研究発表 - 伊香賀　俊治

オフィス内歩行活動による知的生産性向上効果に関する被験者実験

小川 聡, 伊香賀 俊治, 市原 真希, 張本 和芳

空気調和・衛生工学会大会　学術講演論文集, 

2016年

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口頭発表（一般）, 公益社団法人 空気調和・衛生工学会

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<p>近年示されつつある歩行等の軽運動が脳の活性化により知的生産性向上をもたらす可能性について、オフィスレベルにおける歩行活動による効果を被験者実験にて検証した。実験の結果、歩行を行わず安静とするケースに比べ、階段昇降を行うケースで交感神経系の活性化と歩行後の作業成績向上傾向が確認された。さらに実執務者に対し歩行活動の実態調査を行ったところ、約8割の執務者が階段昇降相当の歩行活動により知的生産性向上の恩恵を得られる可能性が示された。</p>

都市郊外高齢者の六年間死亡率と関連する屋内外環境支援得点

星 旦二, 伊香賀 俊治, 伊藤 史子, 白石 靖幸, 安藤 真太朗

空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集, 

2016年

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口頭発表（一般）, 公益社団法人 空気調和・衛生工学会

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<p>都市郊外に居住する成人の社会的健康は、屋内外環境と地域健康支援環境に支えられる精神的健康を踏まえ、身体的健康を経由して規定されることが示唆された。また、屋内外健康支援環境得点が優れている地域では、その地域に住む65-74歳の六年間の死亡率が統計学的に有意に低いという関連が示された。</p>

都市環境と学校・地域活動によって影響される児童の身体活動量のマルチレベル分析

近江 聡子, 伊香賀 俊治

空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集, 

2016年

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口頭発表（一般）, 公益社団法人 空気調和・衛生工学会

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<p>児童の身体活動量の増加に向けて、個人の生活習慣改善だけでなく、社会的なアプローチが必要とされている。そのため、本研究では児童の身体活動に影響を与える地域環境要因を明らかにし、児童の健康向上に向けたまちづくりに貢献することを目的としている。アンケート調査及び活動量の実測調査より、マルチレベル分析を実施し、児童の歩数に外遊びの頻度といった生活習慣に加え、自然環境といった地域環境が影響を与えることを示唆した。</p>

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身体・認知機能測定による室温の虚弱影響の経年分析

篠原 幸志朗, 安藤 真太朗, 伊香賀 俊治, 樋野 公宏

空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集, 

2016年

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口頭発表（一般）, 公益社団法人 空気調和・衛生工学会

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<p>本研究は経年実測調査によって温熱環境の高齢者虚弱要因に対する影響について検証を行った。ベースライン調査時点のデータでロジスティック回帰分析を実施した結果、3時居間室温が11℃未満の者は11℃以上の者に比べて、認知機能では4.3倍、身体機能では13.5倍（身体機能は女性のみ）低機能となるリスクを有していた。また経年分析の結果、認知・身体機能が低下していた群は維持群と比較して寒冷な環境下で生活している傾向が示された。</p>

睡眠の質と日中の知的生産性を高める住宅内装木質化率に関する被験者実験

西村 三香子, 伊香賀 俊治, 平田 潤一郎, 土屋 遼太

空気調和・衛生工学会大会　学術講演論文集, 

2016年

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口頭発表（一般）, 公益社団法人 空気調和・衛生工学会

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<p>住宅の内装木質化は睡眠中のリラックス状態を介し、良質な睡眠と日中の知的生産性向上をもたらすと考えられる。また、木材使用量により影響が異なると考えられる。そこで、被験者実験を通して内装木質化および木質化率の違いが睡眠や日中の知的生産性に及ぼす影響を検証した。その結果、適切な割合の木材使用が深睡眠中のリラックス状態や深睡眠時間の延伸をもたらし、疲労回復と日中の知的生産性向上をもたらす可能性が示された。</p>

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熱中症リスクの観点から見た住まい・住まい方と高齢者の生理指標の実態

