛, 伊香賀俊治, 三浦眞由美, 上田悠, 太宰龍太, 水谷佳奈

空気調和・衛生工学会大会学術講演論文集,

2018年

口頭発表（一般）, 公益社団法人空気調和・衛生工学会

夏季における床近傍の低温環境が知的生産性に及ぼす影響を検証するために、被験者実験を実施した。床近傍の低温環境は、寒さ、不快感、温熱不満をもたらし、単純作業の知的生産性を低下させる可能性が示された。また、床近傍の低温環境下では冷えの自覚率が高く、被験者9名中8名の足首・足の甲の皮膚温が低下していた。さらに、冷えを自覚した場合、集中力が低下する可能性が示された。以上より、床近傍を温暖に保つことにより、冷えの解消、集中力の維持に繋がり、知的生産性低下を抑制できる可能性が考えられる。

40020 ベースライン調査時点の家庭血圧と室温の関係住宅の断熱化と居住者の健康への影響に関する全国調査その3

海塩渉, 伊香賀俊治, 村上周三, 苅尾七臣, 藤野善久, 安藤真太朗, 久保達彦, 鈴木昌

環境工学I,

2017年07月

口頭発表（一般）, 日本建築学会

40538 中山間地域におけるフィールド調査に基づく循環器疾患発病リスクの研究（その3） 4年間の生存データによる死亡リスクの検証

前川拓美, 安藤真太朗, 伊香賀俊治, 星旦二, 海塩渉

環境工学I,

2017年07月

口頭発表（一般）, 日本建築学会

室温と生存データに基づく循環器疾患リスクに基づくCox比例ハザード分析

前川拓美, 安藤真太朗, 伊香賀俊治, 星旦二, 海塩渉

日本建築学会研究報告. 九州支部. 1, 構造系,

2017年03月

口頭発表（一般）, 日本建築学会

木質内装空間が自律神経状態を介して知的生産性に及ぼす影響に関する被験者実験

西村三香子, 伊香賀俊治, 平田潤一郎

空気調和・衛生工学会大会　学術講演論文集,

2017年

口頭発表（一般）, 公益社団法人空気調和・衛生工学会

幼稚園の室内環境と保育士の健康・労働満足度との関連

白石冴香, 伊香賀俊治, 林侑江, 石渡拓也, 倉部豊弘

空気調和・衛生工学会大会　学術講演論文集,

2017年

口頭発表（一般）, 公益社団法人空気調和・衛生工学会

In recent years, many childminders complain of anxieties of physical and mental health. This study aimed to examine the effect of indoor environment of kindergarten on childminder’s health and job satisfaction. Field surveys were conducted at summer and winter in 2016 in six kindergartens. As a result, we showed that childminders who had higher score of subjective evaluation of the interior and thermal environment had better health condition and job satisfaction.

冬季の床近傍室温が冷えを介して知的生産性に及ぼす影響

岡崎愛, 伊香賀俊治, 平田潤一郎, 西村三香子

空気調和・衛生工学会大会　学術講演論文集,

2017年

口頭発表（一般）, 公益社団法人空気調和・衛生工学会

執務者の知的生産性向上は多大な経済効果をもたらし、室内温熱環境は知的生産性に大きな影響を与えると指摘されている。また、床近傍の低温環境が温熱不満や皮膚温低下に繋がることから、床近傍室温が冷えを介して知的生産性に及ぼす影響の検証を目的とし、被験者実験を行った。床近傍の低温環境は、足元の皮膚音低下、不快感を伴う冷えを生じさせ、知的生産性を低下させる可能性が示された。

Effects of the housing envelope and living behaviour on body temperature in the elderly: A field survey

Kurabe, T. and Hoshi, T. and Hayashi, Y. and Ikaga, T.

Healthy Buildings Europe 2017,

2017年

口頭発表（一般）, Healthy Buildings Europe 2017

In Japan, 50 % of heatstroke patients transported to hospital by ambulance are elderly. Most cases of heatstroke in the elderly occur at home. Accordingly, this study aimed to determine the relationship between the indoor thermal environment and body temperature as a critical cause of heatstroke in the elderly. A field survey comprising actual measurements and a questionnaire survey was conducted in summer 2015. The night-time standard new effective temperature (SET*) was found to be higher in multi-unit houses than detached houses, and was higher on the top floor than middle and lowest floors. Furthermore, the sublingual temperature increased by 0.03 °C per 1.0 °C increase in night-time SET*. These results will help proposals aimed at reducing the risk of heat stroke in the elderly.

