論文 - 小川　誠一郎

Selective p-Toluenesulfonylation of myo-Inositol Derivatives

T.Suami，S.Ogawa and S.Oki

Bull.Chem.Soc.Jpn. 1971年05月

共著

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構造の確定したスルホニル誘導体を用いて，myo-イノシットの水酸基の反応性を調べて，その順位を決めることができた。

Aminocyclitols, XXⅦ.Preparation of Deoxyinosamines from vibo-Quercitol

T.Suami，S.Ogawa，K.Yabe and M.Uchida

Bull.Chem.Soc.Jpn. 1971年05月

共著

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vibo-クェルシットを臭素化すると1種のブロモクェルシットが得られた。これより出発して，3種類のデオキシイノサミンが得られた。構造を1H-NMRにて決定した。求核置換反応の溶媒効果についても言及した。

Preparation of p-Toluenesulfonyl Derivatives of myo-Inositol

T.Suami，S.Ogawa and S.Oki

Bull.Chem.Soc.Jpn. 1971年05月

共著

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ジ-O-トシル-myo-イノシットをさらに選択的にトシル化することにより，新しいトリスルホネートを2種，テトラスルホネートを1種合成して構造をNMRにて決定した。

Aminocyclitols, XXV.Synthetic Studies on Streptamine and Its Analogs

T.Suami，S.Ogawa，H.Sano and N.Kato

Bull.Chem.Soc.Jpn. 1971年02月

共著

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容易に得られたmyo-イノサジアミン-1，3を選択的にアセチル化したのち，2位をスルホニルエステルとし，アセテートあるいはアジドイオンにて置換して，ストレプタミンならびに2-アミノ-2-デオキシストレプタミンを合成した。

p-Toluenesulfonylation of 1,2-O-Cylohexylidene-myo-inositol

T.Suami，S.Ogawa，T.Tanaka and T.Otake

Bull.Chem.Soc.Jpn. 1970年10月

共著

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1，2-O-シクロヘキシリデン-myo-イノシットをピリジン中で塩化p-トルエンスルホニルで処理し，1種のモノ，3種のジ，3種のトリ，1種のテトラスルホネートを合成した。

Aminocyclitols，XXⅣ.Synthesis of Inosamines from Bromodeoxyinositols

T，Suami，S.Ogawa and M.Uchida

Bull.Chem.Soc.Jpn. 1970年06月

共著

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myo-イノシットと臭化アセチルとの反応で得られた4種のプロモデオキシイノシットから出発して，アジド化，還元を経て6種のイノサミンを合成した。構造をNMRにて決定した。

Aminocyclitols，XXⅡ.A Synthesis of Actinamine and Hyosamine

T.Suami，S.Ogawa and H.Sano

Bull.Chem.Soc.Jpn. 1969年12月

共著

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myo-イノシットの1,3-ジスルホネートをメチルヒドラジンあるいはジメチルヒドラジンと反応せしめ，つづいて水素化することにより，前者からヒオサミン前駆体，後者からアクチナミンが得られた。

Proton Magnetic Resonance Studies of Specifically Deuterated Sucrose Acetate

T.Suami，T.Otake，S.Ogawa，T.Shoji and N.Kato

Bull.Chem.Soc.Jpn. 1969年10月

共著

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ショ糖の全アセチル誘導体のNMRを解析する目的で，特定のアセチル基を重アセチル基に変換し，NMRスペクトル上，アセチル基に基づくシグナルの帰属を一部明らかにした。

Chemistry of Aminocyclitols

有機合成化学協会誌 1969年08月

単著

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アミノサイクリトールの化学について，命名法，構造，存在，構造決定，合成などについて詳述した。

Aminocyclitols.XⅦ.Synthesis of myo-Inosadiamine-1,3 and its Derivatives

T.Suami，S.Ogawa，S.Naito and H.Sano

J.Org.Chem. 1968年02月

共著

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1,3-ジ-O-トシル-myo-イノシトールをヒドラジンで処理すると，1,3-ヒドラジノ体が生成し，これをラネーニッケルで水素化すると容易にmyo-イノサジアミン-1,3が得られた。これは抗生物質の構成成分である。