倉部 豊弘, 伊香賀 俊治, 星 旦二, 中島 雄介, 林 侑江

空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集, 

2016年

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口頭発表（一般）, 公益社団法人 空気調和・衛生工学会

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<p>Heatstroke of elderly is a serious problem every year. Then, indoor thermal environment in which elderly live have attracted attention. However, comprehensive research dealing with the elderly's body temperature, sweat rate and total body water is insignificant. In this study, field survey on these physiological indices of elderly and indoor thermal environment was conducted in summer 2015. As a result, correlation of indoor thermal environment and elderly's physiological indices is revealed.</p>

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欧州各都市の大気質が住民の疾病別粗死亡率に及ぼす影響の時系列分析

山崎 潤也, 伊香賀 俊治, 村上 周三, 川久保 俊

空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集, 

2016年

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口頭発表（一般）, 公益社団法人 空気調和・衛生工学会

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<p>欧州260の都市を対象に、大気質が住民の健康状態に及ぼす影響度を定量化するとともにその長期的なスパンの長さを特定した。EurostatとOECDの統計情報を参照することで大気質と疾病別粗死亡率の指標のデータを年次ごとに収集し、それらの因果関係を検証した。分析の結果、PM10とオゾンの濃度が影響を及ぼす疾患が明らかとなり、それらが顕在化する潜伏期間には2通りあることが示唆された。これより、大気質が人体に及ぼす影響を把握する一助となる知見が得られた。</p>

欧州各都市における大気質と住民の環境満足度との関係性の検証

藤田 省一郎, 伊香賀 俊治, 村上 周三, 川久保 俊, 山崎 潤也, 鈴木 健太郎

空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集, 

2016年

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口頭発表（一般）, 公益社団法人 空気調和・衛生工学会

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<p>今後の都市化に伴う環境負荷増大を見込んで住民の環境に対する満足度がますます重要になる。そこで、欧州各都市における都市大気質の指標や住民の環境満足度に対するアンケート調査結果をEurostatやOECD.Statより収集し両者の関係性について把握する。アンケート結果は4段階評価であるため加重平均を用いて数値化する。また、両者の関係性は相関分析を用いて把握する。結果としてPM10やNO2と環境満足度との間に相関が多く見られた。</p>

構造方程式モデリングに基づく二次医療圏・傷病別入院患者割合の因果構造分析

鈴木 健太郎, 伊香賀 俊治, 村上 周三, 川久保 俊

空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集, 

2016年

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口頭発表（一般）, 公益社団法人 空気調和・衛生工学会

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<p>国内における二次医療圏域を対象として、「心疾患」、「脳血管疾患」、「呼吸器系疾患」により入院している患者割合に影響を及ぼす生活の諸条件の特定を、様々な統計情報を用いることによって試みた。検証的因子分析の結果より、いずれも三つの観測変数から構成される『気温』、『都市環境』、『住環境』、『地域環境』、『生活習慣』の潜在変数が作成された。これらが三疾患に与える影響度を比較すると『住環境』の標準化推定値が最も大きいことが明らかとなった。</p>

建築物の総合環境性能評価手法CASBEEに関する研究（その132）：CASBEE-都市（世界版）を用いた世界188カ国の発展パターンの分類

藤田省一郎, 伊香賀俊治, 村上周三, 川久保俊, 浅見泰司, 藤野純一, 山崎潤也, 鈴木健太郎

日本建築学会大会学術講演梗概集, 

2016年

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口頭発表（一般）

建築物の総合環境性能評価手法CASBEEに関する研究（その131）：CASBEE-都市（世界版）を用いた世界各都市の評価

山崎潤也, 伊香賀俊治, 村上周三, 川久保俊, 浅見泰司, 藤野純一

日本建築学会大会学術講演梗概集, 

2016年

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口頭発表（一般）

建築物の総合環境性能評価手法CASBEEに関する研究（その130）：CASBEE-都市（世界版）開発の基本理念と枠組み

川久保俊, 村上周三, 伊香賀俊治, 浅見泰司, 藤野純一

日本建築学会大会学術講演梗概集, 

2016年

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口頭発表（一般）

幼稚園の温熱環境が幼児の身体活動量に与える影響

生方 萌佳, 伊香賀 俊治, 平田 潤一郎, 林 侑江

空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集, 

2016年

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口頭発表（一般）, 公益社団法人 空気調和・衛生工学会

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<p>Recently, children's physical strength is decreased.This study aimed to examine the relationships between physical activity and indoor thermal environment among Japanese preschool children. Research was conducted in winter as actual measurements at 5 kindergartens. As a result, cold air temperature near the floor and difference of temperature between nursing room and restroom were significantly associated with reduction of children's physical activity.</p>