Experimental study on blood-pressure effect of thermal insulation and flooring in winter

Ishiwata, T. and Hirata, J. and Nakajima, Y. and Hayashi, Y. and Ikaga, T.

Healthy Buildings Europe 2017,

2017年

ポスター発表, Healthy Buildings Europe 2017

Human physiology dictates that the sole temperature drops by touching a cold floor in a poor insulation, whereupon the peripheral temperature receptor stimulates the sympathetic nervous system, leading to an increase in Blood Pressure (BP) due to vasoconstriction. Furthermore, flooring material affects perceived thermal sensation. This study aims to analyse the relationship between floor temperature, flooring material and BP. 10 healthy male university students and 13 middle-aged men participated in this study, which was conducted in October 2015. The floor temperature was 21.2 °C in a well-insulated room compared with 17.2 °C in an uninsulated. In the younger, the average BP was insensitive to floor temperature. In the older, however, BP rose by about 3.7 mmHg with solid wood flooring and by about 7.5 mmHg with vinyl after an hour in the uninsulated. Despite this, a significant difference in BP elevation was not confirmed between floor materials.

介護施設の湿度環境と入居者の口腔内乾燥感の順序ロジスティック回帰分析

林侑江, 伊香賀俊治, 安藤真太朗, 星旦二

空気調和・衛生工学会大会　学術講演論文集,

2017年

口頭発表（一般）, 公益社団法人空気調和・衛生工学会

実態調査に基づき介護施設の湿度環境と入居者の口腔内乾燥間の関連を検証した。調査対象の27施設を測定された冬季の湿度に基づき乾燥群、湿潤群の2群に分類し、入居者の口腔内乾燥感を比較して結果、湿潤群の入居者は口腔内が潤っている傾向にあった。この傾向は順序ロジスティック回帰分析を用いて個人属性及び口腔ケアの取り組みの影響を調整した上でも同様に確認された。

年齢構成と人口密度を考慮した国内基礎自治体における地方財政と都市環境品質の関係

藤田省一郎, 村上周三, 伊香賀俊治, 川久保俊

空気調和・衛生工学会大会　学術講演論文集,

2017年

口頭発表（一般）, 公益社団法人空気調和・衛生工学会

国内では都市の総合環境性能を評価する「CASBEE-都市」が都市開発のPDCAサイクルにおけるCheckの役割を果たしているが、Doつまり都市施策に着目して定量的に分析した事例は少ない。そこで、国内自治体の実情に即すため高齢化率とDID人口比率より都市を類型化し、各類型都市の都市環境品質・活動度Qについて因子分析を実施した。また、各類型都市について地方財政とQに関する因子の相関係数に着目し関係を把握した。

地域レベルの自立分散型エネルギーシステムがもたらす災害時の生活継続性向上効果の貨幣価値評価

佐藤亮太, 伊香賀俊治, 大束開智

空気調和・衛生工学会大会　学術講演論文集,

2017年

口頭発表（一般）, 公益社団法人空気調和・衛生工学会

近年、災害への対策として、地域レベルの自立分散型エネルギーシステムの導入が推進されている。地域レベルの対策は初期投資が大きく、実現のためにはそれをカバーできる多様な便益の定量的な把握が重要となる。そこで本研究では、生活継続性の評価手法を構築し、居住者へのアンケート調査の結果を用いて、地域レベルの自立分散型エネルギーシステムが導入された仮想の地区における災害時の生活継続性向上効果を貨幣価値で評価した。

自治体におけるSDGs導入に向けた枠組みに関する研究

川久保俊, 村上周三, 藤野純一, 伊香賀俊治, 浅見泰司

日本建築学会大会学術講演梗概集,

2017年

口頭発表（一般）

建築物の総合環境性能評価手法CASBEEに関する研究（その132）　CASBEE-都市（世界版）を用いた世界188カ国の発展パターンの分類

藤田省一郎, 伊香賀俊治, 村上周三, 川久保俊, 浅見泰司, 藤野純一, 山崎潤也, 鈴木健太郎

環境工学I,

2016年08月

口頭発表（一般）, 日本建築学会

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