論文 - 飯田　訓正

ガソリンとメタノールの予混合火炎からのラジカル発光の比較研究

飯田訓正，久保進，木戸口和浩

飯田「セラミック・２サイクル・メタノールエンジン」プロジェクト 研究概要集 （(財)神奈川科学技術アカデミー）  飯田プロジェクト 研究概要集   111-123 1993年05月

研究論文（研究会，シンポジウム資料等）, 共著

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燃焼反応や火炎構造を解明する上で，火炎中に存在するラジカルを検出することは極めて重要である．本研究では燃焼場でのラジカル発光計測による燃焼診断の可能性について，検討したものである．ガソリン，メタノール，メタンと空気の予混合火炎からの発光スペクトル計測を行い，火炎中に存在するラジカル種の同定を行った．メタノールに対してはOH，CHラジカル発光が，ガソリン，メタンに対してはOH，CH，C2ラジカル発光が，計測可能な発光強度を持つことを見出した．さらにこれらのスペクトル強度に対する当量比，予混合気温度の影響および燃料依存性について明らかにした．各燃料とも，２つのラジカルの発光強度比が当量比に対して線形性を有する組合せがあり，ラジカル発光の計測による燃焼場での当量比予測の可能性を示した．

ラジカル発光計測によるメタノールATACエンジンの燃焼解析

飯田訓正，久保進，吉田行輝

飯田「セラミック・２サイクル・メタノールエンジン」プロジェクト 研究概要集 （(財)神奈川科学技術アカデミー）  飯田プロジェクト 研究概要集   137-149 1993年05月

研究論文（研究会，シンポジウム資料等）, 共著

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本研究はメタノールを燃料とするATAC(Active Thermo-atomosphere Combustion)運転時における２ストロークエンジンの燃焼機構を明らかにすることを目的とする．ラジカル発光像計測システムを試作し，シリンダーヘッドに石英製の窓を設けた可視化エンジンを用いて，火炎点火に始る通常燃焼とATACの場合についてラジカル発光像の計測を行った．その結果，通常燃焼の場合は火炎伝播により燃焼が進行するに対し，ATACの場合は，燃焼室全体の領域で着火が生じ，その後バルク状に極めて均質な燃焼反応が進行することを見い出した．

雰囲気条件がすすの生成・消滅に及ぼす影響↓（急速圧縮装置によるディーゼル噴霧火炎の観察）

飯田訓正，渡辺　啓，大橋秀樹

日本機械学会論文集（Ｂ編） （(社)日本機械学会）  59巻 （ 第561号 ） 1746-1752 1993年05月

研究論文（研究会，シンポジウム資料等）, 共著, 査読有り

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急速圧縮装置により高温・高圧の雰囲気を作り，そこに実現した噴霧火炎を対象に雰囲気のガス組成（酸素，窒素，二酸化炭素），雰囲気の温度，火炎の温度について系統的な比較実験を行なった。雰囲気条件が燃焼過程とすすの生成・酸化，消滅過程に及ぼす影響について検討した。

高温燃焼下での微粒子、ＮＯxの挙動

飯田訓正

日本機械学会　研究協力部会RC107　ディーゼル機関の急速燃焼法の解明・制御と開発に関する研究分科会　研究成果報告書・Ⅰ（中間報告） （(社)日本機械学会）  1993年04月

研究論文（その他学術会議資料等）, 単著

「セラミック・２サイクル・メタノールエンジン」プロジェクト　ＣＭＥ調査会記録

飯田訓正

(財)神奈川科学技術アカデミー （(財)神奈川科学技術アカデミー）  1993年03月

共著

燃焼発光計測によるメタノールＡＴＡＣエンジンの燃焼解析

飯田訓正

日本機械学会　研究協力部会RC102　次世代燃料とその最適利用法に関する研究分科会　研究成果報告書 （(社)日本機械学会）  1993年03月

研究論文（その他学術会議資料等）, 単著

公害の防止に関する調査研究成果報告書

飯田訓正

日本小型自動車振興会，(社)日本機械学会 （日本小型自動車振興会，(社)日本機械学会）  1993年03月

研究論文（その他学術会議資料等）, 共著

Surrounding Gas Effects on Soot Formation and Extinction - Observation of Diesel Spray Combustion Using a Rapid Compression Machine -

飯田訓正

SAE Transactions SAE Paper 930603 1993年03月

研究論文（研究会，シンポジウム資料等）, 単著, 査読有り

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急速圧縮装置を用いて高温・高圧の雰囲気を作り，そこに実現した高圧の燃料噴射による噴霧燃焼火炎を対象に，火炎の温度および火炎中のすす濃度を二次元のイメージ画像として計測する手法を開発，適用した。すなわち火炎発光を高速度カメラで記録し，二色法による火炎温度および火炎中のすすの指標となるＫＬ値についてコンピュータ解析を行った。本研究により，雰囲気の温度，雰囲気の組成，特にＣＯ2，Ｎ2，Ｏ2等のすす生成と消滅に及ぼす影響が明らかにされた。