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• CiNii Research

居住者満足感に基づく変動空調制御技術の開発 （第7報）実オフィスにおける居住者の生理心理変化と作業効率

青木 世奈, 伊香賀 俊治, 三浦 眞由美, 原山 和也, 水谷 佳奈

空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集, 

2016年

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口頭発表（一般）, 公益社団法人 空気調和・衛生工学会

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<p>既報では、変動空調制御技術実用化に向けて、2013年夏期に実オフィスにおいて実施した検証実験の概要と社員アンケート調査結果より、室温変動制御による温熱満足感と省エネ性の評価について報告した。一方で居住者の心理・生理・知的生産性に関する分析は行われていない。そこで本報では、室温変動ケースと室温一定ケースにおける心理・生理・知的生産性について、社員アンケートと被験者実験の結果から比較を行う。</p>

居住者満足感に基づく変動空調制御技術の開発 （第6報）実オフィスにおける居住者満足感とエネルギー消費量

水谷 佳奈, 三浦 眞由美, 原山 和也, 伊香賀 俊治, 青木 世奈

空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集, 

2016年

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口頭発表（一般）, 公益社団法人 空気調和・衛生工学会

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<p>本研究は省エネルギーと知的生産性の両立に向け、居住者満足感を考慮した変動空調制御を開発することを目的とし、変動空調制御技術実用化に向けて2013年夏期に実オフィスにおいて検証実験を実施した。制御ロジックの性能・居住者への影響（知的生産性、快適性、満足度）・省エネ効果を確認し、変動空調制御技術の有効性の明示と普及の一助としたい。</p>

40014 高齢者の中高強度歩行活動量を規定するコミュニティの要因分析(地域環境,環境工学I,学術講演会・建築デザイン発表会)

世良 瞳子, 伊香賀 俊治, 安藤 真太朗, 小熊 祐子, 樋野 公宏, 近江 聡子

学術講演梗概集, 

2015年09月

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口頭発表（一般）, 一般社団法人日本建築学会

• CiNii Research

40509 建築物の総合環境性能評価手法CASBEE に関する研究(その126) : CASBEEスコアと知的生産性の経済効果に関する調査(CASBEE,環境工学I,学術講演会・建築デザイン発表会)

伊藤 雅人, 村上 周三, 伊香賀 俊治, 林 立也, 高井 啓明

学術講演梗概集, 

2015年09月

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口頭発表（一般）, 一般社団法人日本建築学会

40475 世界主要都市における住民の平均寿命と乳児死亡率を規定する環境要因分析(健康(3),環境工学I,学術講演会・建築デザイン発表会)

山崎 潤也, 伊香賀 俊治, 村上 周三, 川久保 俊, 瀧上 柾

学術講演梗概集, 

2015年09月

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口頭発表（一般）, 一般社団法人日本建築学会

• CiNii Research

40466 全国市区町村における要介護者割合を規定する住環境要因分析(健康(2),環境工学I,学術講演会・建築デザイン発表会)

鈴木 健太郎, 伊香賀 俊治, 村上 周三, 川久保 俊, 瀧上 柾

学術講演梗概集, 

2015年09月

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口頭発表（一般）, 一般社団法人日本建築学会

40465 地域環境と高齢者主観的健康感の経年変化との関連(健康(2),環境工学I,学術講演会・建築デザイン発表会)

生方 萌佳, 伊香賀 俊治, 安藤 真太朗, 川村 健一, 星 旦二, 伊東 一, 近江 聡子

学術講演梗概集, 

2015年09月

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口頭発表（一般）, 一般社団法人日本建築学会