Aminocyclitols.XⅦ.A Facile Synthesis of　2-Deoxystreptamine

T.Suami，F.W.Lichtenthaler，S.Ogawa，H.Sano and Y.Nakashima

Bull.Chem.Soc.Jpn. 1967年11月

共著

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myo-イノサジアミン-1,3を選択的に臭素化し，これを脱臭素化することにより，好収率で2-デオキシストレプタミンを合成することができた。臭素化の反応機構についても考察した。

Aminocyclitols.XⅥ.A Synthesis and Configurational Study of Dibromodideoxyinosamine

T.Suami，S.Ogawa，Y.Nakashima and H.Sano

Bull.Chem.Soc.Jpn. 1967年07月

共著

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epi-イノサミン-2を臭化アセチルで臭素化すると，一種類のジブロモ体が生成した。1H NMRならびに化学反応によって構造が推定された。アミノ基に接するトランス位の水酸基が選択的に臭素化されることが判った。

Aminocyclitols.XV.The Synthesis of 2-Deoxystreptamine

T.Suami，S.Ogawa and H.Sano

Tetrahedron Lett. 1967年05月

共著

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myo-イノシットから容易に得られるmyo-イノサジアミン-1,3を選択的に臭素化し，つづいて脱臭素化することにより，簡便に2-デオキシストレプタミンを合成することに成功した。

Aminocyclitols，XⅣ.The Synthesis of Streptamine and Actinamine

S.Ogawa，T.Abe，H.Sano，K.Kotera and T.Suami

Bull.Chem.Soc.Jpn. 1967年05月

共著

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epi-イノシットから得られたmyo-4,6配置をもつジアジド化合物から出発して，ストレプタミンとエピストレプタミンを合成した。後者はN-メチル化することによりアクチナミンに導かれた。

Aminocyclitols.XⅡ.A Convenient Synthesis of Actinamine

T.Suami and S.Ogawa

Bull.Chem.Soc.Jpn. 1967年02月

共著

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myo-イノシットのジスルホネートをヒドラジン処理し，生成物をそのまま還元すると，epi-ストレプタミンが得られた。これをN-メチル化してアクチナミンを簡便に合成することができた。

Aminocyclitols.XⅢ.A Synthetic Studies on Streptamine

T.Suami and S.Ogawa

Bull.Chem.Soc.Jpn. 1966年12月

共著

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epi-イノシットから得られたmyo-イノサジアミン-4,6のN-アセチル体をHeyns酸化し，つづいてアマルガムで還元することにより，ストレプタミンを合成することに成功した。

Aminocyclitols.XI.Synthesis of muco-Inosadiamines and muco-Inosatetraamine

T.Suami，F.W.Lichtenthaler and S.Ogawa

Bull.Chem.Soc.Jpn. 1966年11月

共著

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myo-イノシットのモノスルホネートから容易に得られるmuco-イノシットを保護化し，スルホネートに導き，アジド化，水素化を行い，アミノ基を導入した。muco-イノシット類の配座解析も行った。

Aminocyclitols.Ⅸ.The Facile Synthesis of Streptamine

T.Suami and S.Ogawa

Bull.Chem.Soc.Jpn. 1965年09月

共著

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epi-イノシットから得られたmyo-イノサジアミン-4,6をN-アセチル化し，酸化，アマルガム還元を行い，ストレプタミンを合成することができた。

Aminocyclitols.Ⅷ.A Synthesis of Inosamines and Inosadiamines

T.Suami，F.W，Lichtenthaler and S.Ogawa

Bull.Chem.Soc.Jpn. 1965年06月

共著

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myo-イノシットのモノおよびジスルホネートを出発原料とし，アジドイオンとの求核置換反応，還元により，1種のイノサミンと2種のイノサジアミンを合成し，NMRスペクトルにより構造決定した。

Synthesis and High Resolution NMR Analysis of 2,3-Diaminocyclohexanol

T.Suami and S.Ogawa

Pro.Fujihara Mem.Fac.Eng.，Keio Univ. 1965年06月

共著

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N-アセチル-2-アミノ-1,3-シクロヘキサンジオールのジスルホネートをアジドイオンと反応させると1個のアジド基をもつ化合物が得られた。これを還元してジアミノシクロヘキサノールに導いた。構造をNMRスペクトルにて決定した。