雰囲気条件による噴霧燃焼と微粒子の制御

飯田訓正

文部省科研費重点領域研究「燃焼機構」研究成果論文集 （文部省科研費重点領域研究「燃焼機構」総括班）     209-216 1992年03月

研究論文（その他学術会議資料等）, 共著

使用過程車排出ガス検査技術

飯田訓正

使用過程車排出ガス検査技術検討委員会報告書 （(財)日本自動車輸送技術協会）  1992年03月

共著

メタノール自動車導入に関する調査研究

飯田訓正

「メタノール自動車導入に関する調査研究」専門委員会，特別委員会，研究報告書 （(財)運輸経済研究センター）  1992年03月

共著

セラミック・２サイクル・メタノールエンジン

飯田訓正

アカデミー第２研究室平成３年度研究成果報告書 （(財)神奈川科学技術アカデミー第2研究室）  1992年03月

共著

雰囲気条件による噴霧燃焼と微粒子の制御

飯田訓正

文部省科研費重点領域研究「燃焼機構」平成２年度研究成果報告書 （文部省科研費重点領域研究「燃焼機構」総括班）  1991年03月

研究論文（その他学術会議資料等）, 単著

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急速圧縮機内に実現した高温・高圧の雰囲気で噴霧燃焼を行ない，雰囲気のガス組成，温度，圧力が噴霧の燃焼過程および微粒子の生成・消滅過程に及ぼす影響を実験的に検討した調べた。

ディーゼル機関の診断法に関する研究報告

飯田訓正

(社)日本鉄道技術協会 （(社)日本鉄道技術協会）  1991年03月

研究論文（その他学術会議資料等）, 共著

セラミック・２サイクル・メタノールエンジン

飯田訓正

アカデミー第２研究室平成２年度研究成果報告書 （(財)神奈川科学技術アカデミー第2研究室）  1991年03月

単著

ＫＡＳＴにおけるセラミック・２サイクル・メタノールエンジンの研究

飯田訓正

日本機械学会　研究協力部会RC87　エンジンにおける新燃料と各種素材の有効利用法研究分科会　最終報告書 （(社)日本機械学会）  1991年02月

研究論文（その他学術会議資料等）, 共著

酸素および不活性ガス給気による直接噴射式ディーゼル機関の微粒子とＮＯxの低減効果

飯田訓正，渡辺潤二郎，津幡義道，佐藤豪

日本機械学会論文集（Ｂ編） （(社)日本機械学会）  56 （ 531 ） 3573-3579 1990年11月

研究論文（研究会，シンポジウム資料等）, 共著, 査読有り

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直接噴射式ディーゼル機関を対象に，吸気中の酸素濃度，ＥＧＲガスの濃度などいわゆる給気のガス組成が燃焼と微粒子排出の特性に及ぼす影響を実験的に明らかにした。指圧線図の３領域モデルによる熱力学的解析により，熱発生率と火炎温度履歴を求め，これらと酸素および二酸化炭素富化時の排気特性との関連について報告した。

酸素および不活性ガス吸気によるＤＩディーゼル機関の微粒子,ＮＯｘの低減

飯田訓正

日本機械学会　研究協力部会ＲＣ８６　高性能化ディーゼル機関の排出物低減に関する研究分科会研究成果報告書・Ⅱ （(社)日本機械学会）  1990年05月

研究論文（その他学術会議資料等）, 単著

ディーゼル噴霧周囲気体のエントレインメントに関する実験的研究

河鐘律 (東亜大学校工科大学) , 田辺秀明 (金沢工業大学工学部), 飯田訓正 (慶応義塾大学理工学部) 佐藤豪 (金沢工業大学工学部)

自動車技術会論文集 （(社)自動車技術会）   （ 44 ） 9-13 1990年04月

研究論文（研究会，シンポジウム資料等）, 共著, 査読有り

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ディーゼル噴霧周囲気体の流動速度に関する報告につづき，流動方向の時間経過及び流入時間，定常流入速度到達時間等の特性値を定義し，噴霧軸方向と半径方向へ詳細分布を表わした。

雰囲気条件による噴霧燃焼と微粒子の制御

飯田訓正

文部省科研費重点領域研究「燃焼機構」平成元年度研究成果報告書 （総括班）  1990年03月

研究論文（その他学術会議資料等）, 共著

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急速圧縮機内に実現した高温・高圧の雰囲気で噴霧燃焼を行ない，雰囲気のガス組成，温度，圧力が噴霧の燃焼過程および微粒子の生成・消滅過程に及ぼす影響を実験的に検討した。